まとめ

過去ログ241 2015/2/10 13:55

★日曜日 1鞍
東京11レース

リアルスティール
新馬戦は好スタートから下げる形で好位につけると道中で少し行きたがる面を見せ、前半は折り合い重視の競馬となりました。
3コーナーまでには外目で進路を確保しており、徐々にエンジンがかかって4コーナーでは外からポジションを上げながら先頭列に並びかけましたが抜け出す脚が速すぎて先頭に立って物見をしていました。
直線序盤でリベレーターが差を詰めてくるとそこから坂を上がって再び突き放す感じでの完勝。


新馬戦ということもありますが、少なくとも要所で加速していく時にグンと反応する感じはなく、12.9のあたりから手が動いていた事を考えると仕掛けのタイミングとしてはワンテンポ早めにしっかり動かせたはずです。
下りの4コーナー地点でスピードに乗っていく感じでしたし、そこで取り付いて最速地点で先頭に立ちましたが、そこでは2着のリベレーターとは差を広げているわけではありませんでした。
スローなため10.7そのものはそれなりには評価できますが、この馬がほとんど刻んだレースラップでもあり、2着馬との脚色を考えてもトップスピードの質はそれほど感じませんでした。
ただラスト1ハロンでしっかりと差をつけたように、トップスピードの持続力は見せており速い上りでサッと抜け出せた点は大きく評価できます。

★日曜日 ブラスト
京都11レース

ハープスター
桜花賞では強い競馬をしていましたが、レースレベル的に見てもL1での差し込みは当然といえ、レッドリヴェールやマイルのヌーヴォレコルトとの比較で見るとまだ、強烈なパーフォーマンスとは言えません。
オークスではクビ差の2着となりましたが、ペースは12.8 - 12.5 - 12.0 - 12.0 - 11.3 - 11.8と仕掛けが遅い流れになってしまい3コーナーでもまだ進路確保できずに4コーナーで外に出してようやく追い出しましたが反応が鈍く、直線序盤の段階ではニシノアカツキにも反応で見劣っていました。

前走のジャパンカップでは3〜4コーナーで故障馬の煽りを受けてしまい、ハイペースでコーナーでも速い流れの中で外から立て直しながら直線を向く展開となりました。
前走のジャパンカップもオークスも、動き出したいタイミングで急に仕掛けるような競馬になったため、トップスピードに乗せるという過程でリズムを上手く作れずに脚を使ってしまったように思えます。

ハープスターがスムーズに競馬が出来た時に2400mのトップスピード戦でどこまでこのトップスピードを持続させてくるかはまだ未知数です。

単調なハイペース戦となったポテンシャル勝負の札幌記念と比べれば、パフォーマンスが落ちる可能性はあります。