まとめ

過去ログ155 2014/11/19 11:02

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京都11レース

ロゴタイプ
マイルは朝日杯以来とりますが、この朝日杯も皐月賞同様ハイペースとなり、45.4-48.0と超がつくハイペースとなりました。
11.5 - 11.9 - 12.2 - 11.8 - 12.1というラップ通り、後半は12秒前後を連続させるポテンシャル勝負。
また、この時期にしては馬場が高速状態にあり、準OPの1200m戦でも8秒フラットだったことを考えると例年の中山のタフな馬場という感じではなかったのもこの時計を引き出させたと言えます。
この厳しい流れの中で外枠から積極的に先行し、雁行状態を嫌って下げながら2列目で進め、3コーナーでもまだ仕掛けを我慢しつつ、外からコディーノが押し上げてきたのでそこで動いて先頭列で直線。
直線序盤で外からコディーノが来ましたが、L1で踏ん張って前に出させずの完勝となりました。
終始ロスがあり、割とうまく立ち回ったコディーノとの差を考えるとかなり強い競馬でした。
皐月賞でもそうですが、この馬は道中で高いスピードを生かした時にパフォーマンスが上がっています。
その点で、今回の京都外1600m戦ではネックが多く苦戦必至の1頭となります。
まず1点目は、淀のマイルは府中マイルほどのハイペースにはなりにくい点です。
3角の上り坂の影響もあり、無謀なペースメイクはやりにくくなっており、この点が安田記念とマイルチャンピオンシップがリンクしにくい原因だと考えられます。
もう1点は、先週の感じからもまだ高いレベルで高速馬場状態を保っている点です。
高速馬場では飛ばしたつもりでも消耗戦にはなりにくく、後続がトップスピードを引き出せる展開にはなってくるため、この馬の持ち味である道中の追走スピードだけでは厳しいように思えます。


グランプリボス
過去の安田記念のパフォーマンスやレースレベルから考えても、この馬もロゴタイプと同様に完全に流れた方が高いパフォーマンスを見せられているのは間違いなく、本質的にはポテンシャルタイプです。
そのため、この馬も比較的流れやすい東京マイルが合っています。
安田記念は不利というか捌けなかった一昨年を除けば2度の2着ともに相手関係、時計、着差で比較してもかなり強い2着だったと言えます。その点で京都マイル戦では狙いにくい1頭です。
ただ、12年にはサダムパテックの2着しているように、早仕掛けでL1落ち込む展開になれば好走可能です。
今年は12年に比べれば強敵揃いで、全体的にペースが上がらないと難しい戦いになりそうです。
ポテンシャルは遠征明けとはいえジャスタウェイと互角の勝負を見せており、、一貫ペース、走破時計1分32秒前後の流れならここは最上位の1頭ですが、特に今の高速状態が続く淀で今回のメンバー構成となるとペースが上がり切るというようなことも、仕掛けがかなり早くなるということも望みにくい想定だけに、買いづらい1頭となります。