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過去ログ19 2014/7/4 10:17

★日曜日 共通
福島11レース

福島1800mのコースの特徴として、1コーナーまでの距離が短く、1コーナーまでの距離も約300mなので2000m戦ほど極端にペースが上がることは稀です。
ただ、1コーナーから下り坂になるため、スタートしてからペースが上がりやすい傾向にあり、これは坂スタートでペースが上がりにくい中山1800mとは異なります。
前半3Fはそこそこペースが上がりやすく、平均的な流れと言える36秒よりも速くなりがちです。

4F目からは上り坂になっているため、ペースが落ち着いて向こう正面を迎えるということが多くなります。
そのため4Fでは大体ハロン平均12秒に落ち着いて4−5F目が12秒台半ばに落ち着くことで息が入っての平均ペースとなります。
仕掛け所は3コーナー入り口付近で、L4ぐらいからのロングスパート戦になる場合と、4コーナーからの仕掛けになるケースにはっきり分かれます。
いずれにしてもハッキリしているのはラスト1ハロンは12秒台に確実に落ち込むという点です。

脚質別で見ても逃げ馬が不振と言うのは恐らく序盤下りでペースを上げつつも、どうしても中盤で緩めたくなるので、ここをフラットに進める好位以降の馬が有利、というような印象です。
追い込み馬も時折突っ込んできているように、早めの仕掛けからラスト1ハロンで落ち込むところでしっかりと食い込んできます。

ただし、基本的には平均ペースをある程度の位置につけられるだけのスピードは最低限必要で、先行、好位勢が有利なのは確かなコースとなります。

★日曜日1鞍
福島10
シゲルカガ
はかなり評価している一頭で、この馬は5走前のクリスマスローズSの内容ではもったいない逃げの仕方で2着。
良いペースで主導権を握りながらも11.3 - 12.0 - 11.7 - 12.3とL2で加速するような競馬に持ち込んだ結果、番手のネロが楽に詰めることが出来て差された形となりました。
本質的にはスピードの高さを生かして淡々と捻じ伏せる競馬が合っているタイプ。
スローでも対応可能で、内有利のコース、馬場状況なら本命。