まとめ

過去ログ305 2015/4/3 0:26

★日曜日
中山3レース
エリオットベイ
初戦は芝を使われましたが、その後は中山ダート1800mに3回使われて3,3,2着と、安定している1頭。
ただ、この3戦は勝ち馬から全て2馬身以上の差をつけられています。
3走前はパサパサに乾いて上がり掛かる馬場状態。
最初のテン争いも少し速くなりましたが、向正面でも3コーナーでも捲る馬が出てきてなかなか息が入らず忙しない展開。
直線は勝ち馬以外全ての馬が上がり3F40秒台以上。
揺さぶりの大きな展開でほとんど脚が止まってしまいました。
このレースの勝ち馬だけが39秒台(39.5)をマークしており、性能の違いを見せつける1戦となりました。
この勝ち馬は現在500万クラスも勝ち上がっており、この未勝利戦2,4着馬も現在は未勝利クラスを卒業しています。

2走前は稍重発表も馬場が乾きかけ+強風影響で時計が掛かる馬場状態。
結構速いペースでしたがラブオーディーンが1コーナー過ぎから外へ逃げ、そこで先頭に入れ替わろうと先行勢も気が逸った。3コーナーまで先団全馬が脚を使わされる格好になり、一度踏ん張ったラブオーディーンも4コーナーで脱落し、直線入口で寄られる馬も多数見られました。
後方で進んでいた分全く不利なく外を回せたコスモアルマクに、完全に展開が向いたレースで、このレース2着以下はバテた中での脚色で、直線不利が少なかった分。


ラブトゥーマッチ
新馬戦はやや湿り気があって脚抜き良い馬場状態。
最内枠から逃げたラブレジェンドが新馬戦とは思えないぐらいのペースで逃げ、未勝利標準よりも速いラップで逃げて新馬では珍しい縦に長い隊列となりました。
後半はハロン13秒台を刻むほどになり、みな脚色一杯となる中、唯一最後まで脚取り確りしていたのがセンチュリオン。
ラブトゥーマッチは直線入り口では外に振られて追い出されてからは内にササっていましたが2着を確保。
レースを覚えてくれば面白い1頭となります。

ドラゴンブルース
前走はゲートをジャンプするように出てしまい位置取りが悪くなり、道中は外々を回らされるロスがあり、最後は残り1ハロンで脚が上がってしまい6着。
新馬戦では2着となりましたがこの日の前半は若干前有利傾向にあり、内枠の3頭が隊列の前を固めて、他の馬も序盤に攻め立てることなく超スローペース。
ひと塊の展開で直線に向き、大したペースアップもないままの体力比べになり、内を回っていた馬が最後に一足使えたという決着で全体のレベルは低い1戦だったっだけに大きな評価ではできません。

コスモポッポ
この馬にとって中山1800m戦は忙しく、府中の2100m戦が合っているタイプです。
前走は中山1800mを使われましたがテンも遅く、追走にも余裕が見られずに行きっぷりがひと息でした。
2走前は東京ダート2100mに使われ、2着。
この時は表面だけ湿り気があって脚抜き良い良馬場となり、やや前残り傾向。
隊列が決まってからはずっと動きもなく馬群が凝縮するのみで、3コーナー下りから先団が一斉にスパートを始めて後続が千切れ出す流れとんなりました。
前の組で我慢効いた馬がそのまま直線でも伸びており、同馬は直線で外から被せられて包まれる不利があり、前が開いてからしっかりと伸びて2着となりました。
明らかに広いコース向きで中山では買いづらい1頭です。

★日曜日
日曜日
阪神2レース
タガノフォーエバー
前走は2着となりましたが、低レベル戦で、前に行った馬がそのまま流れ込みの形。
この馬はタメて切れるタイプでは無いため、前走は前半から積極的なレースをしていました。
3コーナーからジワッと並びかけていきましたが、直線は右に張る面を見せてしまい、勝ち馬に内を掬われての2着。
まだトモが緩くて切れる脚は使えませんが、2走前は休み明けで終始外々を回して3着だけに、叩き3戦目でまだ上積みが見込める1頭です。

アースシンフォニー
バーンイットアウト
ヒロノカマオレ

★土曜日
阪神9レース
オールマンリバー
前走のアルメリア賞では雨影響し渋って時計掛かる馬場。やや速い流れで最後1F13秒掛かる消耗戦となりましたが、道中で何度かノメるところがありながらも2着に好走。
久々の芝のレースとなりましたが、スタートの出遅れも歳内枠亜からすぐにリカバリーし、向正面では4着馬の後ろにポジションを取ってコーナーでは枠なりに内からコーナーワークで差を詰め、直線入り口で3着馬の外に出して追われる毎に良く伸びていました。
今回は小頭数の距離延長で折り合い面がカギとなりますが、スタートが遅いだけに挽回できるこの距離なら注目の1頭となります。

レーヴミストラル
まだトモが緩いため、前半は無理せずに運んだ方が良いタイプで、前走は外枠で流れに乗っていましたがまだフワフワして促しながらの競馬となりました。
道中は折り合い重視でジックリと進め、4コーナー手前から外を回って追い上げると直線は内にモタれながらもしっかりと伸びて抜けだしていました。

ただ、近2走は京都コースですが初戦は阪神で使われ、勝負どころでステッキが入っても反応が鈍くエンジンが掛ったのはラスト200m付近でした。
京都コースでは要所の下り坂で反応の鈍さ・トモの緩さのカバーできますが、阪神コースでは京都のように要所での坂も無く、直線の急坂もあり、割引が必要です。


ヴァーサトル
前走は休み明けの1戦でプラス16キロでの競馬。
2日前に雨降って開幕週の時計掛かる馬場状態で、平均ペースで流れてスタミナが問われる展開となり、番手から抜け出して完勝。
このレースは枠順も展開も良く、上手く立ち回っての勝利ですが、4コーナー手前から軽く仕掛けて前に取りつき、1ハロン標手前で抜けだしており、この内容なら昇級でもやれそうな1頭です。