まとめ

過去ログ257 2015/2/24 9:10

★日曜日 研究
中山11レース

過去10年のデータ解析

連対19頭の前走が重賞に使われており、掲示板外から巻き返して連対した馬が10頭おり、前走着順は不問。

連対17頭に芝1800メートルで勝利実績あり。
また、20頭中17頭に芝マイル以下で優勝歴がありました。
これは開幕週で高速決着になりやすいため、マイルでも通用するスピードがあれば優位に立てます。

連対20頭中、16頭が芝の重賞勝ち実績があり、うち14頭が芝1800メートル以上で重賞勝ち実績あり。
重賞未勝利だった4頭中3頭にはコーナー4回の芝1800メートル〜2000メートルの重賞で3着以内の実績がありました。

7歳以上の優勝馬は4頭いますが、いずれもこのレースで連対実績があったリピーター。
好走歴がある馬は高齢でも割引は必要ありません。
『中緩みが無い』という特徴があるレースだけに、このレース特有のラップ適性が合っている馬がリピーターとなります。
蒸気を除く7歳以上は【0・1・1・33】と不振です。

データ的にはイスラボニータ。
中山芝内回りで皐月賞勝ちの実績があり、芝1800メートルは重賞で2戦2勝。
全ての項目を高水準でクリアしています。

★日曜日 ブラスト
中山11レース
中山記念

中山記念は数少ない中盤が弛まない重賞です。
例年、中盤のラップタイムが厳しく底力が要求されることが多く、中距離特化型の馬が良く好走する傾向があります。
小回りコースの中山芝コースということもあり、4コーナー5番手以内に位置する馬の好走が多く、先行できるかどうかがポイントとなります。
さらに開幕週ということもあり、逃げ・先行馬が残りやすく有利な傾向にあります。

血統の傾向は、大系統ノーザンダンサー系(=ニジンスキー系、リファール系、サドラーズウェルズ系、ノーザンテースト系など)が強く、スタミナ持続型の特徴が良くでているトニービン系も好走が多くなっています。
サンデーサイレンス系は、ダンスインザダーク、ステイゴールド、ネオユニヴァース、アグネスタキオン、スペシャルウィークなどスタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多く、特に有馬記念好走血統ならば適性が向いています。

また、バランスオブゲーム、ダイワメジャー、カンパニー、サイドワインダー、リアルインパクトなどの好走から、新潟芝1600mや東京芝1800mを好走した馬に適性が向いている傾向もあります(=特に関屋記念と毎日王冠)。

近年は有馬記念好走馬の好走も多く(=07年2着・08年3着エアシェイディ、09年2着ドリームジャーニー、11年1着ヴィクトワールピサなど)、小回りコースの中山芝コース適性と距離短縮が嵌るものと考えられます。
それ以外にこの重賞は、リピーターの好走も多く、適性重視のレースと考えられます。
過去に好走した馬は近走が悪くても復活する可能性があります。