まとめ

過去ログ329 2015/4/21 10:48

★日曜日 ブラスト1
東京11レース
フローラS

マキシマムドパリ

この馬のベストパフォーマンスは菜の花賞で、クイーンズリングから2馬身差の2着。
このレースは中山芝のマイル戦で平均ペースとなりましたが、道中で少し緩んで12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 11.8のラップでL2最速戦。

ペースが早くなり、仕掛けが遅くなったという1戦。
出遅れてしまいましたが、外目の枠が幸いして、後方外々をスムーズに追走という形で、3〜4コーナーでクイーンズリングを目標に外から仕掛けて直線を向くと、直線序盤でしっかりと食らいついて2番手に楽に上がって、L1までクイーンズリングを詰めることはできなかったものの、最速地点でしっかりと他の馬比較で脚を使えていたのは評価できます。
またこの馬にとって、マイル戦のペースそのものも速い中で、結果的にスピード面でも高いレベルにあったクイーンズリング相手にマイルでそこそこ流れた中でやれたというのは大きく評価できます。

前走の君子蘭賞は阪神芝外1800m戦で平均ペースで12.8 - 12.7 - 11.7 - 11.3 - 12.0という阪神らしい中弛みからの再加速戦という流れでL2最速11.3と、トップスピードを問われた1戦となりました。
この流れで内枠から出負けして後方最内を追走しつつ、内からスッと中団まで挽回すると、直線でも前にスペースは置いていましたが直線序盤で3列目から少し置かれ気味になってしまい、先にシングウィズジョイに抜け出されてしまいました。
最後はクビ差まで詰め寄りましたが、シングウィズジョイを詰められずに押し切られた形で2着。
内容的に見ると完敗で、L1でもうちょっと詰めては欲しいところでしたが、内枠から終始内々でもあったのでこの加速ラップで直線序盤にちょっと辛そうな感じは見受けられました。
また、1戦毎に体重が減っていた事もマイナス材料だったように思えます。

この馬はつばき賞でも超スローから徐々に加速する形でL1を落とさないという競馬で2列目ポケットから直線序盤で綺麗に置かれてしまっており、L1でようやく盛り返してきて3着を確保しています。
その点からもすぐに動けるといタイプではなく、後方から進める競馬の方が良さそうです。
前々でスローで折り合って進めると、府中のギアチェンジ戦になった時に早めにエンジンをかける競馬になってしまい後続の目標になる可能性が高く、逆に早めに仕掛けなければすぐには動いてくれません。
理想は中団ぐらいで徐々に前を目標に動かしながら直線序盤までに上手くエンジンをかけ切る競馬です。
ダービーやオークスの時期にあるCコースでのパンパンの高速馬場だと危うい1頭ですが、例年Aコース時、開幕週はそこまで高速化していないため、これはこの馬にとってはプラス材料と言えます。

★日曜日 見解
京都11レース

第46回読売マイラーズカップ(G2)
過去10年のデータより・・・
13万、123万、28万、21万馬券が出ており、波乱の重賞と言える。

1番人気 (3-1-1-5)
2番人気 (0-2-1-7)
3番人気 (4-1-2-3)
4番人気 (0-0-1-9)
5番人気 (1-0-2-7)
6番人気 (0-2-0-8)
7〜9人 (2-3-2-23)
10人以下(0-1-1-63)

7〜9番人気の中穴が好走が多く、波乱含みのレース。
10番人気以下は(0-1-1-63)だが、馬券になった2頭は前走で1番人気に支持されていた。
05年アサクサデンエン(前走1番人気4着)
11年クレバートウショウ(前走1番人気2着)

前走データ
重賞(8-7-9-87)
├香港マイル(2-0-0-1)
├東京新聞杯(0-1-4-6)
├ダービー卿CT(0-1-0-23)
├京都金杯(0-0-1-4)
├スワンS(0-0-0-0)
├愛知杯(0-0-0-1)
├産経大阪杯(0-0-0-3)
├阪神カップ(0-0-0-1)
└阪急杯(0-0-0-6)

OP特別(2-3-1-28)
├洛陽S(0-0-0-1)
├春雷S(0-0-0-1)
└六甲S(0-3-0-8)

条件戦(0-0-0-9)

前走、6番人気〜9番人気で(1-0-2-31)、
10番人気以下で(0-0-0-29)と苦戦している。

前走距離データ
1400m以下(0-0-1-21) 0.0% 0.0% 4.5%
1600m  (3-6-6-63) 3.8% 11.5% 19.2%
1800m  (5-3-2-20)16.7% 26.7% 33.3%
2000m以上(2-1-1-19) 8.7% 13.0% 17.4%

前走から距離短縮が好成績。
1400m以下は苦戦中で、馬券になった1頭は前走高松宮記念の07年マイネルスケルツィで、マイル重賞勝ちの実績があった。

11年までは阪神開催で、京都ではまだ3度しか施行されていないため、データの信頼度は低い。

★日曜日 研究
京都11レース
マイラーズカップ

過去10年のデータ解析
1番人気(3-1-1-5)で複勝率50%ですが、2番人気は(0-2-1-7)と信頼度に欠けます。

中山記念組が過去10年で4連対していますが、今年は中山記念組は不在。
六甲ステークス組が3連対しており、今年はテイエムタイホー、ヒストリカルが出走。 香港マイル組も2連対で今年はフィエロが出走となります。

また、過去10年で馬券になった30頭中26頭がマイル以上の重賞で3着以内の実績がありました。

12年から京都開催となり、今年で4回目となるためデータはあまり重要視できません。
過去10年で斤量58キロの馬は(4-1-2-14)でしたが、馬券に絡んだ7頭は11年以前の阪神開催時のもので、 12年以降の京都開催では馬券になっていません。

12年:ブランプリボス11番人気13着、エイシンアポロン4番人気14着、リアルインパクト1番人気18着

13年:カレンブラックヒル1番人気4着

14年:出走無し

上位人気でも京都では58キロの馬は苦戦しており、ダノンシャークにとっては厳しいデータとなります。