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過去ログ3 2014/6/24 14:14

★宝塚 ブラスト
ウインバリアシオン

この馬の特徴としては前半にスピードがあまり問われない方が良いステイヤーで、長期休養前はポテンシャル面でオルフェーヴルと互角にやれるレベルにありましたが、屈腱炎明け以降はパフォーマンスを落としています。

パフォーマンスを落としていながらも有馬記念2着、前走の天皇賞春2着で、オルフェーブルのいないこのメンバーなら上位に食い込めます。

金鯱賞や、有馬記念のように前半からペースが上がるとパフォーマンスは少し落としていることや、天皇賞春のようにスローからじわっとペースアップしてのL2最速トップスピード戦で2着していることからペース次第で判断が分かれる馬となります。

これまでのこの馬の良さは質の高いトップスピードをかなり長く使える点で、この『かなり長く』、と言う点が近走は少し足りないように感じます。

有馬記念の2500mの一貫ペースであの感じなら、阪神芝内2200mでは前半にペースがかなり上がりやすいコースでは危険な1頭となります。
淀みにくい消耗戦になる可能性が高いレースだけに、昨年のような展開では厳しそうです。
今回は逃げ馬が不在で、その点で前半にペースが落ち着いて団子のスローと言うような流れになればネックであるスピード不足は解消しそうです。

ダービーや菊花賞のように11秒台前半を問われないポテンシャル勝負でも高いパフォーマンスを見せているので、前半がスローなら内周りでも問題無さそうです。
その点で、この馬にとって最大のポイントはペースが緩んで作れるかどうか。
トレイルブレイザーに成す術もなかった京都記念のように淡々と12秒前後を刻まれるようだと追走に脚を使わされて伸びきれないリスクが大きくなります。

★宝塚 121
ジェンティルドンナ

基本的には淡々とした平均ペースでポテンシャルを生かすタイプ。
ただ、馬場適性はゴールドシップとは対極で、タフな馬場を好むゴールドシップに対してジェンティルドンナは高速馬場向きです。

阪神内2200mと言う条件はスローでもペースを早めに引き上げて脚を出し切りたいこの馬の適性的には合っており、本来はペースが上がりやすいコース。

天皇賞秋のようにペースが早くなっても追走して抜け出せる高いスピードも武器であり、コース自体は合います。

ただ、昨年のように馬場が渋ってしまうとパフォーマンスが落ちてしまい、更にゴールドシップに対してトップスピードの質は優位に立てるポイントなので、阪神内回りでは対ゴールドシップと言う観点では優位性は小さくなります。

ペースが上がってしまえばスピード面で優位に立てますが、スローからのロングスパート戦となった時はゴールドシップやウインバリアシオンのポテンシャルが驚異となります。

JCから今年にかけては良いころに比べると物足りない印象を受け、ドバイも相手に恵まれた面もあります。
理想な条件が揃えば一番信頼できる1頭です。