まとめ

過去ログ148 2014/11/12 18:13

★土曜日 共通
東京11レース
武蔵野S
レッドアルヴィス

マイル戦で2勝していますが、マイルなら緩まないと苦しい印象があります。
3走前の三浦特別で不良馬場で質の高いスピード戦で甘くなっており、4走前の同世代同士のヒヤシンスSでも比較的タフな馬場で12.0 - 12.5 - 12.8 - 12.3 - 12.8というラップで消耗戦となり、後方から追走で脚を使わされて甘くなってしまいました。
この馬は軽い馬場でパフォーマンスを上げてきたため、その辺りで多少上積みはあると思いますが、古馬でどこまでやれるかが焦点となります。
スローペースで外から押し上げていく競馬ならチャンスはありますが、一貫ペースでこの面子なら苦しくなります。


キョウワダッフィー
ダートの戦績は(7,5,4,0)で馬券圏内を外したことが無い1頭。
ただ、距離はほとんどが1200m〜1400mでmダートのマイルは初めてとなります。
過去に人気を背負って馬券圏外となった馬はマイルへの距離実績が無い馬だっただけに、危険な人気馬候補となります。
1400mではかなり高いパフォーマンスを見せてきており、焦点は府中の1600mがどうかという点のみです。
一貫ペースなら問題なく力を発揮できるとは思いますが、緩んだところでの対応がカギとなります。
昨年の立夏Sは東京1400稍重で時計が出やすい状況となり、11.8 - 12.0 - 11.5 - 12.1と平均ペースからのL2最速戦。
ペースを引き上げて最速11.5でトップスピードを要求される形となり、好位の外目から直線に入ると最速地点で伸びてL2で先頭列に並びかけ、L1序盤で抜け出すも終盤甘くなって差された形。
ペースもそこそこ流れた上での質の高いトップスピードを要求されましたが、そこでの反応自体は良く、L1で甘くなった点をどう判断するか。
緩んでも対応できるように思えますが、理想は一貫ペース。


ロイヤルクレスト
近2走は1700m巧者らしいスピードを生かしての完勝で、大沼Sでは良馬場で平均的な流れから12.2 - 11.9 - 12.4 - 12.0 - 12.6とコーナーで若干緩みましたがほぼ平均ペースの競馬。
この流れを外枠から様子を見ながらじわっと出して行き、道中かなりかかり気味になってしまい向正面でハナを奪う展開となりました。
3〜4コーナーでは単騎で楽な手ごたえで進めながら出口で引き離して直線にはいると、そこからしっかりとその差をキープして後続を寄せ付けずの完勝。
このレースでは外枠からしっかりと番手につけるスピードを見せ、このペースで折り合いを欠いてしまうぐらいのスピードの高さは見せていました。
そこからしっかりとペースを引き上げられた点も面も含めて高いパフォーマンスだったと言えます。
古馬500万下が1:47.0で、全体で見ても時計があまり出にくい状況だった中で、1:44.0は立派です。

近2走と秋嶺Sから見ても、とにかくハイペースを作ったり早めの仕掛けに持ち込んでも最後までバテないポテンシャルが最大の武器だと言えます。
マイル戦でのスピードも高いものを見せていますが、近2走を見ても前に馬を置くと掛かる癖があり、その辺りが課題となります。
内枠に入ってしまうと前に入ってこられてペースを緩められるとコントロールに苦しみ、要所の反応で不利になる可能性が高くなります。
多少のハイペースなら無理なくついていけるスピードが武器で、そこからばてないポテンシャルを生かすならペースはある程度引き上げたいところです。
芝スタートは問題無く、しっかりとハナをとる意識で競馬ができれば内枠でも包まれないとは思います。