まとめ

過去ログ191 2014/12/23 23:22

★日曜日 ブラスト
中山11レース

有馬記念

流れは『加速』『前傾』『一貫』と様々だが、基本的には『中弛み』になることが多く複合ラップが多いレースです。
また、小回り中山コースということもあり、展開的には逃げ・先行が好走しやすい傾向となっており、4コーナー5番手以内が理想です。
差しが届くこともありますが、その多くは内枠でのもの。
外を回すのではまず届きません。
過去10年の15・16番の成績は(0-0-0-13)で狙えません。

また『中弛み』の場合は、サンデーサイレンス系の好走が多く、特注は菊花賞好走の3歳馬(=01年1着マンハッタンカフェ、03年2着リンカーン、05年2着ディープインパクト、11年1着オルフェーヴルなど)。特に菊花賞から直行した場合の好走が多いと考え、有利なステップと考えます。
(今年はショウナンラグーンが該当)
サンデーサイレンス系は有馬記念好走馬を多数輩出しており、圧倒的に強いGTとなりますが、好走馬の多くは母父がスタミナ型。
宝塚記念好走や天皇賞春好走の4歳馬の場合は適性が高く、好走しやすいようです(=サンデーサイレンスの血が入っていなくても、入っていればなお良い)。
スタミナ型が好走するため、グレイソヴリン系・ロベルト系・ノーザンダンサー系の好走馬もいます。
また同系で上位を独占しやすい傾向もあり、ブラッドバイアスの影響を受けやすいレースと考えられます(=似た適性の馬が一緒に好走する)。

ダイワメジャー、ダイワスカーレット、エアシェイディなど古馬で強さを発揮している前走好走馬の好走が多く、特に古馬での本格化モード時は狙えます。

有馬記念で大切なことは、馬に余力が残っているかどうか。という点です。
好走馬は秋2〜3戦目の馬が多く、前走人気を背負いながら敗退している馬の反撃なども期待できます。前走人気以上に激走した馬は人気になりつつも余力の点では不安が残り過信禁物です。

中山芝2500mは、コーナーを多く回るためコーナーリング適性(=中山コース適性)が必要なことと、天皇賞春・宝塚記念・菊花賞・JCなど長距離よりの適性を持った馬が好走しやすいことからスタミナ(=2500m以上を好走出来るタイプか、2200mのスペシャリスト)が必要と考えられます。
スペシャリスト向きなコースで、リピーターの好走も多い(=02年1着→03年1着シンボリクリスエス、02年2着→04年2着タップダンスシチー、03年2着→05年3着リンカーン、03年3着→04年1着ゼンノロブロイ、05年2着→06年1着ディープインパクト、06年3着→07年3着ダイワメジャー、07年2着→08年1着ダイワスカーレット、08年3着→09年3着エアシェイディ、09年2着→10年2着ブエナビスタ、10年3着→11年3着トゥザグローリーなど)。