まとめ

過去ログ167 2014/11/27 11:41

★土曜日 121
京都11レース

エイシンランダー
2戦2勝はいづれも京都外回りの1800m戦で、今回は京都内回りの2000m戦。
新馬戦はビシッと仕上げられていない中で時計的には平凡でしたが、ラスト200mで甘くなりながらも最後まで差されなかった点(差し返す面を見せていた点)は評価できます。
前走は新馬戦に比べると中弛みというよりは淡々とした流れとなりました。
新馬戦よりもギアチェンジの度合いが大きく、最速地点も11.1と速くなっていました。
新馬戦と同様に楽に番手を確保すると道中も詰めすぎずに3馬身差ぐらいのスペースを置きながら3番手以降に対しても少し差をつけ、4コーナーでは先頭に並びかけて一気にペースアップ。
ラスト2ハロン目は11.1秒にまとめ、迫ってくるポルトドートウィユを何とかしのいだところがゴール。
ここでは要所の反応の速さをしっかりと見せており、最速11.1の地点でしっかり鋭く反応できていました。トップスピードやギアチェンジ面で初戦よりも一段階上の競馬ができたといえます。

★土曜日 ブラスト
京都11レース
京都2歳S

ダノンメジャー
陣営のデビュー前の評価は『水準よりは少し上』程度だった馬でしたが、新馬戦では新馬らしくスローからの2F勝負。
パドックでは馬っ気を出していましたが、レースでは外目の5番手から折り合いをつけて4コーナー手前から仕掛けて進出すると、2列目の外に取り付く形で直線。
直線序盤で追い出すとスッと反応して伸びを見せ、最後は流し気味で2着を寄せ付けない完勝。

馬場が少し渋っていた点や、その流れの中でコーナーではまだペースが上がり切らず4コーナー出口から直線で11秒台の脚だったため、外のロスはそんなになかった点を考えると、2F勝負でしっかりと速めにじわっとエンジンかけて突き抜けた競馬はこの中ではぬきんでた競馬だと言えます。

ラスト1ハロンの最速11.5を秒楽な手ごたえでマークしており、小牧騎手が「大物が現れた」と絶賛していたほど。

前走の野路菊Sでは4超スローになり、トップスピード勝負。
ポジションを意識しつつも雁行状態を嫌って下げて後方という形。
スローペースの中、4コーナーでは一番外目を回って差し切る内容で、かなり高い能力を見せました。