まとめ

過去ログ199 2015/1/2 15:43

★月曜日
★月曜日 11net
中山11レース

中山金杯

ロゴタイプ
昨年は1600〜2000mで小回り、洋芝、急坂、平坦、短い直線、府中の長い直線等、様々な条件下で戦ってきましたが、徐々にパフォーマンスを落としており、陣営が手探り状態の中で消耗を続けている1頭。
この馬の良いころはとにかく前半のスピードを生かしての競馬。
皐月賞ではかなり時計が出やすい高速馬場で、ペースが58.0-60.0というのからもわかるようにかなりのハイペース戦。
このハイペースを好位の内で追走しながら3コーナーで外に出して4コーナーで一気に先頭列まで射程圏に入れると、そこから直線で楽にエピファネイアを捕えて、きっちり突き抜けました。
この時点でエピファネイアをねじ伏せていたようにこの馬としては朝日杯も含めてマイル〜2000mでのスピード戦を追走してポテンシャルでねじ伏せる競馬で結果を残してきました。

今年は中山記念で3着に好走しており、トウケイヘイローの出遅れで序盤のペースが緩く、そこから11.6 - 11.8 - 12.3 - 12.1 - 12.5のラップでトウケイが捲ってのロングスパートという形。
3〜4コーナーで2列目の一つ外から直線しぶとく伸びるもジャスタウェイのポテンシャルには完敗し、最後はアルキメデスにも差されました。
タフな馬場でロングスパート戦の中でスピードをコントロールしながらの競馬はジャスタウェイと同等かそれ以上のパフォーマンスだったと言えます。

★月曜日
★月曜日 見解
中山11レース
第64回日刊スポーツ賞中山金杯(G3)

過去10年間のデータより・・・
1番人気 (3-0-2-5)
2番人気 (2-2-1-5)
3番人気 (2-0-0-8)
4番人気 (1-2-0-7)
5番人気 (1-1-2-6)
6番人気 (0-2-0-8)
7〜9人 (1-1-3-25)
10人以下(0-2-2-63)

波乱傾向で人気馬同士の決着は
ほとんど無く、単勝1倍台に支持された馬はいない。
荒れているが、単勝30倍以上は(0-0-3-65)で連対が無い。

10年間で36万、12万、23万、24万馬券が出ており、4度も10万馬券が出ている。

7歳以上は(3-4-1-58)で好走しているが、ハンデ55kg以下は
(0-0-0-26)と苦戦している。


斤量データ
50kg以下(0-0-0-6)
51kg  (0-0-0-1)
52kg  (0-0-0-10)
53kg  (1-1-1-18)
54kg  (0-1-2-19)
55kg  (1-2-3-17)
56kg  (1-3-2-30)
56.5kg (0-0-1-1)
57kg  (4-2-0-14)
57.5kg (2-1-1-7)
58kg以上(1-0-0-4)

52kg以下は(0-0-0-17)で連対無し。
ハンデ57kg以上で当日5番人気以内
なら(6-1-1-9)で信頼度は高い。

また、前走から斤量増だった馬の好走確率は高く、当日5番人気以内なら(7-2-3-6)で複勝率66.7%となっている・・・この先は会員様情報で公開させていただきます。

★月曜日 win
中山11レース

中山金杯のポイントは、
@中盤が締まる流れになりやすく、小回り芝2000m好走実績が重要。
A4コーナー5番手以内の馬を中心に。
B中山芝コース巧者なら芝2000mの距離実績が不足しても好走がありますが、2・3着の可能性が高くなっています。距離適性をカバーするために先行し、距離ロスは少なくする必要があります。
C大系統ナスルーラ系(=ネヴァーベンド系、グレイソヴリン系など) や大系統ノーザンダンサー系(=リファール系、ノーザンテースト系、サドラーズウェルズ系など)の欧州スタミナ型血統が前面に出ている馬。スタミナ型サンデーサイレンス系の好走もありますが、より前者を重視。
D前年暮れの有馬記念好走馬の血統配合も注目(=年度が替わりますが、馬場は変わらないため有馬記念上位好走血統で偏りがある場合はブラッドバイアスが発生していると考えられます)。


マイネルミラノ
近5走は5戦4勝で、中山で3勝している同馬。
3走前はむらさき賞で
2着に敗れましたが、昇級戦で直線の長い府中での切れ味勝負となってしまいコンマ1秒差の2着となりました。

そのむらさき賞は46.9-46.6と平均ペースで11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.4 - 12.3のラップ。
L3最速戦でスピードの高さはもちろん、直線入りで加速してL1まで粘るポテンシャル寄りの競馬となりました。
15番枠からポジションを取っていきながら2番手を確保し、3〜4コーナーでも番手外からしっかりと追走して直線に入ると、直線序盤で先頭に立って突き放しにかかるも、L1で甘くなってレッドルーファスに差される内容。
このレースは外枠からコーナーでも緩まない流れで一つ外から速めに動き、L3最速戦ということを考えても負けたものの、一番強い競馬をしていました。
また、この時期はかなり馬場が軽かく速くなっていました。
1800m戦でハイペースを刻んで完勝した美浦Sと比較しても、軽い馬場でこのペースでは後続に脚を使わせ切るというまではいかなかったように思えます。