まとめ
過去ログ187
2014/12/17 12:26
★土曜日 見解中京１１レース
第52回 愛知杯(GIII)
過去１０年間のデータより・・・
1番人気 (1-1-2-4)
2番人気 (1-1-3-3)
3番人気 (0-1-2-5)
4番人気 (2-0-0-6)
5番人気 (0-0-0-8)
6番人気 (1-0-0-7)
7〜9人 (1-2-0-21)
10人以下(2-3-1-59)
波乱の多い重賞で、単勝オッズ50倍以上で勝った1頭は51kgの軽ハンデ
だった2008年セラフィックロンプ。
前走データ
重賞(5-2-6-55)
├エリザベス女王杯(5-2-6-26)
├福間記念(0-0-0-2)
├ジャパンC(0-0-0-0)
└秋華賞(0-0-0-7)
OP特別(0-2-2-25)
├ターコイズS(0-1-0-17)
└小倉日経OP(0-0-0-0)
1600万下(0-3-0-25)
1000万下(3-1-0-7)
前走G1だった馬が(5-2-6-35)でG2・G3は(0-0-0-20)と苦戦。
過去10年間で１０万馬券が２度、１００万馬券が２度出ており、高配当が期待できるレース
★日曜日 共通阪神１１レース
朝日杯ＦＳ
ブライトエンブレム
今回の注目ポイントは、この馬が持ち合わせていない『総合力の高さ』を持つクラリティスカイとの対決です。
阪神外マイルという条件はかなり絶妙で、少し時計がかかる馬場もこの馬にとってはプラス材料となります。
ただ、この馬はトップスピードを問われる競馬で実績がなく、ネオユニヴァース×ブライトエンブレム（父ウォーエンブレム）という配合で、パワー型のポテンシャルタイプという印象が強い配合。
阪神外回りになると多少ペースが上がってもポテンシャル勝負にはなりにくく、どこかでトップスピードを要求されることになりそうです。
府中のマイル戦に比べればはるかに良い条件となりますが、ゲートが悪く、要所での動き出しの速さやトップスピードの質といった面が未知数なため、優位とは言いにくい1頭です。
ペースが上がり切ってしまい、完全な前掲ラップになってくればこの馬の出番になる可能性は残されています。
ここでクラリティスカイを相手にどの地点で上回ってこれるか。
現段階ではクラリティスカイに勝つのは難しそうですが、距離を延ばすことで逆転できる可能性は生じます。
クラリティスカイ
この馬の不安材料は一つで、今の阪神のタフな馬場となります。
これまでの内容的に見ても中京では良さが出にくく、阪神、府中ともに軽い高速馬場でした。
この馬はこれまでクロフネ産駒らしいギアチェンジを見せていますが、それだけでなく甘くなりがちなトップスピードの持続力はまだ底を見せていないというのがこの馬の魅力です。
こういったタイプは今後も安定して走ってくるのは間違いなく、単に競馬センスが素晴らしいだけでなくこの馬の持っているポテンシャルそのものもまだ先がありそうです。
ペースの緩急に対応でき、要所の反応からトップスピードの質、持続力と全て高いレベルにあるため、距離も広範囲をこなせそうです。
一度だけゲートで後手を踏んでいますが、この馬の場合は多少遅れてもＬ１最後まで伸びてきていることからそこまでの不安材料ではありません。
『総合力の高さ』が武器で、選択肢を多く持てる点は大きなアドバンテージとなります。
レースの主導権を握りながら極端なレースに持ち込まれさえしなければ、勝ち負け濃厚です。
ただ、特化型に向いた流れになってしまうと、勝ち切れない可能性もあり、特にポテンシャル面で非常に強烈なパフォーマンスを見せてきたブライトエンブレムは強敵となり得ます。
これを相手にポテンシャル勝負に持ち込むことだけは避けたいところで、現時点では完成度の高さを武器に戦う方が良さそうです。
阪神外1600ｍは下り坂Ｌ３からのトップスピード戦になりやすい舞台ですが、ペースがどこまで上がるかは読みにくい面もあるため、その辺りがカギとなります。
現時点では最上位の1頭となります。
アッシュゴールド
今回は多頭数で、前回とは違う競馬でトップスピードに乗せやすく、また出し切りやすい競馬になりそうです。
この点は不器用なこの馬にとってはプラス材料となります。
ただ、新馬戦での物足りなさのなかに『タフな馬場』という条件が含まれており、かなりタフ馬場での最内枠からの競馬で良さが見られなかった点がネックとなります。
この血統、兄を考えるとタフな馬場は歓迎と考えられますが、新馬戦やエンジンの掛かりの悪さだけでなく、Ｌ１での伸びの物足りなさを考えると、現時点でタフな馬場が合うという決めつけはしない方が良さそうです。
前走でも最後は脚色が同じになってしまい、トップスピード持続力という点では抜けきれませんでした。
その点や総合力という観点からも、タガノエスプレッソの方を上位のように思えます。