まとめ

過去ログ342 2015/4/24 16:49

★日曜日 G1C
京都11レース

マイラーズカップ

サンライズメジャー
この馬はポジショニングが良く、後半のトップスピード勝負になれば安定しているという点からも、今回もスロー気味になる展開なら好勝負の1頭です。
ただ、昨年の京都金杯でも湘南Sや江の島特別の負け方も、前半でスピードが要求される展開になると崩れているため、そのあたりがカギとなります。
内からでも動ける馬で、レース序盤に無理ができないため、理想は内枠です。
ポジション取りは上手い方ですが、ペースが流れてしまうと後半に余力が残せずに持ち味を出せない可能性もあります。
トップスピード面に関して言えばフィエロより上位で、ここに入っての強敵はディアデラマドレ。スローになっても前が出し抜くような競馬になるとスワンS同様なかなか差し切るまでは難しくなってしまいます。
長く質の高いトップスピードを維持できる点が武器なため、緩いようなら要所で外からという選択肢もあります。

★日曜日 11ネット
京都6レース

ミツバ
前走は稍重の脚抜き良い馬場となり、前後半で2.1秒差のハイペース戦。
このレースは出足が鈍くて後方からの競馬となり、道中はところどころで促しながらの競馬となりました。
「馬を気にしたのか、砂を嫌がったのか、出てからハミを取ってくれませんでしたね。前が有利な馬場でも最後は良い脚を使っていますし、直ぐにチャンスはありますよ」との事。

2走前は軽めの馬場で前後半で2.5秒差のハイペース戦。
ここも出負けして出脚も鈍く、前半は最後方からの競馬となり、なかなかエンジンが掛からずに直線に入ってから外に出すと、1ハロン標過ぎあたりで勢いがついてゴール寸前に2着に浮上しました。
エンジンの掛かりが遅いため、京都の下り坂はプラス材料で、時計の掛かる馬場向きで1400m戦なら勝ち負けに加われる1頭です。

ノーザンバローズ
前走は凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場で前半3Fが34秒4と、500万下条件ではほとんど見られない超ハイペース戦となりました。
コーナーに進入しても大して緩まず、馬群も縮まらず、好位から抜け出したトゥルッリにノーザンバローズが追い縋るが、脚を止めずに押しきったトゥルッリに軍配が上がりました。
本来は先行勢総崩れでおかしくないペースでしたが、力の違いで上位2頭が後続を突き放す結果となりました。
このレースで3着に敗れたコンコノユメは次走で勝ち上がっており、ハイレベルな1戦でした。
今回はひと息入りましたが、好気配を保っており、注目の1頭となります。

★日曜日 ウイナーズ
福島2レース
ヘットロー
前走の福島芝1200m戦は、前日の雨の影響が僅かに残っていたため、時計はかなり平凡な1戦でした。上がりもラスト2Fめから12秒台に入っており、Hペースとはいえ、先行勢が止まるのが早過ぎです。
差してこれた馬も上がりが掛かっての脚で、この後の5Rと比べても時計的には低レベル凡戦と言えます。
このレースで中団より前につけ、4コーナーで少し詰まって動きづらい形になりましたが、直線は比較的スムーズに捌いてきての2着となりました。

2走前の中京芝1200m戦は、雨の影響で上がりの掛かる馬場となり、勝ったテイクウォーニングは最内枠から抜群のスタートを切ってそこで3馬身ほどリードを築いてそのまま押し切り勝ち。
2着の同馬は馬場の渋った場所を通れず、ノメッて追走に苦労しており終始外を回る距離ロスが大きかった1戦です。
直線に入って馬場が良くなってからは長く脚を使って追い上げ、2着を確保しました。

3走前は小倉芝1200m戦でここも渋った重馬場。
前半3F33.2秒は馬場を考慮するとかなり速いペースと言え、馬群もバラけて縦長になり、上がりが掛かる消耗戦になりました。
この馬は大トビのため、こういった馬場は合いませんが、それでも何とか内々に入れて最後は脚を使っての3着。

4走前は小倉芝1200m戦となり、良馬場でしたが向正面の向かい風、直線で追い風の1戦。
開幕週の絶好馬場で風の影響もあり、ペースが上がらず、スローの前残り戦となりました。
近走は自分の得意の条件で走れておらず、それでも馬券圏内に入れており、良馬場が叶いそうな今回は好走可能の1頭です。