まとめ

過去ログ222 2015/1/22 14:11

★土曜日 共通
京都11レース

京都牝馬S

キャトルフィーユ
この馬はトップスピードの持続力が高い馬で、スピードが武器で1800mの平均ペースで高いパフォーマンスを見せています。
ヴィクトリアマイルでも要所ではイマイチながら最後まで伸びており、比較的スピード色が勝った馬という印象です。
11秒前後のラップが要求される流れになってしまうと良さが出にくいため、展開に左右される面があります。
ヴィクトリアマイルの内容ならマイルの平均的な流れは問題なく、スローでも仕掛けが早くなれば良さが出せそうです。
ただ、ペースを引き上げていく段階ではいつも見劣っているため、スローで仕掛けが遅れる展開は避けたいところです。
この馬の弱点は要所での反応の悪さで、要所が鈍いディープ産駒という点で京都コースは合っているように思えます。
ペースが流れてくれれば優位に立てるだけに、平均〜ややスローで仕掛けも早くなる厳しい競馬が理想です。


ウリウリ
この馬の武器はトップスピードの質で、今回の京都外回りマイル戦でスローという昨年のような条件が揃えば中心の一頭となります。
ハイペースも前走の阪神Cで対応出来ており、重馬場のローズSでもやれているため、マイルの距離のハイペースも問題無さそうです。
理想は高速馬場で、前走の感じならある程度追走しても脚を引き出す事は可能です。
府中牝馬Sは距離が長かったために参考外の1戦です。
ディープ産駒にありがちなギアチェンジで脚を使ってしまうタイプのような印象もあり、動きたいところで上り坂がある府中が合わない可能性もあり、府中牝馬Sは度外視できます。
京都外回りならこの馬の持ち味を存分に生かせる舞台といえ、トップスピード勝負で、序盤スローの団子が理想です。
この馬のトップスピードなら連覇の可能性は十分に可能です。

★土曜日 ウイナーズ
京都11レース

京都牝馬S

キャトルフィーユ
後半の総合力もそれなりには持っている馬で、ヴィクトリアマイル13番人気でコンマ1秒差の5着となりました。
46.2-46.1の平均ペースから11.5 - 11.8 - 11.4 - 11.2 - 11.7のラップでどの要素も適度に問われる総合力勝負。
このレースで楽にポジションを取り、2列目のポケットを確保して4コーナーで仕掛けながらも進路がなく直線入りで外に誘導するロスがありました。
最速地点までは伸びはイマイチでしたが、ラスト1ハロンで伸びを見せてきて最後はホエールキャプチャに並びかける勢いでした。
チークピーシーズで集中力が増し、マイルのスピードを含めた総合力勝負に対応してきたのは大きな材料です。
ただ、本質的には1800〜2000mがベストです。

3走前の府中牝馬Sでは47.0-46.5と平均ペースで12.2 - 12.3 - 11.3 - 11.3 - 11.6と後半のトップスピードが問われる展開。
その流れで簡単に下げてしまい、中団で競馬をするというこの馬の良さであるスピードを殺す競馬となりました。
(これはスタート後に物見をしてしまったためで、馬自身がブレーキを掛けていました。)
3〜4コーナーでもロスなく進めましたが、コーナーでラップが落ち着いている中で前を向けず直線加速の段階で凝縮する馬群に包まれて反応で苦しみ、L2でようやく進路ができてから伸びて来ましたが、ポジション差、仕掛け遅れが致命傷となり4着。
距離延長で狙いたい1頭ですが、今回はマイル戦となり、絶対的な1頭とは言えません。