まとめ

過去ログ158 2014/11/20 11:31

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東京11レース

ジャストドゥイング
出走馬の中では最も信頼できる1頭。
過去3走全てのレースでスタートは上手で、コントロールの方では苦労していましたが前走でそれも改善できていました。
そして要所の良さに繋げることができている点もプラス材料です。
前に壁を置いた状態で仕掛けを待たされても問題無く、トップスピード面でも一定以上のパフォーマンスを見せています。
東京1800mなら極端なトップスピード勝負にはなりにくく、完全な一貫ペースということも高速馬場ではなかなかありません。
ある程度のペースからの総合力勝負になりやすいことを考えると、現時点で全く不安がないというのはこれまで過去2年で要所の良さを見せてきたイスラボニータやコディーノと共通しています。
ポジションを取ってある程度のペースを追走できるスピーをは持っており、そこからのペースアップへの反応は前走を見れば全く問題ありません。
内枠を引けばこの馬がレースの中心となります。
アヴニールやクラージュの仕掛けやレース全体の流れ次第で勝ち切れるかどうかは変わってきますが、優位に運べるのは間違いありません。


グリュイエール
前走の未勝利戦は61.3-59.0とスローですが、道中13秒台を刻むこともなく12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 11.5と2F勝負の流れ。
前半は行きたがるのをなだめて中団からの競馬となり、道中は序盤の接触もあって、やや折り合いに苦労する面を見せ、岩田騎手は引っ張っているような感じでした。
向正面で外から押し上げた馬がいましたが、同馬は無理せずじわっと外から前を向き3コーナーで手が動くと一気に好位列に押し上げ、そのまま楽な手ごたえで先頭列に並びかけて直線序盤で一気に抜け出すと、後はついてきたウェスタールンドにL1で差を詰めさせずの完勝。
コーナー地点ではラップが速かったわけでもないため外から最速地点へ向けてしっかりとエンジンをかけさせることができ、加速しないといけなかった内の馬に比べてその点では優位に立てました。
ゆったりとトップスピードに乗せてやることで良さが出たのはいかにもディープ産駒といった印象を受けました。
新馬戦の敗戦は、あの流れで先に出し抜かれて差し切るのはラップ的に難しく、11.2-11.2のラップ推移を考えると、トップスピード面で一級品のものを持っていたのであれば馬場を考えても差し切って欲しかったところです。
この馬はステイヤー色の強い競馬で勝っており、東京1800m戦で総合力勝負になった時の不安はあります。この馬はポジションを取っていけるタイプではなく、前走のように接触あったとはいえコントロールで少し苦しんだことを考えると後方から脚を引き出してどこまでという競馬になりそうです。
府中に替わって仕掛けどころに下り坂がなくギアチェンジを要求される舞台ではリスクの方が大きいように思えます。