まとめ

過去ログ194 2014/12/25 0:24

★日曜日 共通
中山10レース

有馬記念
トゥザワールド
菊花賞は外枠ではどうしようもなく、距離も長過ぎて最後は失速して16着。
兄も天皇賞春で崩れていましたが、距離の問題と考えて間違いありません。
有馬記念は2500m戦で、血統的にも兄のグローリー、母のトゥザヴィクトリーが3着に健闘できているように下地はあります。
弥生賞がイメージ的にはスローのロングスパート戦でまずまず強い競馬をしていました。
中山コースは2度使われて2度ともワンアンドオンリーに先着しています。
スローから向正面で流れるようなロングスパート戦の中で、最内を上手く立ち回るなり目標を置くなりでロスなく進められた場合は警戒が必要な1頭となります。
ただ、近走のパフォーマンスはワンアンドオンリーにポテンシャル面でも見劣っており、この距離になるとワンアンドオンリーも序盤をゆったり進められるため、弥生賞のパフォーマンスだけで見ても楽な競馬にはなりそうもありません。
ポテンシャル特化戦ではワンアンドオンリーでも微妙なぐらい強敵が揃っているため、真っ向勝負では太刀打ちできません。
前々でレースが動いたときにいかにロスなく進められるかがカギとなります。


ラストインパクト
この馬はトップスピードがそれほど問われず、ゆったりと運ばせて爆発させるステイヤー色が強いイメージがありました。
前走の金鯱賞の内容は上記のイメージをより強くさせる競馬になりました。
このスローのロングスパート戦でトップスピードが問われない方が良いという適性は有馬記念では非常に重要。
前走の金鯱賞の内容から、今回の有馬記念ではかなり警戒すべき1頭になりました。
菊花賞は勝ちに行く形でL1甘くなりましたが、結果的に距離が少し長かった可能性があります。
日経賞はL2最速で中山コースでしたが、ギアチェンジを要求される超スローの競馬で内ポケットから捌いて3着までという内容。
距離に関しては2500mぐらいが序盤ゆったり運べるという条件的に見ても良く、日経賞のような競馬になっても、トップスピード戦になってもそれなりに対応できるというのは大きな武器と言えます。有馬記念の場合、稀にL2最速戦で11秒前半の早いラップを要求されることはありますが、その場合でもL5ぐらいから12秒に入ってからの急激な加速になりやすいので、一瞬の良さが要求されることが多い傾向にあります。
トップスピードの持続力は並ですが、最速地点まで持っていくギアチェンジが高い馬で、小回りの中山で内枠を上手くひければワンチャンスあります。
ポテンシャルが最大の武器とはいえ、ポテンシャルの真っ向勝負でエピファネイアやジャスタウェイといったところに勝てるかまでは微妙です。