まとめ

過去ログ182 2014/12/11 17:07

★日曜日
阪神6レース
アドマイヤヤング
アバンサル
ナリタロック
リバーソウル

阪神9レース
カナロア
アグリッパーバイオ
アドマイヤスピカ
コルサーレ
ヒロノプリンス

★土曜日 
阪神3レース
ブチコ
トキワ
ピアレスクピンク
メイショウナゴミ
ランウェイ

阪神4レース
アキトオリオン
クローディオ
ダノンブライト
レジメンタル

阪神12レース
タマラマ

中山10レース
マイネルクロップ
ミッキ−スマホ
ケイジータイタン
キープインタッチ

中京10レース
サイモンラムせス
フロリダパンサー
マイネルアクロス
カムイミンタラ

★土曜日 共通
阪神11レース

エイシンヒカリ
総合力が非常に高い逃げ馬。
前走は2000m戦でスピードを引き出してきた形での勝利で、余程極端なハイペースにでもならない限りは不安は小さい1頭です。
この馬は逃げ馬でありながらトップスピードに乗ってからの質も高く、トップスピードの持続力が高いという大きな武器を持っています。
ハナを切ってペースをコントロールし、そこからトップスピード勝負で差を作り、バテずに最後まで伸びるというのは競争馬の理想形と言えます。
今回最大のポイントは馬場ですが、先週の日曜日を見る限り馬場が軽くなってきている感じがあるため、ベースは高速馬場の想定です。
タフな馬場になった時には未知数面がありますが、 総合力の高いタイプでラップの緩急をつけてもしっかりと脚を引き出せ、長くトップスピードを維持できるという魅力があります。
今回はは強力な同型にウインフルブルーム、バッドボーイがいます。
このメンバー相手にハナを切れるかどうか、番手や2列目からの競馬で対応できるかが焦点となります。


ウインフルブルーム
前走のカシオペアSはペースがかなりのスローで12.7 - 12.2 - 11.6 - 11.0 - 11.5と中弛みからのL2最速戦でかなり質の高いトップスピードを要求されています。
逃げて超スローに持ち込むと、3〜4コーナーでもまだ引き付けつつ、4コーナー出口で仕掛ける競馬。
直線序盤で外に寄れてしまいジリジリとしか伸びませんでした。
仕掛けが遅いレースということもありましたが、それでもL1でアズマやマックスドリームを寄せ付けなかったというのは大きく評価できます。
エイシンと違ってこちらは番手競馬で結果も残せており、エイシンを見ながらの競馬ということも選択肢としてあり得ます。
ただ、トップスピードはエイシンヒカリの方が上となります。
現3歳世代はトップクラスはJCで撃沈しましたが、あれは故障馬のアオリを受けたもの。
この世代は中間層が非常に厚くなっています。
阪神1800m戦は基本的に一貫ペースにはなりにくいコースなため、緩んでのトップスピード勝負になると質も持続力も高いエイシンヒカリを上位に取ります。
スローからのトップスピード戦ではなく、ペースが上がった場合にもエイシンヒカリは前走で高いレベルで克服しています。
現時点ではスローからの早めの仕掛けでエイシンを潰せるかどうか。
アイルランドTの時計や三木特別のラップ推移が優秀なエイシンの方が有利な印象です。


スマートレイアー
トップスピードが極端に問われない方が良いタイプで、 出遅れながら最後まで脚を使って突き抜けた阪神牝馬Sでもそうですが、終始淡々とした流れから強烈な脚を繰り出してくるタイプです。
昨年の愛知杯では動き出しが遅かったために馬群に囲まれてのペースアップ戦で脆い面。前を向けていたを見せました。
エリザベス女王杯でもイマイチな内容で、府中牝馬Sでは4コーナーで他馬より早い仕掛けになったことも大きいように思えます。
器用な馬ではないため、流れた方が良さそうです。
トップスピード戦になるならそこまでに上手くワンテンポ速いイメージで仕掛けて持って行ってやる必要があります。
今回は上位陣が器用な逃げ番手馬というタイプで、この2頭がやりあってペースが上がる形ならば出番は大いにあります。
ただ前2頭がポジション取りを簡単に決めてスローに落とされてしまうと厳しくなります。
この馬の場合は動き出しのイメージが重要なため、ペースに関わらずポジションはそんなに拘らなくても良さそうです。
前半ペースが速ければ無理のない範囲で追走して、しっかりと脚を出し切れる競馬が理想です。


フルーキー
3歳時にも野分特別でアルバタックスを破っており、ここ2走のレベルから考えても重賞戦線で十分通用する1頭。
レース前半はゆったり進める競馬の方が合っているタイプで、そこからのトップスピード持続力を引き出して良さが出ている感じがあります。
この馬はマイルよりももう少し距離があった方が良い印象があり、今回の舞台は合っていそうです。
現時点で弱点が見当たらない1頭と言えます。