まとめ

過去ログ141 2014/11/6 23:39

★土曜日 勝負レース 見解
東京9レース
アールプロセス
前走は時計の速い締まった軽い馬場。
勝ち馬ケイジータイタンがあまり手加減せずペースも緩めない展開で、一貫して速いラップを刻み続ける逃げとなり、向正面から捲りに動いた馬はたが、展開に影響はなく、最後まで先頭を譲らす押し切り勝ち。
走破タイムも1000万にしては速く、このレースでクビ差2着となった同馬も評価できる。

この馬は体が全体的にまだしっかりしていないため、レースで急がせるとバラバラになってしまう。
現時点ではゲートを出てからジックリと構える形が合っており、2走前のように短い距離では前半控えた分の距離を詰められない。
ゆったり走れる2100m向きで、叩かれた今回は勝ち負け濃厚。

★土曜日 ウイナーズネット
東京4レース
ドゥラメンテ
新馬戦は開幕週の内有利馬場となりました。
全体の隊列は縦長でしたが、ペースはスローで中団に馬群が固まっていました。
4コーナーで凝縮し、上がり3F勝負となって差し馬が浮上した結果でしたが、展開ではなく、上がり性能の優劣がそのまま着順となった印象です。
同馬は出脚が悪く後方からの競馬となり、道中は他馬を見てフワフワしており、更に行きたがる面を抑えられながら外を追い上げる形となりました。
追われてからの反応はひと息でしたが、勢いがついてからは1ケタ違う脚色を見せ、一度使われた今回は確勝級の1頭です。

ショウナンハルカス
新馬戦は5着に敗れましたが、陣営は「まだ子供で分かっていない面が多いですね。叩いてからの馬」と評しており、新馬戦は大目に見れます。
その新馬戦の内容は、適度に荒れて差し馬有利な馬場状態。
新馬戦らしく、序盤はかなりゆっくりした入りで、3コーナー手前から外枠の馬が捲ってスパートを始め、直線向くと一気の末脚勝負となりました。
抜け出した上位2頭の性能は確かで、上がりの適性がある馬でないと上位進出は難しい展開だったと言えます。


ヴェルデプラート
まだ全体的にバランスが悪い馬で、気持ちに体がついていない1頭。追われてから体が沈んで来ないのはまだ体がしっかりとしていない証拠です。
前走は序盤でシビアなテン争いがありましたが、向正面はかなりペースが緩んでコーナーで馬群が凝縮し、直線でほぼ横一線の展開。東京芝中距離にしては上がりが掛かる流れになり、勝ち馬だけが力強く抜け出す流れとなりました。2着以下は上がり平凡でバテた馬も多数おり、東京コースでしっかり走れなかった馬ばかりの番組だったといえ、この馬も3着とはいえ、大きな評価はできません。