まとめ

過去ログ300 2015/3/31 13:30

★日曜日 1鞍
阪神11レース

大阪杯

キズナ

前走の京都記念は61.2-58.1と3秒の超スローから12.2 - 12.4 - 11.7 - 11.4 - 11.0 - 11.6とL4からペースアップしていくラップ。

この流れを後方からではかなり苦しい展開だったと言え、骨折明けで22キロ増で展開不向きな展開で3着は評価できます。

レース内容は後方でいつも通り進めて、3〜4コーナーでハープスターを意識しながら外目を押し上げてトップスピードに乗せると直線序盤では一気に伸びてきましたが、ラスト70〜80m付近で鈍ってしまい
3着。
前走は勝ちに拘った競馬ではなく、重い故障明けという事もあり、『どの程脚を使えるのか』という前哨戦の前哨戦。
脚は引き出し切れており、その点においては課題はクリアできたと言えます。

昨年の大阪杯では平均ペースで11.9 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.4 - 12.4のラップですが、これは離れた先行集団が刻んだもので、かなり後ろにいたキズナはもっと遅く実質的には62〜63秒ぐらいの通過。

この流れでエピファネイアの後ろでゆっくりと進め、エピファネイアやメイショウマンボが動いた4コーナー手前で動き出し、1ハロン標でエピファネイアを交わし、L1で逃げ粘っていた前のトウカイパラダイスを差し切っての完勝となりました。
このレースが本来のキズナが見せた適性が表れているレースで、レース序盤で無理をせずに、後半勝負に徹して良さを引き出しており、ロスを作りながらもスムーズに徐々にギアを上げながらという競馬で引き出してきました。

ハイレベルなメンバーとなりましたが、阪神2000m戦であればトップスピードの持続力、ポテンシャルともにトップクラスのキズナが一歩リードだと言えます。

★日曜日 研究
阪神11レース

大阪杯
過去10年間のデータ解析

連対17頭に芝2000メートルでV歴か重賞3着以内歴。
(重賞未勝利だった6頭は全てこれに該当)
今年は殆どの馬が該当しており、該当しなかったのはトラストワンのみ。

連対20頭中14頭が芝の重賞ウイナーで、うち10頭はGIかGIIでV歴。
(重賞未勝利だった6頭中5頭には重賞2着の実績)

勝ち馬9頭を含む連対17頭の前走が芝1800メートル以上の重賞。前走着順は勝ち馬全10頭を含む連対18頭が5着以内。

牝馬は5頭が出走して全て4番人気以内に支持されていますが、連対したのは牡馬相手のGIで連対実績があったダイワスカーレットのみ。

データ上ではキズナが最上位。
次いでエアソミュールとなります。

★日曜日 見解
阪神11レース

第59回産経大阪杯(G2)

過去10年間のデータより・・・
1番人気 (5-2-2-1)
2番人気 (1-2-1-6)
3番人気 (2-0-1-7)
4番人気 (0-1-2-7)
5番人気 (0-0-2-8)
6番人気 (2-2-1-5)
7〜9人 (0-3-1-25)
10人以下(0-0-0-27)

G1馬、G1連対馬、G2勝ち馬などの実績がある馬が良い成績で、1番に着の複勝率90%は非常に優秀。

前走データ
重賞(9-9-9-63)
├中山記念(3-2-1-6)
├京都記念(1-1-2-6)
├東京新聞杯(0-1-0-1)
├中日新聞杯(0-1-0-8)
├エリザベス女王杯(0-0-0-3)
├小倉大賞典(0-0-0-4)
├アメリカJCC(0-1-0-2)
└有馬記念(2-1-4-9)

OP特別(1-0-1-18)
└大阪城S(1-0-0-3)

条件戦(0-1-0-3)


前走5着以内で当日2番人気以内なら(6-3-3-3)で複勝率は80%。

イスラボニータの回避により、断トツ1番人気確実のキズナにとっては心強いデータ。