まとめ

過去ログ212 2015/1/14 11:23

★日曜日 win
京都11レース

日経新春杯

ハギノハイブリッド

ポテンシャルタイプの1頭。
4走前の京都新聞杯の勝ち方もポテンシャル戦となり、57.7-60.8と超ハイペース戦。
このタイムは大逃げ馬がいてのモノですが、それでも実質的に見ても平均よりは速い流れとなりました。
12.5 - 12.5 - 12.1 - 12.8 - 11.6 - 11.8のラップで逃げ馬がバテた面もありますが、トップスピードを要求されないポテンシャル勝負となっていました。
2着馬のサウンズオブアースを見るような位置から、中団で3コーナーへ入ると、3〜4コーナーではサウンズが先に動き、直線序盤でサウンズの直後に付けるとジリジリと伸びて、最後は楽にとらえて抜け出しての完勝。
3〜4コーナーでワンテンポ置いてロスも小さくできたのがラップ推移的に見ても大きかったレース内容ですが、それで楽に差し切れておりポテンシャル面では底を見せていません。

その後のダービーでは後方最内から12.7 - 13.6 - 12.2 - 11.6 - 11.1 - 11.7と仕掛けが遅いトップスピード戦となり、ポテンシャル面を生かせないレース展開となってしまいました。
適性外の流れとなったため、この内容は参考外と言えます。
神戸新聞杯以降は福永とのコンビとなりましたが、結果的にポテンシャルタイプのポテンシャルを封じ込める結果となっています。
神戸新聞杯ではL3最速戦。
ワンアンドオンリーが外から捲る展開で、そこで一気にトップスピードに乗せてそこからのトップスピード持続力勝負。
この流れで中団の最内で脚を溜める形をとなりましたが、動きたいところで進路がない状況で、前の列に合わせているうちに外の馬に一気に前に出られる形。

ポテンシャルの高さを生かせず、内に拘って要所でペースを早めに上げていった外の馬に対して内で前の列に合わせざるを得なかったため、力を出し切れずの敗戦となりました。

前走の菊花賞は超高速馬場でペース的にもこの馬にとって良さそうな展開。
1000通過は60.9でしたが、中弛みがないまま団子状態で後半に更に加速するという特殊な流れでした。

この流れで中団馬群の中で進めましたが、3コーナーぐらいから進路なく、何度も狭くなる場面がありました。
直線序盤でも進路がないまま追い出しが遅れる競馬になり、そのまま流れ込んで12着。
菊花賞は前と左右にスペースのない状況で仕掛けが後手後手になる競馬となり、かなりちぐはぐなレースとなってしまい、内を通せなかったことも影響して中途半端な競馬となりました。