まとめ

過去ログ287 2015/3/19 18:34

★土曜日
中山2レース
グランアラミス
新馬戦は東京ダート1400m戦で、湿って脚抜き良く上がり脚優位の馬場状態。
出遅れ馬が多く、序盤からそれほどペースが上がらず、3コーナーでペースがかなり落ちて集団が横に並ぶ展開。
直線は外から抜け出したミッキードラマが1頭段違いの上がりで勝利しましたが、同馬は2着馬との叩き合いとなりましたがゴール寸前で甘くなってしまい3着。
このレースは速い上がりでまとめて全体時計も優秀。上位3頭は高い評価ができ、勝ち馬ミッキードラマは昇級戦で芝を使って2着に好走。
4馬身差を付けた4着馬ルールソヴァールは次走で勝ち上がっており、ハイレベルな1戦でした。
2戦目の前走は中山ダートの1200m戦で脚抜き良い重馬場。
前半が相当速いペースと言うわけではありませんでしたが、最初グランアラミスの幅寄せを受けたアラマサルが、それに抵抗する形で先手を取ってコーナーもずっと4頭雁行状態で最後は伸びずバテずの1列目の叩き合いとなりました。
ラスト1Fは13秒7も掛かっており、一段後ろで構えてたアルテエゴが、ギリギリの脚色で遅れて伸びての勝利。
直線入り口で3着馬に被せられた事が響きましたが最後は差し返してクビ差の2着。
かなり強い競馬をしており、今回も勝ち負け濃厚の1頭となります。


シャトルソニック
ダート転向後は5,3,4,3着と安定している1頭。
前走はグランアラミスにクビ差で敗れましたが、これまでに見せていたカリカリしていた面が見られず、前回から試したメンコの効果が出ていました。
前走はグランアラミスに差し返されて外からも差されての3着だけにワンパンチ不足の1頭ですが、気性面の不安が解消されただけに今回も上位可能です。


ヤマニントルーパー
デビュー戦は中山ダートの1200m戦で若干湿るが上がりが掛かるスタミナ必須の馬場状態。
大半の馬が出遅れて最内の馬が先手を取って、レース序盤に脚を使ってまで競る馬がいないままスローペース。
しかし脚を溜められた馬がおらず、4コーナー直線と再度ペースアップする箇所もなく、直線は実質なだれ込みの競馬。
決着時計は1分15秒台半ばで開催当時一番遅い決着で上がりも平凡。
勝ち馬は減量の強みあったからこそ最後の叩き合いでリードできた、というレベルで、このレースで2着と言え評価はできません。

★土曜日
中山2レース
グランアラミス
シャトルソニック
ヤマニントルーパー

中山3レース
カズノテナンゴ
キールコネクション
マーブルヒル
コマクサ

阪神2レース
エルクンバンチェロ
ラインシュナイダー
スクワール

中京9レース
ローハイド
ダノンロンシャン
フロリダパンサー
レッドグルック
サイモンラムせス
キズナエンドレス

阪神8レース
フェイマスエンド
ハッピーモーメント
オウケンブラック
バリス

阪神11レース
アダムスブリッジ
ポルトドートウィユ
レッドソルモン
エイシンライダー

日曜日
中山7レース
マッチレスヒーロー
オルドリン
ドラゴンズタイム
マルロス

阪神7レース
スズカアドニス
ディライトフル
メイショウシシマル

★日曜日 共通
阪神11レース

メイショウカドマツ
この馬は長距離、タフな馬場でのスピードが高いという印象で、ダイヤモンドSではポジションを後ろにしたことでロングスパート戦で脚を使い切ってしまったように思えます。
ポテンシャルに関しては最上位クラスのステイヤー相手に同じ位置では厳しい印象です。
L1まではアドマイヤラクティと戦えていたことからも、前半にポジション差をつける事が出来ていれば逆転出来ていた可能性があります。
逆に、前走の早春Sで圧倒できたのは仕掛けのタイミングを待てたことが大きな要因です。
ペースも遅かった事もありますが、緩いところでしっかりとハナを奪い、そのままリードをもって後続が動くのを待ってから仕掛けて一気に出し抜く競馬。
大阪ハンブルクCの負けに関しては、この時が単騎では逃げられましたが63.9-60.1と超スローて12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 13.0と逆に仕掛けを早くせざるを得なかった流となりました。
2段階でL2最速戦にはなっていますがL1でかなり消耗してしまい、緩い流れにしすぎて3コーナーでは取り付かれて団子の状態でペースを上げざるを得ず、そこから直線でもう一脚というところで既に見劣っていました。
L1は手応え以上に踏ん張っていましたが、速いラップを要求されてそこで見劣りました。
また、後続としてもレース前半が緩かったので楽に取り付いてのスローのロングスパートに持ち込めたのが大きかったように思えます。
ひきつけて突き放した前走がハイパフォーマンスで、ダイヤモンドSの相手関係やパフォーマンスを見ても、大阪ハンブルクCを見てもL5からのロングスパート戦では甘くなる印象があります。
スローで後半メリハリをつける競馬ではなく、単騎である程度のペースを作りながらもオーバーペースにならないようなペースバランスを作れるかどうかがカギとなります。