まとめ

過去ログ196 2014/12/25 22:30

★土曜日 
中山5レース
ウインエスパシオ
掛かる面があるため、前に壁を作れない外目の枠に入ると前走(大外枠)のように前に行かせると出て行ってしまいます。
前走は抜群のスタートを切って大外から2番手にポジションを取り、馬群がちぎれちぎれになるハイペースを追走。その中で最後まで踏ん張っての3着は価値があります。
内目の枠で前に壁を作れるようならアッサリ勝てそうな1頭となります。
2走前の福島では内枠からの競馬となり、道中は勝ち馬をマークするように運び、直線では差を詰めていましたが、4コーナーで外に振られたロスが響いてしまい、クビ差の2着となりました。
前走は大外枠からでも3着に入っており、今回は前走以上は走れそうな1頭。


カスクストレングス
前走は1ハロン延長で追走が楽になっていましたが、良いポジションを取った分だけ終いは甘くなり3着。
距離延長はプラスとは言えません。

セルメール
前走は2ハロン延長しての2000m戦となりましたが、コントロールを利かせて3着。ゴール前は素晴らしい切れをみせましたが、最後は2着馬に間を割られてしまいました。
牡馬にしてはガサ無いだけに、中山の急坂に対応できるかがカギとなります。

★土曜日
中山5レース
ウインエスパシオ
カスクストレングス
セルメール
クラシコ

中山7レース
アトランタ
タイセイレグルス
スマートカルロス
トーセンミッション

阪神2レース
ウエスタンラムール
エイシンアンティー
マコトグランドゥ
レンズフルパワー
テイエムマンキチ

阪神8レース
シュミット
スズカルパン
タガノプリンス
マルケサス
リーゼントブルース

エリカ賞
シュヴァルグラン
フローレスダンサー
ベルーフ

★土曜日 共通
阪神11レース

コパノリチャード
この馬はダートも問題なさそうですが、前走は盛岡の軽いダートに更に道悪で超高速ダートとなってしまい、参考外の1戦です。
勝ち時計が1:09.0の流れでハナを切れずに包まれてしまい力を出し切れませんでした。
芝では基本的にはタフな馬場での消耗戦タイプで、スワンSのように緩めてのトップスピード戦で出し抜く競馬もできており、決して単調な逃げ馬というわけではありません。
現時点で阪急杯のパフォーマンスはかなりの高く評価でき、今回の阪神内1400mの舞台は確実にプラスとなります。
高速馬場巧者のミッキーアイルとは真逆の適性で、この馬はパワー型のスピードを生かして他馬の脚を削いで自身もばてるが他馬はそれ以上にバテる、そういう競馬で良さが出る消耗戦タイプの逃げ馬です。
1200mでは本質的にスピードで足りず、東京1400mのパンパン馬場でも後続に脚を使わせるまでには至りませんでした。
高速馬場よりタフな馬場でこその馬で、今の阪神の馬場状態はこの馬には絶好の舞台と言えます。


ミッキーアイル
今回の阪神内回りの1400m戦はディープ産駒が苦手としている条件で、タフなスピードとポテンシャルが要求されるコース。
今年はタフな馬場となっており、この馬の武器が削がれる可能性が高いように思えます。
この馬の武器はレース序盤のポジショニング。
20秒台後半が出ればいい方の馬場で、この馬の得意とするスローに落とすのはかなり難しいように思えます。
今回は同型に消耗戦タイプのスピード馬コパノリチャードが絡んでくる可能性が高く、ゲートも決して安定しないこの馬にとっては悪い材料が揃っていしまいました。
良馬場での競馬が理想で、どこかで息を入れる競馬ができればチャンスはありますが、基本的にはパワー型スピードとポテンシャルが要求される舞台だけに、総合力の高さを生かしてきたこの馬にとっては厳しい戦いとなりそうです。


クラレント
阪神1400m戦でも昨年よりタフな馬場となった今年は、基本的には総合力を生かすタイプのクラレントとしてはスピード戦になりやすいこの舞台は合っていません。
ただ、京王杯でみせたパフォーマンスは以外で、今の馬場でコパノリチャードについて行ってどこまでやれるかは見てみたい1頭です。
コパノリチャードはタフな馬場適性が高く、クラレントは高速馬場巧者。
昨年の3着はペースもそこまで上がらずに11.6 - 11.3 - 11.5 - 12.0と阪神内回りにしてはL3で11.3とそこそこ速いラップを要求された分、最低限の恰好はつけられました。
単調なペースになってやれるかどうか。ここで厳しい流れでも先行策でやれれば、1200路線でも対応出来そうです。