まとめ

過去ログ190 2014/12/19 11:47

★日曜日 共通
阪神11レース

朝日杯FS

セカンドテーブル
これまで1200→1200→1400mと使われ、今回が初めてのマイル戦となる1頭。
前走の京王杯2歳Sは馬場の内側が荒れて直線の上がりに特化した馬場となりました。
アクティブミノルが強引に控えたため、同馬がかなり楽な逃げになり、4コーナーで隊列が凝縮する展開となりました。
直線で速い上がりの決着となり、逃げたセカンドテーブルが二枚腰で逃げ切る内容でした。
全くのノーマークの影響、同型が躊躇したこと、ペースも楽だったことなどかなり恵まれた内容であり、2着馬の方が評価が高い1戦となりました。
今回の阪神1600m戦では、府中の1400mで生きたギアチェンジ面が。阪神外1600mでは役に立たちません。
L3からの下りでトップスピードに乗せやすく、また直線L1での登り坂もあるため、本質的にはトップスピードの持続力がないと苦しい舞台です。
その点で、今回の舞台は総合力の高さが際立った京王杯2歳Sと違って後続各馬の食い込みはより厳しいものになります。
また、阪神外回りのマイル戦では阪神JFの傾向を見る限り流れる可能性が高いという点もマイナスとなります。
今回は比較的タフな馬場想定で、ペースをスローにコントロールして48秒ぐらいで進めることができるかどうかがカギとなります。
ある程度マークの薄い状態で、リードをある程度保ちつつ単騎の2,3番手ぐらいで仕掛けを遅らせることが理想です。
緩急には強いタイプで、仕掛けを遅らせつつ相手の動きを待って、L2最速戦に持ち込んでトップスピードに乗せて坂を上りたいところ。
阪神JFのようにL3最速戦で減速しながら坂となると前で踏ん張るのはかなり厳しくなります。


ダノンプラチナ
ここ2走の府中マイ戦で明らかにパフォーマンスを上げてきている1頭。
この馬はテンションが高い点がネックで、前走でもかなりテンションが上がっていました。
G1レース、音が反響する阪神パドックという事を考えると今回もかなりテンションが上がる可能性は高い1頭です。

今回は少し後ろで中団ぐらいの競馬をしてきそうで、ここ2走で言えることは少なくとも後半のトップスピード持続力、ポテンシャルともに良い意味で、そして高いレベルで未知数であると言えます。
さらに未勝利戦で見せたように急激なラップの緩急に対応できるギアチェンジを持ちながらトップスピードの質も高いものを見せています。
この馬の後半の総合力の高さはこのメンバーでトップクラスです。
また、前走でタフな馬場への対応力を高いレベルで見せており、相手関係が一気に強化される今回でも、ミッキーユニバースを正攻法で3馬身ちぎった能力は全く見劣りません。
前走の内容から序盤無理さえしなければ厳しい流れに対応でき、中弛み競馬で高いトップスピードを見せているため、弱点といえる弱点がありません。