まとめ

過去ログ339 2015/4/23 22:30

★土曜日 コロガシ121
京都9レース
ビップレボルシオン
前走は重馬場で勝ち馬の単騎で離し逃げの展開。
直線も逃げ馬が渋太く粘っての逃げ切り勝ちとなり、いつも通り後方で末脚を温存し、コーナーでも最内をロス無く回って3着馬の外につけ、直線も内を突くと、外目に持ち出してからしっかりと伸びて勝ち馬に並びかけたところがゴールとなりクビ差の2着。

2走前の500万クラス勝ち時は雨の影響が出てきて荒れ馬場となり、淀みない流れで道中縦長の展開。
追い込み展開となり、半マイル標から大外を通ってジワッと間合いを詰めて4コーナーでは持ったままで好位グループの直ぐ後ろにつけ、ト応え良く坂から伸びての勝利となりました。
近走の内容的にポテンシャル面は高いレベルのものを見せていますが、今回は開幕の京都コースだけに、今回は脚質的には買いづらい1頭となります。

エーティータラント
3走前には現級を勝っている同馬。
その3走前は最終週も季節柄芝の育成が順調で馬場状態は良好の中、落ち着いた頭数でユッタリとした流れで決め手勝負となりました。
道中、中団の内追走の同馬が先行したエスオンマイチェスを捉えての勝利。
4コーナーでは狭くなる不利がありましたが、ソラを使うこの馬にとっては一番力を出せる展開となりました。


前走は休み明け2戦目で、時計の速い馬場でスローで流れる上がり4F勝負戦。
休み明けを使われて馬がピリッとしており、スタート後は小頭数だったためにポジションを取りに行かず、自分のリズムを守って走っていました。
最後も外から良く伸びていましたが、勝ち馬に内をスクわれてしまいあと1歩及ばずのコンマ1秒差の3着。
枠順が逆ならこの馬が勝っていた内容だけに、このクラスでは力上位の1頭と言えます。
今回は半年振りのレースとなり、この中間は実践並みの
併走で調整されており、デキに関しては不安はありません。
この馬の休み明けの成績は2,2,2,5着で鉄砲が利くタイプだけに、初戦から狙えます。


アグリッパーバイオ
前走は乱ペースでスタミナ戦となり、ペースが上がったり落ちたりと落ち着かない展開。
これを先導していた馬は当然展開が厳しくな、結果的に差し追い込み馬の台頭となりました。
同馬はこの展開で出遅れてしまい、終始自分のリズムで走れず全く力を出せないまま13着で参考外の1戦です。

2走前は少頭数でハナを切ってかなり緩い流れを刻み、スローに落とし過ぎて早目に動く事も出来ずに4コーナーで長く脚を使ってきた勝ち馬に交わされると対抗できずに流れ込んだだけの4着となりました。
休み明けの近2走は自分のリズムで競馬が出来ておらず、このメンバーで外回りならチャンスは十分あります。
6走前の北野特別は超スローから12.7-11.7-11.1-11.1-11.3の流れで2列目の外からの競馬になり、最速地点で苦しんでおり、L1もジリッとは来ていましたがこれでも11.3なので詰めきるところまでいきませんでした。
仕掛けが早くなった境港特別ではヒロノプリンスを逆転しており、ある程度の位置で前を目標にしながらトップスピードの持続力を生かしてくれればチャンスはあります。

★日曜日 
福島2レース
ヘットロー
前日の雨の影響が僅かに残っているか、それでも時計はかなり平凡。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎ。差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、この後の5Rと比べても時計的には低レベル凡戦。

雨の影響で上がりの掛かる馬場。勝ったテイクウォーニングは最内枠から抜群のスタート。そこで3馬身ほどリードを築いてそのまま押し切り。2着のヘットローは馬場の渋った場所を通れず、終始外を回る距離ロスが大きかった。

渋った馬場。前半3F33.2秒は馬場を考慮するとかなり速いペース。馬群もバラけて縦長になり、上がりが掛かる消耗戦になった。先行馬の渋太さもあるが、前残りというよりは、馬場とペースで差し不発という印象。

向正面向かい風、直線で追い風。開幕週の絶好馬場。風の影響もありペースが上がらず、スローの前残り。きちんと速い脚を使えていたのは勝ち馬くらいのもので、他上位馬は展開恵まれ要素も大きい。6着馬の切れ味は目立ったが、距離不足もあるのでは。条件が違う印象。

ミスチフウィッチ
前日の雨の影響が僅かに残っているか、それでも時計はかなり平凡。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎ。差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、この後の5Rと比べても時計的には低レベル凡戦。

脚抜き良い高速重馬場で上がり性能必須。3コーナー近い条件だが複数頭が並ぶ形で雁行、3〜4角で一気に7頭ほどが横に並ぶ団子の展開。脚抜きの良い馬場を考えれば、序盤のペースも案外遅い方だったか。出遅れながらも馬群に詰まらず、大外を回って上手く勢いに乗せられたコンドルヒデオが、唯一ずば抜けた末脚で差し勝った。勝ち馬は速力が違った格好だが、その他の馬は平均ペースの惰性流れ込み勝負。最内枠のオーバーウェルムは馬群の後ろを回る形で、惰性をつけられなかった様子。

トウケイウルフ
開幕週前残り決着。ペース的には速いというほどでもなく、時計面でも特筆することがない。行った行ったの決着で、後続からの追い上げもあったが、この馬場では隊列差がそのまま響いた形。

ネミッサ
前日の雨の影響が僅かに残っているか、それでも時計はかなり平凡。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎ。差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、この後の5Rと比べても時計的には低レベル凡戦。

時計掛かる重い馬場でHペース消耗戦。それでも外差しとはならず、結局内を立ち回った馬が上位独占。馬場が荒れてもきているため、非力なタイプでは苦しそうだった。

開幕週。Hペース時計勝負で前残り。勝ち馬圧勝。2歳戦としてはテン33秒台なら十分速い流れ。それでも前が残る馬場。勝ち馬の9秒台は優秀だろう。

★日曜日 
京都6レース
ミツバ
脚抜き良い馬場。前後半で2.1秒差の速いペース。番手追走の勝ち馬が直線抜け出し押し切った。最後は3頭が迫って2着争い。

軽めの馬場。前後半で2.5秒差のHペース。3番手から渋太く抜け出したのが勝ち馬。2着には外から勢い乗せてきた差し馬が浮上。

ノーザンバローズ
凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。前半3Fが34秒4と、500万下条件ではほとんど見られない超ハイペース。コーナーに進入しても大して緩まず、馬群も縮まらない。好位から抜け出したトゥルッリにノーザンバローズが追い縋るが、脚を止めずに押しきったトゥルッリに軍配が上がる。本来は先行勢総崩れでおかしくないペースだが、ほとんどの追い込み馬は走破力が足りず、力のある真っ当なダート馬が押しきったという内容。

締まった馬場。平均ペースで縦長展開。3角過ぎで一旦緩んで好位追走した勝ち馬が直線抜け出し楽勝。

ピンストライプ
前後半で2.6秒差のHペース消耗戦。直線外から1・2着馬が並んで脚を伸ばし差し切った。

強風で時計の掛かる状況。淀みのない流れで持久戦になり、体力勝負。勝ったスルターナは休み明けを思えば強い内容で、条件替わりが嵌まったか