まとめ

過去ログ254 2015/2/19 22:38

★土曜日
京都9レース
ストーンウェア
未勝利勝ちは京都芝外1800m戦ですが、前後半はそこそこ速く12.2 - 12.6 - 12.7 - 12.0 - 11.3 - 11.5と中弛みで凝縮からの2F戦直線勝負という形。
ここで後方から直線しっかりと伸びて着ての差し切りは2Fの直線勝負ということを考えると評価ができます。
上がり3FもL3で仕掛けが早ければもっと速い上りが出せていた計算です。
中弛みで結果を出せており、トップスピード勝負で良さも見せ、超スローの京都内2000m戦で団子勝負なら当然好勝負になると思いましたが、前走はコンマ2秒離されての2着。
前走は向正面でズブさを出しており、3〜4コーナーでの反応もイマイチでした。徐々にエンジンを掛けるタイプだけに、直線入り口で勝ち馬にぶつけられてしまい勢いを削がれる大きな不利があっただけに、まともならもっと際どい競馬になっていました。
ここは中心の1頭となります。

ダノンリバティ
前走の京成杯スローペースで12.7 - 12.0 - 11.7 - 11.7 - 12.3のラップで後半徐々に加速しする内容で、トップスピードはそれほど問われませんでした。
レース序盤は好位をしっかりと確保し、3コーナーでペースが徐々に上がっていく中で3列目の内目を追走。
4コーナーで仕掛けてコスモナインボールの直後を進め、序盤で追い出されるとジリジリと伸びてあしたが、最後は脚色を鈍らせての5着。
このレース内容からは、ポジショニングもポテンシャルも速い地点での脚という面でも全て武器にはならない事が分かりました。

エリカ賞はスローで12.4 - 11.9 - 11.9 - 11.7 - 12.2と後半のロングスパート戦。
ここでは出負けしてしまいポジションも取れずに最後方まで下がってしまいました。
そこから3〜4コーナーで早いラップを刻む中で外々を回しており、直線でも追い出さずに流して12着。

新馬戦はトップスピード勝負で、ゲートも拙く後方からの競馬になり、3コーナー手前でもまだ内で進めていました。
3〜4コーナーでは最内のスペースを押し上げながら中団で直線を向くと、そこからの追い出しでの反応はイマイチ。
L2で大外からジリジリと伸びてきて前がしんどくなったところを差し込んだ形です。
この内容としてはトップスピード持続力の高さを発揮したと言え、このレースの3着が東スポ杯4着馬のエミネスクであり、これは完封できています。

近2走はポテンシャル勝負になって良さが出なかったという見方もでき、特に前走の京成杯はこれまでスピード面で明らかに不安があったものを、とりあえず一定のスローペースの範囲で好位で追走しながらも動く脚そのものは見せたという点は評価できます。
この馬の武器といえるのはトップスピード持続力だけということになります。

マキシマムドパリ
前走の菜の花賞は芝が枯れて直線外差し優勢の馬場。
地方馬が先導してそれほど速くはないペースで進み、4コーナーではほとんど団子の隊列。
直線に向いてから急加速が必要な速力戦で、事実上の2Fのみ切れ味勝負となり、この展開を大外枠から距離ロスしつつ楽な脚で差し切ったクイーンズリングはかなり強い競馬をしたと言えます。
フットワークのレベルが非常に高いと感じる内容で、この2着となった同馬も距離不足のマイル戦で健闘したと言えます。
今回の1ハロン延長は好材料と言えます。