まとめ

過去ログ179 2014/12/9 10:44

★日曜日 1鞍
ココロノアイ

新馬戦は福島芝1800m戦で稍重馬場。少し時計が掛かっており、1000m通過は64.2とかなりのスローで、12.9 - 11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.2というラップ推移からもL4から急加速しつつL3最速でL1落ち込む、比較的ロングスパート的でコーナー最速戦となりました。
スタート後に寄られる不利を受け後方まで一旦下げるとそこから内に進路を取って徐々には盛り返す展開。向正面で動いていく馬がいて一気にペースが上がる中を、最内を立ち回ってしっかりと追走し、4コーナーでは外目に出して中団で直線に入ると直線序盤でミュゼエイリアンが突き抜けた中で、離れた2番手争いを馬群を割って抜け出したという形となりました。
スタート後の不利も影響し、流れも超スローで上手く脚を出し切れたミュゼエイリアンに対して結果的に仕掛けも遅かった形での2着。

未勝利勝ちは新潟芝外1600m戦でコーナーで緩んでのトップスピード戦。
全体のペースがそこそこ早かったため、仕掛けが遅れた印象です。
この流れの中で出負けして後方からの競馬。
3〜4コーナーで前もペースを落としていく中で前を向けずに後方中目で進め、コーナーの最速地点では鋭く伸びて一気に2列目に躍り出ると、L1では流して突き抜けました。
このレースで目立ったのは最速地点での切れ味で、ラスト1ハロンもほとんど促しておらずトップスピードの持続力もまだ底を見せない余裕の勝利となりました。

不安材料としては、ペースが上がった時のポジショニングの悪さで、前走のように掛かってしまうと溜めてトップスピードに乗せて持続させるタイプの方が強い阪神外1600m戦ではレッツゴードンキの方が優位になります。

★日曜日 win
ココロノアイ
新馬戦は馬場が雨で完全に渋って緩み、内ラチ沿い悪く外捲り・外差しが有利な状況となりました。
同馬はスタートで挟まれ、道中は気を抜いて走っており、まともに競馬をしたのは正味1ハロンのみ。
馬場に脚を取られ蛇行・斜行馬が続出して道中何度も渋滞が発生しており、最内枠の2頭が競り合いつつコーナーに進入し、向正面で急にペースダウンした時に馬群が凝縮し、外から数頭が捲って進出する展開となりました。
一気に3コーナーからペースアップし、置かれずに追い上げた勝ち馬が圧勝し、好位勢は道中ブレーキとダッシュを繰り返す展開に息切れしてしまい、直線でバテて最後に差し馬が間に合ったと言う競馬でした。

2戦目は馬場の内側が荒れて外差し有利の馬場。
お互い相手の出方を窺いつつ、外枠の馬が先団を固める展開で、コーナー通過まで大きくペースが落ちていました。
直線向いてからすぐ加速する上がり3F勝負で、馬場の内目が悪く大半の馬がノメっており、大外から追い込んだ同馬が他を突き離す脚色で差し切りラストは流す余裕を見せました。

3戦目の前走は強めの雨が影響して渋った馬場。
そこまで積極的なテン争いも起こらず、2頭−2頭で進む隊列で落ち着いた流れからの直線上がり3F勝負となりました。
その展開を序盤から動いて高い位置を確保し、脚を溜めながらもう一押しできての勝利。
札幌組が人気していましたが、マイルの平均的な流れに乗り遅れており、同馬も出遅れてコーントロール不能状態となり掛かってしまいました。
そんな競馬でもコーナーで3番手の外から折り合うと、4コーナーで息が入り、前3頭の追い比べを抜け出す勝利となりました。