まとめ

過去ログ228 2015/1/29 10:34

★日曜日 121
京都11レース
シルクロードS

ベルカント
新潟芝内1200m戦で行われた昨年のスプリンターズSはハイペースの流れ、内回りらしく3コーナー地点でペースが落ちて4コーナー出口からペースが上がるという競馬となりました。
この流れを2列目内ポケットで進めながら3コーナーでは前にスペースを置いて、4コーナーで手が動いてスペースを詰めながら上手く外に持ち出す展開で直線で一瞬先頭に立ちましたが最後は甘くなっての5着。
この馬は左回りが得意ではないだけに、中山コースだったら・・・と思わせる内容でした。
スプリンターズSはかなりうまく乗られており、スペースなく馬群で動けなかった馬に対して、2列目ポケットとコーナーでロスのない位置から緩みの地点で合わせずにしっかりと仕掛けて4コーナー出口〜直線に向けていました。
最終週で馬場も悪くなっていた事もあり、内を通して持ち味のパワーを生かして競馬ができたというのも大きかったように思えます。

CBC賞では平均ペースの範囲でしっかりとレースを主導し、直線序盤は抵抗したもののL1で甘くなってしまい5着。
前走のスワンSではスローからのL2最速トップスピード持続戦となり、早い段階で速い脚を要求される流れとなり7着。
2列目ポケットで立ち回り、3〜4コーナーでも最内を立ち回って我慢して進めましたが直線でミッキーアイルに出し抜かれて下がってしまい、そのままジリジリと良さがなくの完敗となりました。
ここからもトップスピードの持続力が足りない印象があり、これは京都1200mでは適性的に合っていないように思えます。

★日曜日 win
京都11レース

シルクロードS
ヘニーハウンド

ダートを連戦した後の前々走の芝オパールSでは見事に復活を果たして13番人気で1着となった同馬。
ペースとしては32.6-34.1と京都にしてはハイペースで流れ、縦長の展開。
これを中団で追走し自身の走破ラップでも33.9-33.0と極端な後傾ラップではありませんでした。
ハイペースを最内でロスなく進め、10.5 - 11.0 - 11.5 - 11.6と減速戦の流れで3〜4コーナーでは中団最内。
前にいたエイシンブルズアイが外に出した事でスペースが空き、そこで一気に加速して鮮やかに抜け出す勝利となりました。
嵌った面もありますが、厳しい流れでそこそこ追走してしっかりと最後まで伸びてきた点は評価できます。
トップスピードの持続力が高く、ポジション取りが拙い分安定しませんが、嵌れば勝ち切れるだけの武器を持っているのは間違いありません。

前走の京阪杯はペースが34.7-33.6と遅くなってしまい、11.1 - 11.0 - 11.0 - 11.6とコーナーで速い脚を要求されつつも減速が遅い展開。この前に有利な流れを中団の最内でしっかりと進めて行きましたが、進路が作れない状況で直線を向き、序盤でスペースはできたもののいつもの切れが見られずに8着。
鞍馬Sを勝った時でも強烈な切れ味を見せており、32.2の上がりを記録していることからも速い地点での切れ味は見せていました。
前走は序盤スローで11.1-11.0と早い段階でトップスピードに乗っており、ロスのない競馬で直線でもスペースがあったことを考えると、この流れで上り3Fだけで見ても33.5というのは不満が残ります。

この馬の血統を考えると超高速馬場巧者の可能性も高く、パンパン良馬場が望ましいこの馬にとってはオパールSはかなり条件が揃ったレースと言えます。
今回は良い条件とは言えないため、オパールS程のパフォーマンスは期待できません。