まとめ

過去ログ265 2015/2/27 8:23

★日曜日 共通
中山11レース

マイネルフロスト
中山金杯は59.4-58.4のややスローから12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.9と4F勝負でL2最速でも11.4とそこまでのトップスピードを要求されませんでした。
その流れで中団外目から動こうとしていましたが直線序盤でジリジリと伸びそうで伸びず、なだれ込む程度。
AJCCはスローのロングスパート戦でも12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.2 - 12.0と2段階の加速でL2最速11.2とトップスピードの質を度要求される流れで、中団馬群からジリジリと伸びつつL1でエアソミュールの外から一番いい脚を使っていました。
この馬はトップスピードに乗せきって持続させたいタイプで、ポテンシャルは微妙ですがこういった無酸素運動の持続力が優秀という印象です。
そういう点でもできるだけ最高速度を問われたうえで惰性でその脚を持続させたいというタイプだと言えます。

その点から今回の中山芝1800mでは馬場による影響度が大きくなります。
高速馬場の中山1800mでは2段階加速の形でL2最速11秒前後が問われてこの馬の持ち味が出しやすいコース。
ただ、例年通り時計が掛る馬場状態で向正面からのロングスパート戦になると、昨年のような単調なポテンシャル勝負になりやすい傾向。
ダービーやオールカマーの比較で見てもイスラボニータに対しての強い武器は感じられず、厳しい競馬、ポテンシャル勝負になってしまうとタガノグランパやステファノスにも後れを取ります。
ロゴタイプのようなスピードタイプが全体的なスピード戦に持ち込んでしまうと強敵だらけになってしまうため、馬場の影響を最も受ける馬と言えます。
今年の1月開催の時のように時計が出やすい馬場状態なら浮上してきますが、例年通りのタフな馬場だと厳しい戦いになります。

★日曜日 共通
阪神11レース

コパノリチャード
1月から3月に限定する(4.0.0.0)で、10月から12月も(2.2.0.3)としています。
逆に4月から9月は4戦してすべて着外となっており、典型的な冬馬。
実際、体調も非常に良さそうで、今週は坂路で4F51.3秒-1F12.5秒を馬なりで記録しています。
1週前にも4F51.9秒を記録しており、今年も中心はこの馬。

レッドオーヴァル
中間はグリーンウッドへ放牧へ出ており、安田隆厩舎はこの組み合わせで成績が上がるのが特徴。
今週は坂路で4F51.9秒を記録しており、これは自身2番目に速いタイム。
数々の名スプリンターを育てた調教師らしく、追い切りもそういう動きになってきました。


ミッキーアイル
もともとはスピードの違いで3戦時は勝利してきましたが、古馬に交じり持ち味が生きないレースが続いています。
そこで陣営は、今回控える競馬を選択し、今週はCWでゆったりと追走し、ラスト1Fだけ加速して12.5秒。
折り合いは問題なさそうでしたが、これで持ち味が活きるかは疑問で、不安の残る追い切りでした。