まとめ

過去ログ153 2014/11/18 11:11

★日曜日 ブラスト
京都11レース
マイルチャンピオンシップ

近年の流れを見るとテンが緩い『加速』にはなりにくく、基本は『前傾』で中盤の2Fで『中弛み』か『一貫』のオプションがつく感じです。

例年速い上がりを使える差し・追込馬が、展開上で有利な位置取りで少なくとも1頭は好走する傾向があります。

血統の傾向
以前はサンデーサイレンス系が圧倒的に強かった傾向がありましたが、近年はストームバード系やミスプロ系、ヴァイスリージェント系など芝・ダート兼用型血統の好走が多くなりました。
『前傾』の流れが多くなったことにより、スピードの持続性能が問われることが多くなったと思われ、そのため好走が多くなったと考えられます。
大系統ノーザンダンサー系(=ストームバード系、ヴァイスリージェント系、ノーザンテースト系、ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系など)も父か母父に入っているとなお良い傾向。

ステップの傾向は、天皇賞秋から出走した馬(=好走してもしなくても)が、人気の場合はよく好走していますが、今年は不在です。
また前走毎日王冠好走馬は、直行でも天皇賞秋を挟んでも好走が多い傾向があり、これはマイルCSが中距離よりの適性が必要ということと考えられます。
スプリンターズSとはつながりにくく、1800mや2000mの重賞好走馬に向く感じが傾向として出ています。

スワンSからは連対馬は少ないものの、3着には好走があります。
スワンSはスプリンター寄りの結果になりやすいことが原因で、マイルCSと適性が違うためだと思われます。
ただ、スワンSが稍重や重といった馬場が悪化するとマイル重賞向きの適性となるため、その場合はつながる可能性があります(今年は良馬場での施行となりました)。

富士Sは以前はつながりにくい傾向がありましたが、近年は好走馬が連続好走することが多くなってきています。
また、近年は朝日杯FSやNZT、ダービー卿CTや京成杯AHなど中山芝1600m重賞好走歴のある馬の好走が多くなってきています(=07年1着ダイワメジャー:05年ダービー卿CT1着、07年2着・08年2着スーパーホーネット:05年朝日杯FS2着、08年3着ファイングレイン:06年NZT2着、09年2着マイネルファルケ:09年ダービー卿CT2着、10年1着エーシンフォワード:08年NZT2着、11年1着エイシンアポロン:09年朝日杯2着、11年2着フィフスペトル:08年朝日杯FS2着・11年京成杯AH1着、12年2着グランプリボス:10年朝日杯FS1着など)。