まとめ

過去ログ181 2014/12/10 11:08

★日曜日 共通
阪神11レース
コートマーシャル

前走のりんどう賞はペースはハイペースで流れ、トップスピードは問われない展開となりました。
出負けして後方からの競馬となり、そのままおっつけながらの追走で3〜4コーナーで外目からじわっと追走しながらバチスタに外から捲られながら後方列で直線に入ると、直線序盤は伸び切れませんでしたが、徐々に伸びてきてL1でとらえるという競馬。最後までばてないポテンシャル色が強い競馬での完勝となりました。

この2走を見てもポテンシャル色が強い傾向が出ている印象があります。
今回の阪神外1600m戦はトップスピードが程要求される舞台となり、この舞台設定がポイントとなります。
ただ、阪神JFの場合は短距離路線の逃げ馬の参戦もあり、全体のペースも上がりやすい傾向で、その点ではまだチャンスは残されています。
前走のりんどう賞では内で下げてからの差し込みとなったダノングラシアスの方が苦しい競馬をしており、トップスピード面を見せてきたという面も含めてダノングラシアスの方を上が1枚上の存在となります。
この馬の場合はハーツクライの仔で、血統的に見てもポテンシャル色が強くトップスピードの質を要求されたときにどうかはわからない面が多いように思えます。
この舞台で速い脚を要求されたときには不安が生じます。

★土曜日 ウイン
阪神11レース

エイシンヒカリ
2走前のムーンライトHではややスローの流れでそれほどスピードは要求されず、L3最速戦で逃げ馬としては厳しい早仕掛けの競馬となりました。
休み明けの昇級戦、返し馬の気配も平凡で万全の態勢とは言えない中で、楽にハナを切って主導権を握りペースをコントロールすると、3〜4コーナーでは自らペースを引き上げる形で直線序盤ではかなりリードを作る展開で最後はは若干差を詰められましたが、完勝。
初めての1周コースの2000mでデキ7割の昇級戦での完勝だけに能力の高さを示した1戦となりました。
このレースは3走前の三木特別に比べるとペースが速く、これまでにないトップスピードを問われない競馬でパフォーマンスを落とさずにしっかりと完勝できたのは大きな材料です。

前走のアイルランドTは初めての関東圏でのレースで左回りの東京芝2000m。
右にモタれる面があるため、左回りの東京は課題があるレースでしたが、ペースとしかなりのハイペースで2番手以降を大きく引き離す大逃げ。
12.0 - 12.3 - 11.4 - 11.6 - 12.8というラップで直線序盤に外に寄れながらもしっかりと加速して伸びてきました。
最後は直線で外々によれ続け、L1ではむしろまた離しているのではないかというほどしぶとく踏ん張っての完勝。
ラップからは58秒台のペースからしっかりと再加速する余力、そして最後までばてなかったというポテンシャル面は非常に評価できる内容です。
右回りの今回は高いパフォーマンスを見せられる1頭となります。