まとめ

過去ログ172 2014/12/3 10:43

★日曜日 ブラスト
ローマンレジェンド

2011〜2012年はダート転向後に(9.1.01)という驚異的な成績を残し、東京大賞典を制してGTホースとなりましたが、昨年は試練の年となりました。
帝王賞、JCダートでは良いところが全く見えず、連覇のかかった東京大賞典でもスローからのトップスピード勝負で 12.3 - 12.2 - 12.9 - 12.7 - 11.6 - 12.3と、ギアチェンジが伴う競馬でもあった中でポケットに入る最悪の展開でしたが、それを抜きにしても負けすぎました。
好走したみやこSでも3着とはいえ平均ペースでベストな流れ、同じような位置にいたインカンテーションにL1で離されてしまっています。59kgという事もあり、まだ巻き返す余地はありましたが、前走のエルムSで見事に復活を遂げました。
前走は札幌1700m戦での不良馬場。
スピードが問われる競馬となり、かしわ記念の3着はありましたが不良馬場の1700m戦、それ以上に近走の不振で買いづらい1頭でしたが見事に優勝。
単調な12秒前後を連続させる12.1 - 11.8 - 12.0 - 11.8 - 12.5の流れを積極的に先行策に出ると、2列目にポジションを取ってそこから3コーナーでクリノスターオーの外からプレッシャーをかけに先頭列に並びかけ直線を向くと、外からきたインカンテーションを置き去りにして58キロを背負ってレコードにコンマ2秒と迫る好タイム勝ち。

1700m戦のスピード勝負で強烈な競馬を魅せてくれたと言えます。
ポテンシャル面では既に高い評価をしていた馬ですが、この距離でのスピード勝負について行ってねじ伏せるだけのものを持っていたというのは新たな1面でした。
この馬はペースを引き上げて他馬の脚を使わせてねじ伏せるというタイプで、中京1800mは持ち味を最大限に生かせるコースとなるだけに実力馬が骨折から完全復活となった今回は有力な1頭と言えます。

★土曜日 研究
中山11レース

ステイヤーズS
過去10年の1番人気は(5-1-0-4)と堅実ですが、近5年は(2-0-0-3)で信頼度は下がります。
2番人気は(0-3-3-4)で比較的安定していますが勝ち馬は出ておらず、7番人気以下が過去5年で4頭も馬券に絡んでおり馬券的な妙味が見込めるレースとなります。

前走アルゼンチン共和国杯組が(8-4-5-38)で最有力ですが、注意したいのは1600万特別組で、11年12年は2頭馬券に絡んでいます。
共通点としては、前走の距離が2400m。
今年はスノードンが該当します。

最有力ステップのアルゼンチン共和国杯で5着以内に好走した馬の成績は(4-2-2-6)と好成績。
前走で58キロ以上を背負った馬に限定すれば1,1,1着と全勝していますが、今年は58キロで5着以内に入った馬はいません。
57キロならフェイムゲームが1着で、前走58キロで出走していたのはデスペラードとなります。

前走2400m以下を使われた1〜3番人気は(0-0-2-9)で割引が必要です。