まとめ

過去ログ280 2015/3/13 10:58

★土曜日
中京9レース
マテンロウハピネス
新馬戦は荒れ馬場で上がり掛かる競馬。ミドルペースで7馬身差の圧勝となりました。
4コーナーで緩みはあるものの、新馬戦・馬場を考えれば遅くはなく、直線では同馬が突き離す一方的な競馬でした。
時計も優秀で、能力が違った1戦となりました。
2戦目の前走アーリントンカップは五分のスタートから積極的に出して行って外からハナを取り切る競馬。
そのままペースをコントロールし、3〜4コーナーでは更にペースを落としつつ4コーナー出口で仕掛けながら直線に入ると最内からネオスターダムに一気に出し抜かれ、L1でそこから盛り返してくるも同時に内外からの差し馬に呑まれての3着で、惜しくも賞金は詰めませんでした。
出し抜きという観点で見るとネオスターダムにも見劣っており、L1でのトップピードの持続戦ではヤングマンパワーに見劣りました。
トップスピードの質に関しては少し足りないため、できるだけスピードを生かして序盤ペースを作る事が理想です。


ヴェルステルキング
前走は硬い馬場で少頭数のスローで馬群が固まったままの上がり2F勝負。
最後は一瞬だけ開いた内を突きましたが結果的にこれが失敗で、この後は結局外に進路を切り替えてジワジワと伸びて3着。進路を内にとらずにじっと我慢させていればもっと際どかった1戦でした。


ダッシングブレイズ
前走は内側4頭分は1周全て荒れた馬場でマイネルポルトゥスが途中からグングン後続を引き離す大逃げ。
1秒以上離れた2番手の組もそれなりに速く、逃げ馬は直線でバッタリ止まって、隊列が縦に離され過ぎて後続が荒れた馬場に脚を取られ追い上げられず、2番手の馬がそのまま押し切ってしまう展開となりました。
同馬は外枠からスタート後の加速がつかずに内の馬にどんどん前に行かれてしまいダラダラと脚を使わされる展開も響いて4着。
前走は明らかに距離が長かった印象で、距離短縮の今回は巻き返し濃厚です。

★土曜日
中山9レース
ネオリアリズム
未勝利、500万クラスを連勝し、9か月の長期休養を明けての昇級戦では2番人気となり勝ち馬とタイム差無しの4着となった1頭。
外枠だったために前に壁を作れず前半は掛り気味に追走していましたが、直線では追い出しを待つぐらいの余裕があり一旦は抜けだしましたが最後は息切れしての4着。
叩き2戦目の今回は大きな上積みが見込める1頭となります。


ルミナスウォリアー
この馬も前走は昇級戦で2番人気となりタイム差無しの2着に好走。
芝が枯れて直線外差し優勢の馬場状態で、トーセンワープの逃げに後続各馬が遠くない間隔で追尾して縦に長い隊列。向正面から2番手の馬が前に並びかけ、4コーナーで差し馬も勢いに乗りつつ大外を回る格好。
最後の坂上はほとんど脚色止まりかけの流れで、最後までスタミナが必要な消耗戦となりました。
ダービーフィズが上手く脚を使えずに苦戦し、腹袋の大きい鈍足巨体馬がバテ合いで生き残るという流れとなりました。
このレースはスタート後に挟まれて後ろに下がる不利もあっただけに、スムーズならもっと際どかった1戦です。


ロードエフォール
前走の調布特別は内側4頭分は1周全て荒れた馬場で、最内枠から先導するトーセンワープがスローで逃げ、1列目も併走。
引き付けて直線速い上がりでまとめる展開となりました。
しかしトーセンワープが粘れず2番手3番手も急失速し、直線は決め手ある馬が多数ゴール前に殺到する大混戦となりクビ差の2着。
東京コースが合っている印象があり、中山コースでは2走前に5着。
この時はルミナスウォーリアーに先着を許しており、今回も中山コースでは逆転は厳しそうです。

★土曜日 
阪神4レース
マイアベーア
デビュー前は周りの馬を気にする面を見せていましたが、デビュー戦でも近くに馬がいると気にする素振りを見せていました。
3コーナーあたりで頭を上げて行きたがる素振りを見せていましたがその後は折り合って手応え良く追走し、早目に仕掛けられたものの4コーナー手前から勝ち馬に離されてしまい結果は3着。
2戦目はレースに進境が見られ、返し馬の時点で落ち着きが見られました。
初戦のように掛る事はなく、3コーナーで勝ち馬に並ぶも直線入り口で離され、最後はジリジリと差を詰めてハナ差の2着。

前走は流れが遅い中、2番手で我慢させて行きたがるのを抑えるのに苦労していました。
4コーナー手前で手綱を緩めてジワッと前に並びかけて1ハロン標手前から追い出すも勝ち馬にもうひと伸びされてクビ差の2着。
今回は1ハロン短縮となり折り合い面の不安は解消されます。阪神コースも問題ないだけに、今回は中心となります。


シャンデリアハウス