まとめ

過去ログ282 2015/3/18 7:02

★阪神大賞典の見解
阪神11レース

第63回阪神大賞典(G2)

過去10年間のデータより・・・

1番人気 (3-4-2-1)
2番人気 (2-0-1-7)
3番人気 (2-1-3-4)
4番人気 (1-1-1-7)
5番人気 (1-3-2-4)
6番人気 (1-1-1-7)
7〜9人 (0-0-0-30)
10人以下(0-0-0-20)

単勝1倍台は(3-3-1-0)で信頼度はかなり高い。
7番人気以下は(0-0-0-50)で6番人気以内で決着している。

前走データ
有馬記念(3-3-1-6)
ダイヤモンドS(2-2-3-23)
京都記念(2-1-1-14)
日経新春杯(2-1-2-5)
菊花賞(0-0-0-0)
アメリカJCC(0-0-0-0)
万葉S(0-2-0-4)
条件戦(0-1-2-18)

前走G2組は(5-2-3-21)
前走G2から騎手の乗り替わりのない馬が良いデータなっており、同騎手(4-1-2-7)。
乗替りは(1-1-1-14)で信頼度は下がる。

馬券になった7頭は全て、3000m以上の重賞で
3着以内の実績のある馬で、今年は該当馬無し。


2005年以降の阪神3000m(このコースは阪神大賞典のみ)のデータ
1番(3-2-0-5) 30.0% 50.0% 50.0%
2番(1-3-1-5) 10.0% 40.0% 50.0%
3番(1-0-2-7) 10.0% 10.0% 30.0%
4番(0-0-1-9) 0.0% 0.0% 10.0%
5番(0-0-0-10) 0.0% 0.0% 0.0%
6番(0-2-1-7) 0.0% 20.0% 30.0%
7番(2-0-1-7) 20.0% 20.0% 30.0%
8番(1-2-1-6) 10.0% 30.0% 40.0%
9番(0-0-0-10) 0.0% 0.0% 0.0%
10番(1-0-1-5) 14.3% 14.3% 28.6%
11番(0-0-2-3) 0.0% 0.0% 40.0%
12番(0-1-0-4) 0.0% 20.0% 20.0%
13番(1-0-0-2) 33.3% 33.3% 33.3%
14番(0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
15番(0-0-0-0) 0.0% 0.0% 0.0%
16番(0-0-0-0) 0.0% 0.0% 0.0%


第63回阪神大賞典登録馬の阪神芝実績
カレンミロティック(3-2-2-3) '14宝塚記念・2着
ゴールドシップ  (5-1-0-0) '14宝塚記念・1着、'14阪神大賞典・1着など
サイモントルナーレ(0-0-0-1)
スズカデヴィアス (1-0-0-1)
スノードン    (0-1-0-2)
デニムアンドルビー(2-1-0-1) '13ローズS・1着
トーホウジャッカル(0-0-1-0) '14神戸新聞杯・3着
フーラブライド  (1-0-1-0) '14マーメイドS・3着
メイショウカドマツ(0-1-1-2)
ラストインパクト (0-2-0-1)
ラブリーデイ   (1-0-0-2)

注目はやはりゴールドシップの阪神芝成績で(5-1-0-0)。
阪神大賞典は2連覇、宝塚記念も2連覇しており、阪神芝は最も得意としているコース。

カレンミロティックは阪神芝(3-2-2-3)。
賞では、昨年の宝塚記念でゴールドシップから0.5秒差の2着の実績がある。

★日曜日 ブラスト
阪神11レース

長距離重賞のため、『中弛み』の流れが多く、中盤弛むことで距離適性をカバーするような流れになりやすい傾向です。
展開上前につけた馬しか勝負にならない傾向が強く(=特に4コーナー3番手以内)、後方に位置する馬は差し届いていません。

血統の傾向は、菊花賞と同じ距離ということもあり自身が菊花賞好走馬か、菊花賞や天皇賞春好走血統が顕著に強い傾向です。
サッカーボーイやジャングルポケット、ダンスインザダーク、エルコンドルパサー、ステイゴールド、ハーツクライなど近年の菊花賞好走馬の血統です。
また、母父サドラーズウェルズやロベルト系の好走が多く、欧州スタミナ型血統に向く傾向となっています。

また人気馬が異常に強い重賞で、前に展開しそうな人気馬は崩れにくいレース。

★日曜日 共通
阪神11レース

スマートプラネット
この馬の場合、長く脚を使えない印象があります。
一方でスピードが高い馬で新潟内回りで2勝しており、特にサフラン賞では12.2 - 12.1 - 11.6 - 11.8と中弛みからの再加速2F戦で完勝しているように、決して動き出しの競馬ができないわけではありません。
好走条件は仕掛けのポイントが遅いレースになっていることからも、できるだけそういう競馬に持ち込みたいというところです。
今回は阪神芝内1400m戦でスピードが要求される可能性が高くなります。
タフな馬場自体は問題なく、阪神1400mなら持ち味のスピードを前面に引き出せる可能性が高いように思えます。
そのためにもできるだけ積極的にレースを作って仕掛けどころを作りにくいレースを主導していく必要があります。理想は平均ペースですが、スローに緩めすぎてコーナーで加速していく流れになると楽ではありません。
近3走はマイルでそれなりでしたが、この3走はいずれもハイレベル戦で、ここに入れば実績的には最上位の1頭です。


ペルフィカ
ペースに関しては新馬戦が一番適性的に今回と近いように思えます。
京都芝内1400m戦でペースが33.7-35.9と2秒以上のハイペースで11.0 - 11.6 - 12.0 - 12.1 - 11.8というラップ。
コーナーで少し緩みましたが直線後半で再加速しているようにレースラップ的には余裕がありました。
その流れで後方からじわっと外々押し上げながら、4コーナーではまだ大外には出さずに少し待って直線で大外に持ち出すと直線序盤で後方から一気に反応して2列目に並びかけるとL1で前にいた馬を一気に呑み込んでの完勝。
ロスのある競馬、そしてペースが速い中でスピード面を見せながらポテンシャルの高さでねじ伏せた形となりました。
白菊賞は京都芝内1600m戦で、スローペースから12.1 - 11.9 - 11.9 - 11.6 - 11.8とラップ的に見てもL2最速でも11.6とトップスピードはさほど要求されていませんでした。
この流れで後方からゆったりと進みながらも3〜4コーナーで後方馬群の直後から中目を追走して直線で外に出すと、そこからは馬群を割いてスパッと先頭に立ちましたが、L1で内で溜めていたアスカビレンが強襲してわずかに譲ったという形。
このレースは勝ちに等しいレベルの競馬で、レース序盤はゆったり進めながらもしっかりと後方から直線の速い段階で一気に先頭に立つ脚を見せており、マイル以上の距離への対応力を見せました。
新馬戦の内容的に見ても極端なハイペースが合うかどうかは別にして、ある程度流れてトップスピードが問われない競馬の方が合っている印象があります。
その点で阪神内1400mの適性そのものはある程度期待できます。
ただ、この馬は出負け癖があるため、ある程度縦長になる阪神コースは一貫ペースで徐々に減速する形なら食い込むチャンスはありますが、緩まないため押し上げるには地力が必要となります。
この出負け癖がネックとなりますが、白菊賞はレベルが高く、その中で勝ちに等しい2着は評価できます。