まとめ

過去ログ309 2015/4/7 10:35

★土曜日 見解
阪神11レース

第58回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(G2)
(2006年に12月から4月へ開催時期が変更され、距離は1400mとなり、ヴィクトリアマイルの前哨戦となったためデータは過去9年間となります)

1番人気 (3-1-1-4)
2番人気 (1-2-0-6)
3番人気 (0-3-1-5)
4番人気 (0-1-2-6)
5番人気 (2-1-0-6)
6番人気 (0-0-0-9)
7〜9人 (2-1-4-20)
10人以下(1-0-1-54)


前走データ
重賞(2-6-7-54)
├京都牝馬S(0-3-3-11)
├阪急杯(1-0-2-7)
├阪神C(0-1-0-1)
├中日新聞杯(0-0-0-0)
├オーシャンS(0-0-0-1)
├エリザベス女王杯(0-0-0-3)
└有馬記念(0-0-0-0)

OP特別(3-2-1-22)
1600万下(4-1-1-26)
1000万下(0-0-0-4)
500万下(0-0-0-1)

前走ハンデ重賞だった馬は(0-1-0-21)と苦戦傾向。

前走OP特別で6着以下だった馬は(0-0-0-16)、前走OP特別で5番人気以下だった馬は(0-0-0-15)で全滅。

前走1600万下は(4-1-1-26)で、勝ち馬が4頭出ており、注意が必要。
当日5番人気以内なら(3-1-1-4)で好走している。

過去9年間で44万馬券、44万馬券、14万馬券が出ており、高配当が期待できる。

★日曜日 見解
阪神11レース

第75回桜花賞(G1)

過去10年間のデータより・・・

1番人気 (3-4-0-3)
2番人気 (3-3-0-4)
3番人気 (1-1-1-7)
4番人気 (0-1-1-8)
5番人気 (0-0-4-6)
6番人気 (1-0-0-9)
7〜9人 (1-0-1-28)
10人以下(1-1-3-84)

08年以外で1,2人気の馬が必ず馬券になっているが、10番人気以下も5頭が馬券になっている。


枠データ
1枠(0-0-0-16)
2枠(0-0-1-15)
3枠(0-0-0-16)
4枠(2-1-0-12)
5枠(3-0-2-11)
6枠(0-1-2-13)
7枠(1-3-2-18)
8枠(2-3-1-18)

ゴチャつく内枠よりも、外枠の方が好成績。


キャリアデータ
2戦以内(0-1-0-2)  0.0% 33.3% 33.3%
3戦  (1-2-0-10) 7.7% 23.1% 23.1%
4戦  (6-3-2-24) 17.1% 25.7% 31.4%
5戦  (2-1-3-34) 5.0% 7.5% 15.0%
6戦  (1-2-4-38) 2.2% 6.7% 15.6%
7戦  (0-0-1-21) 0.0% 0.0% 4.5%
8戦  (0-1-0-7)  0.0% 12.5% 12.5%
9戦  (0-0-0-8)  0.0% 0.0% 0.0%
10戦以上(0-0-0-5)  0.0% 0.0% 0.0%

勝ち馬はキャリア3戦〜6戦に集中しており、7戦以上は(0-1-1-41)と苦戦。


前走データ
重賞(9-9-9-115)
├チューリップ賞(6-3-4-28)
├フラワーC(1-2-1-9)
├フィリーズR(2-0-2-51)
└クイーンC(0-3-2-14)

OP特別(1-1-1-32)
├エルフィンS(1-1-0-2)
└アネモネS(0-0-1-23)

前走OP特別は(1-1-1-32)で。前走2番人気以内で1着以外は狙えない。
アネモネS組は苦戦傾向。

前走距離データ
1200m以下(0-0-0-11) 0.0% 0.0% 0.0%
1400m  (2-0-2-54) 3.4% 3.4% 6.9%
1600m  (7-8-7-73) 7.4% 15.8% 23.2%
1800m以上(1-2-1-11) 6.7% 20.0% 26.7%

★日曜日メインレース
中山11レース

ダービー卿CT
クラレント

この馬にとってはペースが上がり切って、スピードが高いレベルで要求されるとポテンシャル面では良さがなく、持ち味である要所のギアチェンジそのものができずに削がれてしまいます。
前哨戦レベルでは安定してレース運びができ主導権を握れますが、GIクラスになるとこの馬の競馬に持ち込めていないという印象。
今回は中山マイルで、京都とはまた違った不安要素が出てきます。要所では下り坂はないのでそこまで上手くコントロールをできれば問題ありませんが、スタートから終始下り坂になるコースなため、必然的に序盤のペースが上がりやすくスピードを高いレベルで要求されやすい舞台となります。
これはペースをコントロールして要所でスッとペースを引き上げるギアチェンジの速さで出し抜くこの馬としては良い材料とは言えません。
32秒台の時計が出るような馬場でないと恐らく苦しくなるため、このコースでは前半が46秒台のペースになることが多く、下手をすればそれより速いペースにもなります。
そうなってしまうと高速馬場でも厳しくなり、高速馬場で46秒ぐらいなら後半ペースを引き上げるだけの余力も出てくるため、縦長になれば仕掛けも待てます。

この馬が東京での安定感が抜群なのは要所でのギアチェンジの質の高さにあり、ペースが上がり切りにくいという条件であるということも大きな要因です。
中山マイルはそれとは真逆になるため、今回は厳しい舞台と言えます。
また、58.5kgも厳しく、先週の宮記念のように雨は降るが馬場は悪化しきらず、騎手の意識が下がって結果的にペースが上がり切らない、というようなパターンが理想です。


シャイニープリンス
この馬は総合力も高い馬で、過去の富士Sからも、仕掛けてから長く脚を使えるタイプではないというイメージがあります。
スピードも前走である程度見せていますが、ポテンシャル的に最後は甘くなってしまったり、要所では詰まっても反応できるギアチェンジ、最速地点で切れる脚を使えるものの、それを最後まで維持はできないというところで、もどかしい結果に繋がっているという印象です。
昨年の東風Sから溜めた時の爆発力は秘めており、これを引き出す競馬が一番合っているように思えます。
器用な馬であることは間違いなく、どんな展開でも対応してきて最速地点での切れ味は一級品です。
それは富士Sの過去の内容、レースレベルから比較しても間違いありません。
そして溜めると昨年の東風Sでは長くいい脚を使えており、レースに応じて進め方を変えていくことができる馬で信頼度はここでも高い1頭ですが、勝ち切れるかとなるとこれまでの正攻法で競馬をするより、脚を溜めることを重視して弾けさせることを意図した方が良さそうです。
このメンバー構成でハンデ56kgは恵まれたと言え、モーリスやクラレントといった強敵もいますが、余程のハイペースにでもならない限りは安定して上位争いには食い込めそうな1頭です。


コスモソンパーク
完全なトップスピード持続戦になった富士Sでは逃げて全く反応できずに終わってしまい、2走前のキャピタルSでは幾らか厳しい流れになりましたが11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.1 - 12.1と仕掛けが遅くL2最速11.1の流れで好位のポケットから反応で苦しんでL2でジリジリ、L1でも差を詰められないという形。
ペースアップ戦自体は昨年の東風Sでもやれており、速いラップを要求されないことが好走の要因となります。
ただ、高速馬場のスピード戦では新潟内1400で20秒を切るほどの決着で、強敵エクセラントカーヴを相手に好位からしぶとく粘っての2着を確保しています。
極端なトップスピードを要求されなければある程度安定しそうです。
昨年のニューイヤーS、一昨年の秋風Sは不満ですが、スピードに関しても良いものは見せています。