まとめ

過去ログ278 2015/3/12 22:45

★土曜日 共通
阪神5レース
ウェスタールンド
近5走は2着4回、3着1回で堅実な1頭。
3走前には今回の舞台でクビ差の2着。
この馬はずっと反対手前でコーナーを走る癖があり、3走前の阪神でもコーナーは反対手前でした。
しかも直線では前が壁となり、進路を切り替えるロスがありながらも勝ち馬と鼻面を並べる所まで迫って最後はゴール前にひと伸びされての2着。
稽古の段階でも併せると抜こうとしないため、レースでも2着が多く、2走前にはブリンカーを試しました。
このレースでは積極的にポジションを取りに行き、上手く立ち回っていましたが最後は詰めが甘く3着。
ブリンカーでは掛るぐらいの行きっぷりだったため、前走はチークピーシーズを装着して舌を括っていましたが、前半に少しハミを噛んでしまい道中は行きたがるのをなだめての追走となりました。
4コーナー手前で外に出してからは仕掛けて前に取りつき、直線は併せ馬の形で伸びてくるも2着。
色々と試している段階ですが結果が出ていないだけに今回も2,3着に取りこぼす可能性(並んでも前に出ようとしない可能性)が高い1頭です。

ワーキングプライド
頭が高くて推進力に欠ける印象がありましたが、新馬戦は頭の高いフォームながらも2着。
2戦目も手応え余裕がありながらも追われてからフォームが高くなり手応えほど弾けずに2着。
スローで前が有利な流れでクビ差の2着まで差し込んできたのは大きく評価できます。
前走は意識的に前目にポジションを取る競馬をしていましたが、その分道中は掛り気味で直線では窮屈なスペースをこじ開けて外にモタれながら鋭く伸びてクビ差の2着。
強い競馬はしていますが、好走しているのは平坦コースばかりです。急坂の阪神コースでは頭の高いフォームで京都以上にやれるとは思えません。

ナムラアン
新馬戦は左に行かないように意識的に内に入れており勝負どころでは外を回る形となりましたが直線はひと追い毎に差を詰めてクビ差の2着となりました。
2戦目は硬い荒れ馬場でスローの落ち着いた流れで上がり3F勝負。
行きたがるのをなだめてジッと我慢させて直線では大外に出してグイグイと伸びてメンバー最速の上がりで4着。11番枠からの競馬だったため、左に行く面を気にしながらの競馬となっていました。
3戦目の前走は待望の2枠に入り1番人気となりましたが結果は3着。
レース前からイレ込んでしまいかなり発汗が目立っていました。
スタートで外にヨレながらも押して叩いて先行し、気合をつけている時に掛ってしまい折り合いを欠く競馬となりました。
直線では迷わず内に進路を取り、1ハロン標過ぎには先頭に立ちましたがゴール寸前に甘くなってしまいアタマ・クビ差の3着。
再度内枠なら勝ち負けが期待できる1頭です。

★土曜日4 日曜日3
土曜日

阪神5レース
ウェスタールンド
ワーキングプライド
ナムラアン
ウインベントゥーラ
ワイドグローリー

阪神11レース
マルカプレジオ
ドコフクカゼ
マイネルバイカ

中京9レース
マテンロウハピネス
ヴェルステルキング
ダッシングブレイズ
ステラスターライト

中山9レース
ネオリアリズム
ルミナスウォリアー
ロードエフォール


日曜日
阪神2レース
コパノチャールズ
ノースメイジャイ
セイジャッカル
ダンツラッシュ


阪神4レース
マイアベーア
シャンデリアハウス

阪神5レース
ショコラブラン
コモドー
タマモサワヤカ

★土曜日 共通
中京11レース

デウスウルト
チャレンジCで高いパフォーマンスを見せてきたのは前半からある程度流れた上で仕掛けが早かった事が要因だと考えられます。
大原Sでもスローからトップスピード持続戦でL4からの仕掛けで、この馬は基本的には仕掛けを早くして長くトップスピードを維持する競馬で高いパフォーマンスをしています。
ラスト1ハロンで落ち込んで前が失速したところに食い込んでくるというのがこの馬の好走パターンです。
また、キングカメハメハ産駒らしくコーナーでのペースアップ戦に強い印象で、大原SもチャレンジCもコーナー最速のラップを刻んでいます。
その点からもトップスピードを維持する競馬になりやすい中京というのは面白い舞台となります。
明確なトップスピードが問われた方が良い印象があり、ポテンシャル勝負になった時には不安が生じます。
前走の中山金杯ではロスなく競馬しながら一線級相手に見劣っており、11秒前後のラップを踏んでからのトップスピード持続力が高いように思えます。
地力はこのメンバーなら最上位で、ハンデ55kgも魅力です。
適性的にも合っており、上位可能の1頭です。


サングレアル
様秋華賞はややハイペースから12.2 - 11.5 - 11.7 - 11.8 - 11.8とL4最速の早い仕掛けでトップスピードは要求されませんでした。
この流れでかなり後方から中目を通し、大外に誘導して直線へ入ると大外からジリジリと伸びてきての5着。
ロスがありながらも最後まで一定以上の伸びを見せており、内有利の展開だったことを考えるとそこまで悲観する内容ではありません。

今回は条件的には良さそうで、フローラSと秋華賞の比較でブランネージュとの差を考えるならスピード面にあり、レース序盤はペースが上がらない方が良さそうです。
中京の坂スタートから下りで徐々にロングスパートになる可能性が高いコースは合っていそうです。
ただ、今年の明け4歳世代はオークス以降はやや世代レベルに疑問があり、ヌーヴォレコルト以外の牝馬路線は通用していません。
その中にあって、ハンデ戦とはいえ牡馬相手。
ポテンシャルそのものはまだ可能性は残っていますが、それでも秋華賞やフローラSを見ても着順で勝ったことはあってもブランネージュ以上の存在とは思えません。