まとめ

過去ログ328 2015/4/21 7:03

★日曜日 ブラスト
東京11レース

フローラS
流れの基本は『加速』や『中弛み』で、前に位置する先行馬に有利な展開と考えられます。
ただ、東京コースは直線が長いため、逃げ馬が押し切ることは少ない傾向となりますが、2・3着にはよく残っています。
(過去10年で逃げ馬は2着2回、3着2回)

血統の傾向は、ブライアンズタイム・マンハッタンカフェ・ステイゴールド、スペシャルウィーク・ディープインパクトなど菊花賞連対馬を出した事のある血統の馬がよく好走しています。
これはスタミナが問われやすい適性と考えられます。

サンデーサイレンス系は、母父が欧州スタミナ型のタイプの好走が多い傾向で、アグネスタキオンやゼンノロブロイ、マンハッタンカフェやステイゴールド、スペシャルウィークなど東京芝2400mにも対応できるサンデーサイレンス系は好走可能と言えます。
また、非サンデーサイレンス系の配合馬でも好走が可能な重賞でもあり、欧州スタミナ型血統配合でも前に位置できるなら好走可能です。

ステップの傾向は、フラワーC好走馬が好走しやすい傾向(=フラワーC→フローラS:08年2着→1着レッドアゲート、09年2着→1着ディアジーナ、10年3着→1着サンテミリオン、13年2着→2着エバーブロッサムなど)。
またここで差し位置から好走した馬は、不利な展開でのスタミナを示したことによりオークスでも好走する可能性があります。

桜花賞まではマイルを中心にスピードが問われやすい適性でしたが、ここはオークストライアルだけあって距離が芝2000mになることで、このレースはスタミナが問われやすい適性となることで浮上する馬を狙う必要があります。

★土曜日 ブラスト
福島11レース
福島牝馬S

流れは基本的には『前傾』。
『前傾』では本来不利なはずの前につけた馬がよく好走しています。
小回りコースで直線の短い福島コースでは、後方に位置して上がり勝負を得意とする馬が届きません。
小回りコースは比較的ペースの弛まない流れになりやすく、中央開催なら前がつぶれてしまいますが、前にきつい流れでも踏ん張りきれてしまうケースが多いのがローカルコースの傾向。
ローカルコースは平坦ということもあり、前が止まらない傾向がより顕著になります。
特に函館・札幌・福島・小倉では前が止まらず、ペースが弛めばさらに前有利な展開になるため、基本は逃げ・先行馬から考えます。
マイル、中距離でペースを握る馬がはっきりわかると対策も立てやすいので、逃げ馬は非常に重要です(=大逃げするタイプは厳しいペースになるので、その場合は大逃げした馬はつぶれてしまいます)。
また、内枠なら好走の可能性が上がります。

牝馬重賞ということもあり、『中弛み』も複合することが多いことも、前につけた馬が好走しやすい要因で、内枠の好走が多いのもポイントです。

追込も決まることはありますが、差し-差しの決着は少なく、先行-差しの組み合わせが基本となります。

血統の傾向は、ここ数年サンデーサイレンス系×欧州スタミナ型血統の配合馬の好走が多く、サンデーサイレンス系は、ステイゴールドやダンスインザダークなどスタミナ型サンデーサイレンス系に向き、アグネスタキオンやフジキセキといったスピード型サンデーサイレンス系の場合は母父が欧州スタミナ型血統配合馬が好走。
母父サンデーサイレンスも好走が多く、近5年で福島芝1800mで行われた4年で好走馬を輩出。
欧州スタミナ型血統は、大系統ノーザンダンサー系(=ヴァイスリージェント系・ニジンスキー系・リファール系など)やロベルト系、グレイソヴリン系、菊花賞に強いファイントップ系などの好走が目立ちます。

福島の馬場は欧州型に近い馬場になることが多く、スタミナの要る馬場と言えます。

ステップの傾向は、前走中山牝馬S組が好走しており、好走した馬ばかりでなく、少し負けた組の反撃が多い傾向。
その傾向から、特に先行して好走した馬は崩れにくく、軸には最適と考えられます。

過去10年で中山牝馬S組が19頭も馬券になっており、06年を除く9年間で
全て馬券になっています。その9回の内、07年を除く8回で中山牝馬S組が優勝しており、この8回は全て中山牝馬S組が2頭以上馬券になっています。

また、以前に福島芝コースで好走した実績のある馬の好走も多いのもポイントでリピーターには注目が必要です。 

今年も中山牝馬S組が7頭が登録しており、中山牝馬S最先着となった3着馬パワースポットは福島コースで2着の実績があります。

★日曜日 見解
京都11レース

第46回読売マイラーズカップ(G2)
過去10年のデータより・・・
13万、123万、28万、21万馬券が出ており、波乱の重賞と言える。

1番人気 (3-1-1-5)
2番人気 (0-2-1-7)
3番人気 (4-1-2-3)
4番人気 (0-0-1-9)
5番人気 (1-0-2-7)
6番人気 (0-2-0-8)
7〜9人 (2-3-2-23)
10人以下(0-1-1-63)

7〜9番人気の中穴が好走が多く、波乱含みのレース。
10番人気以下は(0-1-1-63)だが、馬券になった2頭は前走で1番人気に支持されていた。
05年アサクサデンエン(前走1番人気4着)
11年クレバートウショウ(前走1番人気2着)

前走データ
重賞(8-7-9-87)
├香港マイル(2-0-0-1)
├東京新聞杯(0-1-4-6)
├ダービー卿CT(0-1-0-23)
├京都金杯(0-0-1-4)
├スワンS(0-0-0-0)
├愛知杯(0-0-0-1)
├産経大阪杯(0-0-0-3)
├阪神カップ(0-0-0-1)
└阪急杯(0-0-0-6)

OP特別(2-3-1-28)
├洛陽S(0-0-0-1)
├春雷S(0-0-0-1)
└六甲S(0-3-0-8)

条件戦(0-0-0-9)

前走、6番人気〜9番人気で(1-0-2-31)、
10番人気以下で(0-0-0-29)と苦戦している。

前走距離データ
1400m以下(0-0-1-21) 0.0% 0.0% 4.5%
1600m  (3-6-6-63) 3.8% 11.5% 19.2%
1800m  (5-3-2-20)16.7% 26.7% 33.3%
2000m以上(2-1-1-19) 8.7% 13.0% 17.4%

前走から距離短縮が好成績。
1400m以下は苦戦中で、馬券になった1頭は前走高松宮記念の07年マイネルスケルツィで、マイル重賞勝ちの実績があった。