まとめ

過去ログ177 2014/12/6 10:26

★日曜日 共通
中京11レース

ナムラビクター
前走のみやこSでは48.9-48.9の平均ペース、この流れで前にクリノスターオーがいる展開で好位につける競馬となりました。
12.4 - 12.2 - 11.9 - 12.2 - 12.6とL3最速戦で仕掛けの速い競馬になっていますが、「その最速地点でかなり外を回しながら直線では2列目外につける競馬。
1ハロン標過ぎにはサトノプリンシパルを交して先頭に立ちましたが、そこからインカンテーションやランウェイワルツの強襲を受けての3着。ここでも要所でしっかりと脚を引き出せましたが、結果的にペースは平均的。
L3で11秒台のラップを刻んでL3最速ということもありましたが甘さが抜けきらない感じでした。
この馬はペースが上がらない方が良いタイプですが、トップスピードが要求される流になるとL1が甘くなります。
また、コーナーで外々から押し上げる競馬に徹しているため、、中京の1800m戦になると終始下り坂となるコーナーで外から押し上げた時に内からペースを引き上げられるとロスが多くなってしまいます。
中京1800mではスピード戦になることも多く、そうなってしまうとスピード面で足りないこの馬としては厳しくなります。
平均ペースでコーナー最速の競馬になったとしても終いは甘くなるため、立ち回りはかなり難しいように思えます。


クリノスターオー
この馬の弱点はコーナーでの加速で動けない点で、これも3〜4コーナーが下り坂になる中京ならある程度フォローしてくれる可能性が高く、コース的には良い材料が揃っています。
この馬は長距離適性も見せている馬で、平安Sの内容は評価できます。
前走のみやこSはナムラビクターに早めに来られる厳しい展開でしたが、抵抗できずに5着。
レース後は直ぐに息が入っていたとの事で、それほど悲観する内容ではありません。

現時点では1800m戦で良馬場ならインカンテーションの方を評価したいかなというところですが、コパノがペースをある程度引っ張ってコーナーでは動かず直線で出し抜く競馬に番手からという形になればチャンスはあります。
コーナーでは動けない弱みがありますが、息を入れてトップスピードを要求される競馬で重賞を勝っているため、1800mでも対応出来そうですが、現時点では1900以上の長距離で狙いたい1頭です。
コパノリッキーとともに上手くそういう競馬に持ち込められないと苦戦しそうです。


クリソライト
2走前の日本テレビ盃を見る限りでは1800への距離適性は問題ありません。
今回のメンバーではレース前半のポジショニング争いで苦戦しそうなだけに、そのあたりがカギとなります。
今回の条件ではこれまで通り上手く2列目にポジションを取っていくような競馬は望みにくいように思えます。
ペース自体は上がり切ってくれた方が良いのはここ3走からも間違いないはずで、前走でも要所ではそんなに伸びていませんでした。
今回、内枠に入ってしまったのも歓迎できず、序盤のポジショニング面で優位には進められない可能性が高いため、前がやりあってくれた中でのポテンシャル勝負でどこまでやれるかというところです。
強い馬ですが、レース序盤からある程度流れてくれないと総合力勝負では厳しそうです。
コパノリッキーがペースを落ち着けて3〜4コーナーでブレーキをかけさせるような展開になると、要所で置かれる可能性がるだけに、ペースが上がらないと上位争いは厳しそうです。