まとめ

過去ログ316 2015/4/9 22:36

★土曜日
阪神2レース
ペプチドアルマ
3カ月の休養を明けてからはダートに使われて9,2,4,2着と勝利目前の1頭。
3走前は重馬場の京都ダート戦。前走でゲートで躓いていたため、この中間は駐立の練習を入念に行われ、馬場入りでも落ち着かせるために色々と工夫されての調整となりました。
その結果、このレースではゲートをしっかりと出て中団からの競馬となり、3ハロン標から手が動いて直線は一番外から伸びてゴール前では勝ち馬に迫る勢いを見せてクビ差の2着となりました。

2走前でもスタートを決めていましたが、3コーナーでフワついてしまいそこで2着馬から離されてしまいました。その後はハミを取って盛り返していましたが、道中のロスが響いての4着となりました。
前走はこれまでで一番スムーズに走れており、5ハロン標手前で軽く促してポジションを上げて勝ち馬の外に出すと、直線はひと追い毎に伸びていましたが僅かに届かずアタマ差の2着となりました。
使うごとにスムーズさが出てきており、ダートにずいぶん慣れてきました。
今回も前走と同じ舞台だけに、今回も勝ち負け濃厚の1頭となります。


マルカメテオ
休み明けの前走は重馬場で前に行った馬が止まらず、ペースは速めでも先行決着となりました。
この馬はスタートが良くて楽に先手を取ると、直線の坂から追い出していましたが、直ぐ後ろについてきた勝ち馬を振り切れず追い比べの末交わされてコンマ1秒差の2着となりました。
3着馬には2馬身半以上の差を付けており、4着馬には5馬身以上の差をつけていました。
今回は叩き2戦目となり、3走前には時計の掛かる良馬場でのハイペース消耗戦で3着となっているだけに、馬場不問で安定して走れそうな1頭です。


アリエスジューゴー
これまでは芝スタートでは芝の部分で置かれていましたが、前走はいつもよりついて行けており、芝の部分でも押っつけて好位の後ろにポジションを取れていました。
道中はなだめながら追走し、4コーナーでは手応え十分。
直線ではうまく外に持ち出していましたがクビ差届かずの2着となりました。
自身の持ち時計を大幅に詰めており、パワー型で阪神コース向きの1頭です。
力のいる良馬場なら前走ぐらいのパフォーマンスは期待できます。

ライムチェイサー
前走はアリエスジューゴーと対戦してコチラは4着。
ソエ放牧明けの1戦で、スタートで後手を踏んでしまいましたが直ぐに行き脚がついて好位にポジションをり、勝負どころでの手ごたえも良く、2ハロン標手前から仕掛けて1ハロン標で2着馬との併せ馬の形で脚を使いましたが伸び負けしての4着。
叩かれた今回は上積みの見込める1頭となります。

★土曜日
中山4レース
ジャイロスコープ
新馬戦は好発決きめて前半1000mの通貨が1分5秒1の落ち着いたペースに持ち込み、この馬を中心に馬群が固まる展開となりました。
途中捲ってきた馬が来てから3コーナーでスパートを始め、徐々に他馬が脱落し直線は勝ち馬とのマッチレースで3着以下には2馬身半以上の差を付けての2着。
最後は首の上げ下げの叩き合いとなり、最後はピアシングステアにクビ競り負けてしまいました。
「最後はもう1つギアが上がると思ったんですが、上がりませんでしたね『あれっ?』という感じでしたが、使って変わってくると思いますよ」と、戸崎騎手が話していました。


ドリームダン
前走はサクラモチが速いペースで飛ばし、前半13秒台ハロンラップが一度もない厳しい流れで5着。
ひと叩きされて絞れ、行きっぷりが一変していました。
後方から馬群を捌いて追い上げ、4コーナーでも手応え十分に見えましたが追ってからはジリジリとなり5着。
前走時は稽古の段階でもひと息だっただけに、叩き3戦目で上積みは見込める1頭です。


ラインフェルス
前走は乾いて若干時計掛かる馬場状態で、断然人気のヤマチョウタンゴが『相手が前』と決めた印象で、序盤から強気に前に競りかけ、向正面でも息を入れさせない展開となりました。
やや早めのペースで確実に前を競り潰して直線先頭に立つも、初ダートのアンジュリンブレスがそこに目掛けて飛んできての差し切り勝ちとなりました。
2頭のみが抜け出す格好で、他の差し馬勢は流れについていけずモタモタしていました。
ラインフェルスは3〜4コーナーでズブさを見せてモタついてしまい、勝ち馬よりも先に動けず差がついてしまいました。
直線では盛り返してL1付近から外の馬に併せて脚を使っての3着。
久々を叩いて上向いてきており、今回も注目の1頭となります。

★土曜日
土曜日
中山2レース
シーサイドジャズ
初ダートとなった前走は、乾きかけでも脚抜き良い状態を維持して、まだ速い馬場状態で前有利な状況でした。
減量騎乗のオールマイタイムがハナを主張し、それを他馬が押し通しで追いかけ、前半全く緩まずかなり速くなってしまう展開。
しかも3コーナー手前でシーサイドジャズが先団まで捲って上がり、これで先行勢が撃沈し、後方集団の馬も脚色バテバテとなりました。
ダッシュがつかずに後方からの競馬となりましたが、後方で脚を溜めて終いは力強い伸び脚を繰り出して2着。
勝ち馬は好タイムを記録しつつ身を削る凌ぎ合いで脚色が一杯となり、離れた5着以下はラストは完全に脚が上がっていました。
掲示板以下の馬の着順は信用なりませんが、ここでの2着は評価できます。
ただ、自分でレースを作れない弱みがあり展開待ちの1頭となります。

サクラモチ
前走は2ハロンの距離延長で15番人気ながら3着に好走した1頭。
黒みがかった脚抜き良い馬場で高速状況となり前有利な馬場。
短い距離に使っていた事もあり、序盤からサクラモチが前半13秒台ハロンラップが一度もないほど非常に速いペースで飛ばし、隊列は縦に長く伸びて中団追走の馬でも押し上げに苦労するレース展開となりました。
好位組が止まらないというよりも押し上げる側が先にバテてしまい、直線まで生き残れた先団4頭での決着。
人気の有力2頭の他は減量騎手2騎、馬場もかなり軽く決着時計も速かった1戦で、ここでの上位陣はフロックではなく、地力があってのものと評価できます。

ラジャスタン
初戦は乾きかけでも脚抜き良い状態を維持して速い馬場。
好発決めた2着馬が先導で、この馬を中心に馬群が固まる展開。
戸崎騎手も序盤は急がず慎重な先導をしており、途中で捲りが入ってから3コーナーでスパートを始め、徐々に他馬が脱落し直線はピアシングステアとの一騎打ちとなりました。
結果的には前有利馬場で行った行ったの決着で、このペースなのに道中でバテた馬も多く、完成度に疑問符が付く馬が多かったように思えます。
最後までいい上がりでまとめた決着だったので、直線いい上がり(38秒台)を出せた5着馬までは評価できる1戦です。
ラジャスタンは4着となりましたが、後ろ向きな面があるため、前向きさが出て来ればもっと走れそうな1頭です。

トーセンテレマーク
前走はシーサイドジャズと対戦して5着。それも4着馬からは5馬身ちぎられての5着。
この馬にとっては時計が速すぎた1戦で、能力差がそのまま着差に出ているため、逆転は難しい1頭です。