まとめ

過去ログ261 2015/2/25 10:10

★日曜日 ウイナーズ
阪神11レース

阪急杯

ミッキーアイル
3走前のスワンSはこの馬の競馬ができて1番人気に応える事ができました。
アオリ気味のスタートでしたが、スッと行き脚がついて外から主張しながら途中でじわっとハナを取り切ると、序盤スローから11.3 - 11.2 - 11.0 - 11.7とコーナーでペースを上げながら直線入りで最速の流れ。
4コーナーでも手応え十分でしっかり出し抜いて直線序盤でリードを広げ、最後は強襲は受けたましたが半馬身凌いでの勝利。
この馬は総合力は高いものを見せていますが、どちらかというとトップスピードの質が武器になる馬で、シンザン記念で最後にウインフルブルームに強襲されたようにトップスピードの持続力はそこまで高くはありません。
この流れでは前半スローでしたが仕掛けは早く、L2最速戦とはいえL4から速いラップを刻んでいました。

崩れたマイルCS、阪神Cはいずれもハイペース戦となり、前の馬を追いかけてしまう悪癖がもろに出てしまいました。

マイルCSでは45.3-46.2とハイペースで、超高速馬場でペースそのものが45.3と速く、流石に前掛かりになってしまいました。
11.6 - 11.4 - 11.5 - 11.3 - 12.0とL2最速戦という形ですが、前半が速く最速ラップが11.3とトップスピードの質もスワンSほど求められずL1はかなり落としています。
この流れでハナを取り切れず、内のホウライアキコが主張したのでこれを見ながら番手外という形。3コーナーでホウライアキコに迫り、4コーナーで先頭に立って直線に入るも出し抜くどころかすぐに失速。
阪急杯でもペースは34.3-35.2のハイペース。
11.2 - 11.2 - 11.6 - 12.4のラップでここでも無理せず番手から進め直線で一瞬見せ場はありましたが徐々に下がってしまい最後は7着。
この2走はペースが速くてコントロールしきれずに完敗しています。

ペースが上がりやすい阪神1400mの舞台は、序盤にゆったりとすすめたいこの馬にとっては適性的に向いておらず、今回は真逆の適性であるスピードタイプのコパノリチャードの存在も割引材料です。
この馬の理想はペースの緩急をつけやすいコースでの1600〜1800m戦で、今回も苦戦必至の1頭となります。