まとめ

過去ログ185 2014/12/16 10:33

★日曜日 ウイナ
阪神11レース

アッシュゴールド
2走前走の未勝利勝ちは京都芝1600m戦でかなりハイペース戦で11.6 - 12.0 - 12.3 - 12.0 - 11.8とL3で緩んでL1で再加速の競馬。

スタート後はペースが速くなり、後方に下げ、道中は前がやりあって2〜好位勢が凝縮するという形でハイペースでの団子と特殊な競馬となりました。
内に切れ込むような若さを見せながらも3〜4コーナーではためて追走し、4コーナーでは外を回って直線入りで大外に進路を取るとそこからはL2でしっかりと伸びて残り200mの段階ではまだ4馬身ぐらいあった差を弾けて差し切りました。
11.8のラップを考えると最後は11秒前半は確実に使っており、特にL3の段階ではまだしっかりと進路を確保できておらず、押し上げていないためL2−1で実質2F戦。
このレースの2,3着馬も勝ち上がっており、レベルの高い1戦でした。

オルフェーヴルの全弟という事で、切れ味よりもタフな馬場でのポテンシャル勝負がベストという可能性もあり、前走のデイリー杯が試金石の1戦となりました。

前走は未勝利戦と違いコースは外回り。
ペースはスローで12.8 - 12.3 - 11.4 - 11.2 - 11.4とそこからのトップスピード戦になってL2最速で11.2。
小頭数で一旦は最後方につける形で団子のスローになったのもあり外から押し上げていく展開となりました。
3コーナーでは外目を追走し、4コーナーでタガノの直後を上手く突きながらも少し離されて中団で直線に入ると、最速地点ではタガノに一瞬出し抜かれそうになりましたが徐々にエンジンが掛かるとL1でそこから伸びましたが結果は2着。
「道中で動きすぎると今後のためにならないので、勝ち馬の後ろをついていく形を取りました。」との事で、決して力負けではありません。

★日曜日 研究
阪神11レース

朝日杯FS
今年から、中山→阪神に移されたことで、朝日杯とクラシックとの関連が深くなるのは確実となります。

昨年までの中山・芝1600mは器用さ、先行力が要求され、またスタート地点から最初のコーナーが近いため外枠が不利なコースでした。
そのため、力通りの決着にならない傾向が強く、近年はクラシックを目指す馬が自重することも多く、皐月賞、ダービー、菊花賞との結びつきが薄くなっていました。

阪神新コースが舞台となった1600mの阪神ジュベナイルフィリーズを勝った馬は、小回りで外枠不利のコースで行われてきた05年以前の優勝馬よりはるかに出世しており、今年からの朝日杯FSも重要なレースとなってきそうです。


朝日杯FS過去10年のデータ解析

連対馬15頭にマイル以上でVか重賞3着以内歴がありました。
残る5頭中4頭は前走が京王杯2歳Sで3着以内。

連対馬20頭中9頭が芝の重賞勝ちを決めており、残る11頭中8頭には重賞5着以内の実績がありました。重賞実績がなかった3頭の中に優勝馬は2頭いますが、ともに2戦無敗で底を見せていませんでした。

連対馬15頭の前走が重賞で、4勝2着2回の東スポ杯2歳S組、2勝2着4回の京王杯2歳S組が主力ステップとなります。
重賞組の15頭の前走着順は10頭が連対し、残る5頭中4頭は5着以内。
前走が重賞以外の5頭は全て500万下特別1着でした。