まとめ

過去ログ306 2015/4/3 7:48

★土曜日 
中山4レース
ミスエリカ
4カ月の休養明けで2戦連続2着の同馬。
2走前の休養明けの1戦は凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる東京ダート2100m戦。
前半に前行った3頭がハロン12秒台ラップで飛ばして、隊列は序盤から縦に大きく伸びる展開となり、3頭大逃げと言う特殊な形でその3頭のうちの1頭が同馬。
その後前の3頭がしばらくせめぎ合いをし、4コーナーでオーマイホースが抜け出しかけましたが、一旦バテそうになったミスエリカが直線で併せ馬になってやる気を取り戻し前を追いかけ、結果的に3頭大逃げのうちの2頭でワンツー、大差リードが付きすぎたのを途中から追い上げた後続も脚が上がってしまい、4着以下は3着馬から5馬身以上離される非常に厳しいバテ合いとなりました。

叩き2戦目の前走は表面湿り気あるが乾きかけの中山ダート1800m戦。
レースは序盤のコーナーでペース緩みましたが、向正面から勝ち馬が捲って一気にレースが動き、ほぼミスエリカとの一騎打ちとなり他馬が脱落。
ラスト1F13秒9の凌ぎ合いになり、対応し切れなかった先行馬がバテて、3着争いはズブい追い込み馬が13番人気ながら漁夫の利で流れ込んで3連単1041倍。
走破タイムはそれほど速くなく、詰めの甘い馬同士で工夫があったレース展開だったと言えます。

エメラルエナジー
初戦はスタート直後に他馬に寄られる不利があり、位置取りが悪くなりましたが結果は2着。
この日のダートは脚抜き良い良馬場でやや前残り傾向。抜群の好スタートを決めた勝ち馬が、新馬戦とは思えないハイラップで逃げ、後続がどんどん引き離される形で道中1ハロンが13秒台に落ち込んだ箇所もなく、手加減せずに逃げて大きなリードを作り、好タイムで押し切り勝ち。
スタートで出遅れた馬が大半で、追走で苦労する馬が続出し3着以下はバテバテの脚色でした。
2戦目の前走はミスエリカと対戦してミスエリカ(2着)からコンマ5秒離されての5着。
前有利の馬場を意識して単騎で逃げましたが、途中から捲られてしまい3〜4コーナーで動かざるを得ない苦しい展開となりました。
少し口向きの悪さを見せており、競馬になると気持ちが入り過ぎる面があるだけに気性面で不安がある1頭となります。


クラウンシャイン
前走は脚抜き良い馬場で、向正面で先頭が早くもペースを引き上げてほとんどの馬が追っ付け通し、3コーナーでも馬群が縦に伸びてバラけるロングスパート戦。
2番手で併走していたエリオットベイと同馬が叩き合う所に、2列目内で構えていたメイショウフェイクが差し切った1戦です。
後続には3馬身の差をつけており、相手次第で上位可能。
2走前の東京では狭い所を割って出る根性を見せており、自在性がある1頭です。

マイネルライヒ
前走でミスエリカと対戦してコチラは4着。
押して前3頭を見ながら内々で進め、直線は外に出して伸びていました。
堅実に走れるようになっており、今回も上位可能の1頭です。

★土曜日 
阪神1レース
シゲルホウネンサイ
京都のダート成績は(0.0.2.1.3)ですが、阪神ダートでは(0.1.1.0.1)と安定している1頭。
阪神ダート9着時は15番枠からの競馬でペースが超スローとなり、折り合いを欠いてしまい見せ場がありませんでしたが、阪神3着時は不良馬場の高速馬場で2コーナーを回って速い流れが続き、消耗戦で渋太さを発揮していました。
前走は阪神ダートで2着となりましたが、ワンペースのタイプで最後のひと押しが利きません。
スローで瞬発力を問われる競馬では脆くなりますが、3走前にシャドーロールからチークピーシーズに換えた効果でコーナーもスムーズ回れるようになり、直線で自らブレーキを掛ける事も解消されました。
今回も得意の舞台で大崩れの可能性が低い1頭です。

クローザー
デビュー当時はトモが弱く、ソエの影響もあり非力な印象がありましたが、ソエを直した前走は3着に好走しました。
前走は締まって脚抜き良い高速馬場で、スローで流れ3コーナーからジワジワペースUPする流れ。
軽く促してハナに立つと、1000m通過タイムが1分4秒6というスローに落とし込むも2着馬にピッタリ来られてしまいましたが最後まで止まっておらず、相手なりに走れそうな1頭です。

デンコウシュク
初戦は稍重で脚抜き良い馬場。
Hペースで縦長の展開となり、上がり掛かる消耗戦でも先行した2頭が渋太く粘って3着以下には5馬身以上つける1戦となりました。
走馬は最内枠から押して二の脚で2番手の内にポジションを取り、ロスの無い立ち回り。3ハロン標から促して勝ち馬との差を詰めに掛りましたがコーナーで外にモタれる面を見せながらも直線では渋太く脚を伸ばしてクビ差の2着。
砂を被らずにスムーズな競馬ができていただけに、砂を被ってどうかの不安は残りますが、先手を取れれば渋太い1頭です。

★土曜日 見解
中山11レース

船橋ステークス

過去10年間の内、定量戦となった09、10、12,13,14年のデータより・・・

1番人気は(1.0.1.3)で信頼度は低いものの、2桁人気の馬は馬券になっておらず、大きくは荒れていない。

この5年で、前走トリトンS組が6頭馬券になっており、今年もトリトンS組が注目のステップとなる。

トリトンSで最先着馬のエポワスは前走5カ月ぶりのレースで2着に好走しており、直線で狭くなりながらも内を上手く捌いてゴール間際でアットウィルを交わして2着に浮上。
3着馬アットウィルも休み明けの1戦だったが、自分から勝ちにいく競馬をしており直線の追い比べでバランスを崩してしまい2着馬からはアタマ差の着。