まとめ

過去ログ221 2015/1/21 16:58

★日曜日 共通
中京11レース

東海S

コパノリッキー
今回のポイントは坂スタート。
2走前のチャンピオンCの時と同じように坂スタートが影響しての出負けなら今回も不安材料となります。
今回はスタートが上手い武豊騎手に替わるというのはプラスとなります。
スタートを決めて主導権を握る事ができるかどうかがカギとなります。
3走前のJBCでは、ハイペースを刻んで強い競馬ができており、1800mでスピードで押し切る形でどこまでやれるかも底を見せていません。『ハイペースの流れを作って後続に脚を使わせ、コーナーで仕掛けを遅らせて直線2Fの勝負に持ち込んで出し抜く。』これがこの馬の勝ちパターンでとなります。
盛岡JBCでも直線入りで出し抜いていており、恐らく加速ラップを踏んでいたように思えます。
能力間違いなくは最上位の1頭ですが、坂スタートでのゲートを上手くこなせるか。この1点に尽きます。


ナムラビクター
この馬にとってのベストの展開は道中緩んでからのロングスパート戦。中京1800mでもレース序盤からペースが上がって12秒前半を連続するようなスピードが要求される競馬では良さが出にくいタイプです。
この馬はトップスピード勝負でもシリウスSで対応しており、チャンピオンズCでも高いレベルを見せており、1800mでもレース序盤がスローなら競馬がしやすい1頭です。
阪神2000mでも12秒前半を連続させるようなポテンシャル勝負ならどこまでも伸びていく印象がある半面で、シリウスSのようにトップスピードを要求されると甘くなる傾向があります。
このレースでは4コーナー以降で良い脚を使いながらもラスト1ハロンで伸びを欠いていました。
トップスピードは一瞬ですが、ポテンシャルは高いタイプで、レース序盤で無理はできない長距離タイプと言えます。
1800mでは、ペースが上がるとパフォーマンスを落としており、今回はコパノリッキーが先手を主張するなら、コパノリッキーのペースメイク次第となります。
チャンピオンズCほどペースが落ち着く可能性は低いとは思いますが、少なくとも平均ペースまでなら対応可能です。
理想はペースアップ戦で外から押し上げていく競馬。
スローのロングスパート戦になればこの馬にとって一番望ましい展開ですが、単調なスピード勝負になると評価は下がります。
阪神2000mで見せたポテンシャルは間違いなく一級品だけに、それを引き出せるペースと早めの仕掛けになれば出番はあります。