まとめ

過去ログ359 2015/5/7 18:34

★土曜日 1/2
東京3レース
ジョッセルフェルト
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。初ブリンカーのトラキアンコードが前に出る所をエンカウンターが押して逃げ、2コーナーから向正面までは縦に長い隊列になる。しかしずっと向正面では遅いペースを刻んで息を入れて逃げている格好。後続が3角下りで差を詰めるが、楽をしているのは先団。ラスト3Fを速い上がりでまとめる展開となり、前がそっくり残ってもおかしくないペースだが、大外からジョッセルフェルトが鋭い脚で伸びて来た。結局は人気上位の馬がキチンと力を出している。

凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。前半に前行った3頭がハロン12秒台ラップで飛ばして、隊列は序盤から縦に大きく伸びる。3頭大逃げと言う特殊な形。その後前の3頭がしばらくせめぎ合いをし、4角でオーマイホースが抜け出しかけたが、一旦バテそうになったミスエリカが直線で併せ馬になってやる気を取り戻し前を追いかける。結果的に3頭大逃げのうちの2頭でワンツー、大差リード付きすぎたのを途中から追い上げた後続もバッタリ脚が上がった。非常に厳しいバテ合い。上がり性能は疑問も、初ダートで苦しい競馬を制した勝ち馬は評価しても良いのでは。

稍重発表も馬場が乾きかけ+強風影響で時計が掛かる馬場。ウインオリファンとカラッカゼの競りも少し速くなる要因になって序盤から隊列は縦長。しかもカズノテナンゴとトーセンスパンキーの3角手前早捲りがあって、全くペースが落ち着くところなし。ついて回れる馬がそもそも少なく、先頭で叩き合いをしてた2頭もラスト1Fは14秒4とバタバタになっているラップ。

エンカウンター
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。初ブリンカーのトラキアンコードが前に出る所をエンカウンターが押して逃げ、2コーナーから向正面までは縦に長い隊列になる。しかしずっと向正面では遅いペースを刻んで息を入れて逃げている格好。後続が3角下りで差を詰めるが、楽をしているのは先団。ラスト3Fを速い上がりでまとめる展開となり、前がそっくり残ってもおかしくないペースだが、大外からジョッセルフェルトが鋭い脚で伸びて来た。結局は人気上位の馬がキチンと力を出している。

脚抜き良い馬場で中盤の緩みがない一貫ラップの消耗戦。スタミナ要求度も高い。この流れでも逃げた馬は突かれる形になってしまい苦しくなった。2、3番手は残ったが、勝ち馬の脚色が勝る。

脚抜き良い重馬場で時計速め。キャプテンバローズ以下複数の馬が併走しつつ1角に進入し案外ペースが落ちず、向正面でも差し馬勢の早捲りが始まる、新馬戦にしては随分動きのある展開。向正面の時点で、脚色のある先団と早々にバテて下がった集団とで分かれていて、最後も圧勝だった勝ち馬以外は全馬バテた脚色になっている。勝ち馬はもちろん高い評価が必要だが、4角で若干渋滞もあったため、前に行って粘り通した馬はそれなりの評価をしてもいいはず。

トーセンテレマーク
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。初ブリンカーのトラキアンコードが前に出る所をエンカウンターが押して逃げ、2コーナーから向正面までは縦に長い隊列になる。しかしずっと向正面では遅いペースを刻んで息を入れて逃げている格好。後続が3角下りで差を詰めるが、楽をしているのは先団。ラスト3Fを速い上がりでまとめる展開となり、前がそっくり残ってもおかしくないペースだが、大外からジョッセルフェルトが鋭い脚で伸びて来た。結局は人気上位の馬がキチンと力を出している。

水浮く超高速不良馬場。好発決めた最内枠減量騎乗のサクラモチが逃げるが、出鞭入れて先行したシーサイドジャズが早めマークから厳しいラップで行く。3角過ぎから後続がむしろ脱落してしまい、前に行った2頭の根競べ一騎打ち。最後に後続も追いついては来たが前の2頭を交わすほどの勢いはなかった。結果的に脚抜き良い馬場での前残り行った行った決着。

きかけだが脚抜き良い状態を維持し、まだ速い馬場。前有利状況。減量騎乗のオールマイタイムが主張、それを他馬が押し通しで追いかけ、前半全く緩まずかなり速くなってしまう。しかも3角手前でシーサイドジャズが先団まで捲って上がり、これで先行勢が撃沈。後方集団の馬も脚色バテバテ。勝ち馬は好タイムを記録しつつ身を削る凌ぎ合いで脚色一杯、離れた5着以下はラスト完全に脚が上がった脚色。掲示板以下の馬の着順は信用ならないと考えて良さそう。

★日曜日 
東京4レース
アンギアーリ
内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすい良馬場。内枠ヤギリヴィーナス武豊騎手がスンナリ先導し道中はスロー、それをマイネルフレッチャが捲って展開を動かす格好。人気2頭は前が動き出してから仕掛け、最後いい脚で凌ぎ切ったのがスプレンデレ。体力の足りない馬が多く、上位人気4頭以外は勝負所でほとんど動けてなかった。

硬い馬場。向正面捲り入って早仕掛け持久戦。相変わらず時計も速い。どの馬も僅かな上がりの差と位置取り分で、1秒以内に17頭が収まる接戦だった。

ケルンダッシュ
硬い馬場。中盤1Fだけ緩んだが2頭が飛ばしてHペース。上がり掛かる消耗戦で上位2頭が外からバテずに叩き合い。

サンフラワー
緩まず消耗戦。淀みのないスタミナ勝負の形になり、勝ったグローリアスレイは立ち回りの上手さが光った。人気のペブルガーデンは前半で力んでスタミナ切れ。

仮柵A→B移動後の週で馬場状態絶好、差し有利の高速馬場。当日は弱い雨。内枠マサノボーラーの先導も隊列はすぐに決まり、向正面で13秒台半ばのラップを踏んだ時に一旦馬群が凝縮。そこから徐々にペースアップし、3コーナー手前から1列目5頭雁行のままのスパート戦となる。直線はバラけた外が若干優勢だったが、一度壁で詰まってたゴールデンハープが立て直してギリギリ差し勝った。混戦になると本領を見せるタイプ。

クールエイジア
雨影響で時計掛かる差し馬場。最内枠のクートネイがペース落として逃げているが、それでも今日の馬場なら平均やや早め。道中ハロン13秒台までは落ちずに淡々としたペースで進み、ほぼ4角一団の直線決め手勝負。外枠の馬もほぼ不利なしで、時計・上がりともに掛かる決着。クインズミラーグロは右回りに替わってモタレ癖も見せず、今回は力を出し切れた。ルールザユニバースは行きたがる気性が災いし、ほぼ自滅したような直線。

内目荒れてるがフラットで標準速めの馬場。出遅れ多数。序盤だけテン争いはあったが、すぐペースダウンし1000m通過が63秒3。直線2番手のルールザユニバースが速い上がりでまとめて粘るが、それを楽々グレーターロンドンはパスして楽勝。人気を集めた3頭がそのまま上位を独占し、後続に差をつけている。勝ち馬は上でもすぐ通用しそう。

ブリエアヴェニール
内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすいパンパンの良馬場。ヴァンガードシチーは随分追っ付けて何とか出していった逃げだが、途中上手く息を入れつつ徐々にリード、単騎の形を維持して一杯に粘り通した。馬場が速い日だとは言え、2分フラット前半の走破タイムも優秀。後方追走の馬はこの流れで食らいつくのがやっと、ほとんど上位は好位組。最後差してきたビーハグはスタミナでいい所がある。

硬い馬場。向正面捲り入って早仕掛け持久戦。相変わらず時計も速い。どの馬も僅かな上がりの差と位置取り分で、1秒以内に17頭が収まる接戦だった。

スロー5Fロングスパート持続戦。決して速い脚が必要な状況ではないが、それでも脚の遅さ、決め手の鈍さが目立つ馬が多い。結果的に前残りだが、差し馬勢が弱いという面もある。

マイネルインプレス
内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすいパンパンの良馬場。ヴァンガードシチーは随分追っ付けて何とか出していった逃げだが、途中上手く息を入れつつ徐々にリード、単騎の形を維持して一杯に粘り通した。馬場が速い日だとは言え、2分フラット前半の走破タイムも優秀。後方追走の馬はこの流れで食らいつくのがやっと、ほとんど上位は好位組。最後差してきたビーハグはスタミナでいい所がある。

馬場硬くなり高速化。若干内有利。ヴァンガードシチーの単騎逃げ、向正面でハロン13秒台にまで下がる箇所アリ。十分に息を入れつつのスパートで外を回るロスある馬はほぼついて回れず、4角でウイングチップの斜行もあって追撃する側がぎこちなくなる。内でロスなく回ってこれた2頭の一騎打ちは、最後ウイングチップが制した。有力馬は上がりをまとめられているが、追走スピード不足の馬が多く、後続は大半がバテている。

フォルサ
時計速め持久戦。勝ったオーラクィーンは減量と最内枠の恩恵を最大限に活かし、好時計勝ち。2着のオフビートも内枠をロスなく立ち回れていたことが大きかった。人気のマイネルプロンプトは発馬の後手が大きく、時計の速い決着ではどうにもできず。

前半はスローで入ったが、向正面で捲り発生。ロングスパート戦になった。それでも捲った馬は直線で続かずに盛り返される。ある程度前の方の位置取りで脚が続く必要があった。上位は位置取りと上がりの僅かな差だけ。

内ラチ沿いが荒れて外差し有利の馬場。内枠のフォルサがギリギリの隙間通して1コーナー先頭で回り、前後半完全にイーブンの平均ペースで逃げる。トーセンカナロアのプレッシャーもあり、中盤もそれほど緩まず、淡々とした流れでスタミナ持続戦。3角で馬群が固まりつつあった時に大外を回したレッドライジェルが、1頭だけずば抜けた末脚で差し勝った。トーセンカナロアは、直線半ばまで持ったまま抜け出した割りに追い比べで完敗。1800m内回りだが走破力が問われた展開で、4角直線で詰まったりしていなければ走破タイム通りの実力と考えて良さそう。

渋った馬場。後半5Fのロングスパート戦でスタミナ必要。逃げ馬が早めにペースアップし、後続もそれに付いていくが、むしろ後続は馬場も相まってスタミナ切れを起こす。4着以下は見せ場に乏しい。

★土曜日
土曜日 
京都1レース
ウエスタンラムール
軽めの馬場。前後半で2.2秒差の速い流れ。逃げ馬が渋太くリードを築くが、外から勝ち馬だけが脚伸ばし突き抜けた。

高速重馬場。平均ペースで流れ逃げた勝ち馬が後続を寄せつけずに楽勝。2着は最内を突いた馬。

タイキレガトゥス
脚抜き良い馬場。平均ペースで流れ渋太く粘る逃げ馬を番手の馬が捕まえるマッチレース。

高速不良馬場。前後半で2.8秒差の速いペース。逃げ馬が渋太く粘るが、好位からこれを捕まえたのが勝ち馬だけ。

サウンドフォース
脚抜き良い馬場。平均ペースで流れ渋太く粘る逃げ馬を番手の馬が捕まえるマッチレース。

軽い馬場。平均ペースで流れ先行2頭が抜け出して叩き合い。そこに2着馬が外から割ってくる。

超スローペースで3角からペースUP。最後2Fが11秒ラップの上がり勝負。逃げ馬が番手以下を突き放して圧勝する。

ライムチェイサー
高速不良馬場。前後半で2.6秒差の速い流れ。番手から勝ち馬が抜け出して楽勝する。後続はスピードが足りない。

軽い馬場。平均ペースで流れ先行2頭が抜け出して叩き合い。そこに2着馬が外から割ってくる。

脚抜き良い馬場。平均ペースで流れ番手から勝ち馬が抜け出して2着馬だけが渋太く差を詰めた。

外枠有利馬場。平均ペース消耗戦。2着以下低レベル。特別ペースが速いわけではないが、逃げ馬がピッタリマークされる形で息切れしただけで概ね前残り。後続は差す脚すらない。ダート替わりで一変の勝ち馬だが、時計的にはこれで標準。

ミュゼバトラー
高速不良馬場。平均ペースで流れ番手から2着馬が渋太く粘るところを中団の外から脚を伸ばしたのが勝ち馬。

乾いてやや重い砂。平均ペースで中盤緩む展開。番手から2着馬が抜け出すが、中団の外から伸びた勝ち馬の決め手が上。

締まって時計速い馬場。前後半で2.3秒差のやや速い流れ。番手から勝ち馬が抜け出して、好位の外から2着馬がジリジリ浮上。

ダンヴィル