まとめ

過去ログ341 2015/4/24 10:59

★土曜日 ウイナーズ
東京7レース
サーストンコラルド
前走の中山では仮柵A→B移動後の週で馬場状態が良く、差し馬が有利な高速馬場となりました。
500万下条件にしてはかなり速いタイムでの決着となり、ここでジックリと乗って終いを生かすレースで直線は内目を捌いて伸びてくると一瞬だけモタれましたが、直ぐに立て直して最後は外の勝ち馬に馬体を併せるもあと1歩届かずの2着となりました。

2走前の東京では7着に敗れていますが、この時は適度に荒れた芝で速い上がりが出て内がより伸びる状況でした。
楽に行き脚が付いた勝ち馬が先手を奪い、誰も他に絡まず超スロー逃げ。
1000m通過が63秒2とかなり遅い展開で、直線一気の急加速で3F瞬発力勝負となり、逃げ馬や2番手も上がり34秒前半で粘る展開で、後続も差を詰めていましたが上がり限界で好位勢を残した1戦です。
読みにくい馬場状態も影響したため、極端に遅い流れになってしまったレースで、サーストンコラルドは4コーナーで掛かってきた馬に絡まれてしまい、早めの位置から動かざるを得ない展開となってしまいました。
東京コースであの位置から動く展開ではさすがに厳しく、大きく割り引く内容ではありません。

プロレタリアト
休養明けの前走は、ネコタイショウが2角でハナを奪ったのをきっかけに、中盤が速くなっての追い込み展開。
先行勢には厳しい流れとなり、出負け外から早めに動いたナイフリッジも相当厳しい競馬となっていました。
同馬は出たなりに控えてレース序盤は後方の3番手で脚を温存し、向正面でペースが上がってもジッと我慢させ、4コーナー手前から仕掛けて勢い良く大外に出して直線ではメンバー最速の上りでクビ差の2着となりました。
このクラスは勝てる力を持っており、叩き2戦目で直線の長い東京コースなら勝ち負けを期待できる1頭です。

ナイフリッジ
前走は前述したとおり厳しい競馬になってしまい4着。
3走前の東京では内側4頭分は1周全て荒れた馬場となり、ビリーヴザワンが行きそうな所に大外枠のウンプテンプが積極的に主張し、気分に任せて大きく引き離して逃げる展開。
4コーナーで一度後続を引き付けて息を入れて、直線ラスト3F目で速くなっている部分(直線2F標識)までは粘っているため、暴走逃げではありませんでした。
ただ、事実上の上がり3F決め手勝負であり、上がり性能のある馬が上位に並ぶ結果となりました。
このレースを出遅れて道中は最後方で脚を温存させ、直線に向いて外に持ち出すと、最後は大外から猛然と追い込んでの2着となりました。
この馬もこのクラスでは力上位で、勝ち負け出来る1頭です。

★日曜日 勝負G1
京都4レース
マイアベーア
前走は阪神の重馬場。
落ち着いた展開で馬群一団のまま直線勝負となり、差し馬が上位3頭を占め、最内を突いたのが勝ち馬という1戦。
このレースでは前に出るとやめようとする面を見せていましたが、他馬が来るとまた伸びていました。
重馬場での最内枠だっただけに、馬場の悪い所を通らざるを得ない展開となり、最後は伸び負けしての4着となりました。

3走前の京都マイル戦は硬い馬場でスローとなり、ペースが上がらず馬群が固まったまま直線勝負。
流れが遅かったため、我慢させる競馬となり、道中は行きたがるのを抑えるのに一苦労していました。
15番枠だったこともあり、前に壁を作れなかった事が大きく、それでもクビ差の2着は大きく評価できます。

★日曜日 121
東京6レース

ムーンマジェスティ
前走の中山マイル戦は仮柵A→B移動後の週で絶好の馬場状態で差し有利の高速馬場。
当日は弱い雨が降っており、馬場を考えるとやや遅いぐらいのペースで、全馬持ったまま4コーナーまで余力十分の展開。
最後は瞬発力に勝るサトノアッシュとムーンマジェスティとの叩き合いとなりクビ差で2着となりました。
ムーンマジェスティは3コーナー付近から外を回って追い上げ、直線は勝ち馬の外に進路を取って長く良い脚をつかっていましたが、先に動いた分だけ差し切れませんでした。

東京マイル戦は3走前に4着となっており、この馬にとっては展開が向かず、もう1列前のポジションを取れていればもっと際どい結果になっていた1戦です。
東京マイル戦でもすぐにチャンスが回ってきそうな1頭です。

ダイワエキスパート
前走は東京マイル戦でムーンマジェスティに先着しての2着となった1頭。
このレースは内側4頭分は1周全て荒れた馬場状態で、フルゲートこそ埋まりましたが「、未勝利馬の格上挑戦多数となった1戦です。
キングイマデショウがかなり追っ付けて逃げ、後続を引き離す形で縦に長い隊列となり、大逃げと言うよりは後続が控えた形。
直線で二枚腰を発揮して粘り込みを図るも、2番手にいた勝ち馬が悠々追いつき、決め手のいい差し馬勢もゴール前で殺到する展開。
この馬は包まれてしまうと体が委縮したような走法になってしまうため、包まれた2走前は力を出し切れずに7着。
包まれずに自分の競馬が出来れば前走ぐらいは走れるため、今回も上位可能の1頭です。