まとめ

過去ログ270 2015/3/4 10:02

★日曜日 ブラスト
中山11レース

弥生賞
中盤が弛む『中弛み』が流れの基本で、好走馬の位置取りを考えると先行・差し馬が好走しており、逃げ・追込は厳しい傾向となっています。
テン→上がりで速くなる『加速』の流れの時には、(ラップ差が大きければ大きいほど)先行した馬が好走しており、テン→上がりと遅くなる『前傾』の流れの時には、差しが決まっています。

血統の傾向は、サンデーサイレンス系のための重賞。
特に大系統ターントゥ系×大系統ノーザンダンサー系が好走しており、ロベルト系やグレイソヴリン系など、欧州スタミナ型血統もポイントになっているようで、この時期の中山芝コースがスタミナも問われるという印象です。
(今年はコース改修後で上記データは鵜呑みにはできません)

好走している馬はすでにオープンや重賞実績のある馬がほとんどで、特に1着馬になる馬は前走で1着の馬が多くなっています(=00年以降例外は02年のバランスオブゲーム、11年サダムパテック、12年コスモオオゾラ、:ただし朝日杯4着や重賞勝ちの実績はあり、重賞でもある程度好走していた馬でないと厳しい印象です)。

ステップの傾向は、前走朝日杯FS好走馬はここでもよく好走しています(=03年1着エイシンチャンプ、04年2着メイショウボーラー、05年3着マイネルレコルト、07年3着ドリームジャーニー、10年2着エイシンアポロン、13年3着コディーノなど)。
これは皐月賞は厳しい流れになりやすいものの、弥生賞は中盤弛むためマイラーでも好走できると言う事で、特にマイラーの先行馬が好走多いように感じます。
また、同コース・同距離の重賞の京成杯好走馬も好走しやすいように思います(=01年ボーンキング、02年ローマンエンパイア、05年2着アドマイヤジャパン、08年1着マイネルチャールズ、11年3着デボネア、12年アーデント、14年アデイインザライフなど)。

近年の新しいステップとしては、ラジオNIKKEI杯2歳S好走馬も好走(=09年1着ロジユニヴァース、10年1着ヴィクトワールピサ、12年2着トリップ、14年2着ワンアンドオンリーなど)。