まとめ

過去ログ325 2015/4/16 22:48

★土曜日
阪神6レース
バスタータイプ
500万クラスに上がってから3戦連続2着の同馬。
それも、京都、中山、阪神と全て異なる競馬場でのものです。
昇級初戦の京都では脚抜きい馬場で中盤が緩む後半4F勝負戦。
話題のブチ柄(ダルメシアン柄)の白馬ブチコとの対戦となりましたが、ブチコよりも前につけて行く予定が、ブチコの後ろにつける展開となってしまい、しかもハミ掛かりが良すぎて落ち着くまで少しハミを噛んでいました。
直線入り口でブチコに離されてしまい、ラスト100mで2番手に上がって3着馬の強襲を何とかハナ差凌いでの2着となりました。

昇級2戦目は中山コースで若干湿るも上がりが掛かるスタミナ必須の馬場状態。
出遅れたノースヒーローが単騎になりそうな所を他の馬がすぐ詰めてきて、中盤のペースが速くなる展開となりました。
先行馬は4角でみなバテ気味となり、序盤最後尾にいた勝ち馬がが十分捲って追い上げられる展開。
大半の馬が直線でバテている中でバスタータイプは直線で早目に先頭に立ち、勝ち馬に一気に交わされましたが厳しい展開でも踏ん張っての2着。
「先頭に立つとフワついてしまい、前に出ようとしません。馬体を併せる形なら良いんですが、勝ち馬とは馬体が離れていましたからね。」と和田騎手は敗因を話してくれました。
そして前走も、仕掛けられてからは反応していましたが、最後はジリジリとなってしまいひと追い毎に前に迫るも2着。
勝てる能力はありますが、先頭に立つとソラを使うため、2、3着つけで狙いたい1頭です。


トップディーヴォ
2走前は昇級戦となりましたが、仕掛けた時の反応が良すぎて前を捉えるのが早かった分、勝ち馬に目標にされてしまい2着。
昇級2戦目の前走は、1番人気に推されましたが最内枠からの競馬となり、砂を被って躊躇する面を見せてのバスタータイプからコンマ2秒差の3着となりました。
この馬はテンに行けるだけの器用さが無く、砂を被るのもマイナス材料で、馬群を抜け出す競馬もできないだけに、外枠を引けばチャンスがあります。
最内枠の前走でも、バスタータイプとはコンマ2秒差だけに、外枠を引けば逆転可能の1頭です。

★土曜日
阪神3レース
ジューンブラジリエ
ダートに使われてから3戦して2,2,3着と、あと一歩のところまで来ている1頭。
2,3走前は京都でしたが、前走は阪神ダート1400mでクビ・クビ差の3着。
この馬は芝ではモタれる面がありましたが、ダートではモタれる面が解消され、安定して走れるようになりました。
ただ、追われてから甘いのはダートでも同じで、前走はハナを切ってレースメイクするも、勝ち馬にピッタリとマークされる厳しい展開。
直線で振り切ろうとするも、直ぐに追いつかれてしまいラスト50mほどで交されてしまい、最後は外からの強襲も受けて3着。
前走は休養前よりもテンの行きっぷりが良くなっており、2戦目で更に上積みが見込める1頭です。

ダノンブライト
初ダートとなった前走は、湿って軽い馬場となり、前後半で3.1秒差となる超Hペース戦。
先行した3頭が抜け出して叩き合う決着となり、勝ち馬からコンマ1秒差の3着となりました。
抑えたままで2番手を追走し、少しハミを噛んでいたものの抜群の行きっぷりを見せました。
最後は1ハロン標手前で交されましたが、その後も最後まで食い下がっており、芝同様に手応えほど伸びませんが、ダートでのメドは立った内容です。
稽古通り走れれば直ぐにでも勝てそうな1頭です。

カノーヴァ
この馬の成績は6,8,4,11,7着で掲示板に載ったのは1度のみ。
しかし、その1度が阪神ダート1400m戦です。
初戦は520キロを超す大型馬だけに緩めの仕上げで完成途上のデキ。
レースでは急にハミを取ったり抜いたりしてスムーズさを欠いたレース内容でした。
勝負どころでも無理させずに、直線でもイマイチの反応で6着となりました。
初戦は叩き台の1戦で、参考外です。
2戦目は京都1800m戦で、少し時計が掛かる馬場状態。
隊列がすぐ決まり、前半にかなりゆったり流れるスローペース。
このスローペースで出遅れてしまい、3コーナーから徐々に差を詰めましたが、後半4Fを前に行った5頭がそのまま一杯に粘り通すと言う流れで、前に行った5頭が掲示板を独占する結果となりました。
先行馬が全くバテていない流れで、速い上がりがない同馬は付いて行けませんでした。

3戦目の阪神1800mではやや軽めの馬場で行き脚がついてハナに立ち、スローでペースを上げずに後半3F勝負。
先行馬での叩き合いで差し馬にはチャンスが無い展開を作っての4着となりました。
このレースでは終始外に逃げながら走っており、幼さを見せていました。

2走前は小回り小倉に使われて11着。
大型馬だけに、このコースは合っておらず、前走は中京1800mに使われるも小倉帰りでジックリと厩舎で調整され、仕上がり途上のデキで7着。
終始折り合いを欠いており、コントロールに苦労しており4コーナーでは何かを気にしてジャンプしており、伸びずバテずで7着。
近2走の敗因は小回りコースと距離とハッキリしており、折り合いの不安の無い1400m戦、唯一掲示板に載った阪神コースなら面白い1頭です。
前走時はプールとCWコースでの調整でしたが、今回は坂路コースで入念に調整されています。
一変の可能性を秘めている1頭と言えます。

★土曜日
阪神2レース
ノースウッド
初戦は阪神ダート1400mに使われて既走馬相手に4着。
このレースは脚抜き良い馬場で前後半で2.6秒差のHペースとなり、先行した5頭の内、3頭が抜け出して並んで叩き合いとなりました。
4コーナーで前の馬が下がってくる不利があり、そこで待たされたロスが響きました。
2戦目は2ハロン延長しての阪神ダート1800m戦。
軽めの馬場で平均ペースで淀みなく流れ流れ、先行した勝ち馬と同馬2頭が後続を突き放してのマッチレースとなり最後は後続を6馬身以上突き放しましたが、クビ差及ばずの2着。
初戦で短い距離に使っていた事もあり、ほぼ馬なりでハナに立っており、道中は抑えられるくらいでマイペースに展開。
向正面でメリハリをつけられるようになれば直ぐに勝ち上がれる1頭です。
前走に引き続き、藤岡騎手が騎乗となり、勝ち負け濃厚の1頭です。

キングカヌヌ
2走前の京都では締まって時計の速い馬場。前半は緩んで馬群が圧縮し、向正面からペースアップする流となりました。
このレースでは押しても行けず、スタンド前では高脚で3コーナーでは少し退かされて直線は追い出しを待たされるロスがあり、全体的にチグハグなレースとなり6着。外枠なら包まれることなく、結果は違っていたはずです。
前走は阪神ダート1800m戦。
湿って軽い馬場となり、落ち着いた流れで外を捲った勝ち馬が直線突き抜けて圧勝する1戦となりました。
前走時は稽古の段階で自らハミを取るようになり、坂路でも動けるようになっていましたが、レースではとにかくズブく、スタンド前で内からぶつけられた事もありますが押しても押しても7〜8番手がやっとでした。
この馬は砂を被ると良くないため、理想は外枠です。
2,3走前は内枠からチグハグなレースで結果が出ませんでしたが、前走は真ん中の枠から不利がありながらも直線で捌き切ってからは良い脚を使って3着。
外枠に入れればさらに上位可能の1頭です。

シゲルホウネンサイ
京都のダート成績は(0.0.2.1.3)ですが、阪神ダートでは(0.1.1.1.1)と安定している1頭。
阪神ダート9着時は15番枠からの競馬でペースが超スローとなり、折り合いを欠いてしまい見せ場がありませんでしたが、阪神3着時は不良馬場の高速馬場で2コーナーを回って速い流れが続き、消耗戦で渋太さを発揮していました。
2走前は阪神ダートで2着となりましたが、ワンペースのタイプで最後のひと押しが利きません。
スローで瞬発力を問われる競馬では脆くなりますが、4走前にシャドーロールからチークピーシーズに換えた効果でコーナーもスムーズ回れるようになり、直線で自らブレーキを掛ける事も解消されました。
前走は阪神コースで4着となりましたが、アタマを上げ気味にゲートを出て中位の外目にポジションを取り、勝負どころでは外を回って押し上げて直線はジリジリと脚を使っていました。最後は手前を替え切れず、フワフワしておりまだ子供っぽさを残している1頭です。

ワールドカップ
前走はキングカヌヌと対戦して2馬身半離されての4着。前走はかなり長く脚を使っており、最後は止まってしまいましたが砂を被っても問題ないタイプで展開次第で上位可能の1頭となります。