まとめ

過去ログ360 2015/5/7 18:49

★土曜日
東京6レース
チェリーサマー
水浮く超高速不良馬場。最初はスズダリアと同枠サンアルパインが2頭併走でずっと進み、コーナーで隊列は縦に伸びる。直線に向いても前の組が粘り込み、速い上がりでまとめているものの、ワタシダイナマイトのみが最後図抜けた末脚で差し勝った。高速馬場適性の差もあったとはいえ、勝ち馬はなかなか評価できる内容。

やや湿り気あり脚抜き良い馬場。序盤から1列目を4〜5頭ほど雁行で進む展開で先団ひとかたまり。ペースも標準速めで決して楽ではない。徐々に減速する消耗戦ラップで、先行差しイーブンの展開。ここでは上位の決め手を使えるボムフィリアにとって理想的な流れで、最後坂上で先頭がもつれる所を外から捉えきった。2着馬は転入初戦組。2着から11着辺りまでかなりの僅差だったので、最後見所ある脚色を見せた馬でも案外下位の着順だったりしている。次走の扱いに注意。

ジョルブドール
水が少し引いて走りやすい高速不良馬場。ペースが緩まず時計勝負。馬場考慮しても43秒台は速く、これに対応できたのが上位2頭だけ。44秒台に乗ってきている3〜5着も馬場は大丈夫そうだが、時計面や距離に限界がある様子。

脚抜き良い馬場で時計優秀決着。前半も34秒台で入っていて速い流れ。勝ち馬が未勝利勝ちに続き圧巻の時計。2、3着馬も勝ち負け水準では走っているが、相手が悪かった。

パワーポケット
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。雨は降っていたがまだ少量で影響少なめ。逃げ馬不在のメンバーで、休み明けのパワーポケットが先導するが、これがまた厳しいペースで追い通しの馬が頻出。勝負所でバテる馬も出てきて差し馬はコーナーでの追い上げに苦労、結局先団がそのまま前で残ってしまう決着になった。最後の上がりはかなり掛かっていて、本来は差し馬が逆転できてもおかしくないペースだった。パワーポケットの踏ん張りは評価できる内容。

乾燥して重い馬場。平均ペースの持久戦。上位3頭高レベル。中盤からあまり淀みなく進み、後方からの進出もあり勝負所では一旦馬群凝縮するが、直線では3頭が抜ける形になった。上位3頭は時計的にも内容的にも優秀。4着以下もきちんと力を出している馬はいるが、現状の能力差だろう。

乾いて若干時計掛かるパサパサのダート。途中でペースダウンする箇所はあったが、少しばかり競りもあって楽には行けず、後半のスパート地点も速い。全体時計も速く、高いスピード持続力を競うそこそこのレース展開になっている。東京コースで瞬発力勝負を制した馬のワンツーで、バテ合いにまでならずスピード性能や決め手が必要だった。上位2頭は他場でもそれなりに扱えそう。

ニットウスバル
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。雨は降っていたがまだ少量で影響少なめ。逃げ馬不在のメンバーで、休み明けのパワーポケットが先導するが、これがまた厳しいペースで追い通しの馬が頻出。勝負所でバテる馬も出てきて差し馬はコーナーでの追い上げに苦労、結局先団がそのまま前で残ってしまう決着になった。最後の上がりはかなり掛かっていて、本来は差し馬が逆転できてもおかしくないペースだった。パワーポケットの踏ん張りは評価できる内容。

エグランティーナ
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。雨は降っていたがまだ少量で影響少なめ。逃げ馬不在のメンバーで、休み明けのパワーポケットが先導するが、これがまた厳しいペースで追い通しの馬が頻出。勝負所でバテる馬も出てきて差し馬はコーナーでの追い上げに苦労、結局先団がそのまま前で残ってしまう決着になった。最後の上がりはかなり掛かっていて、本来は差し馬が逆転できてもおかしくないペースだった。パワーポケットの踏ん張りは評価できる内容。



若干湿るが上がりが掛かるスタミナ必須馬場。出遅れたノースヒーローが単騎になりそうな所を他の馬がすぐ詰めてきて、中盤のペースが案外速くなる。先行馬は4角でみなバテ気味、序盤最後尾にいたノンコノユメが十分捲って追い上げられる展開。大半の馬が直線でバテていて、比較的大差がついた。厳しい展開でも踏ん張れた2、4着馬の走破力は次走注目したい。

★土曜日
新潟3レース
ラミアカーサ
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。前回と同じくカナリが先導、土曜日とは違いそこそこ厳しい流れで進む。この速い流れで付いてこれる馬が少なく、1番人気のクリーミーボイス筆頭に直線バテる馬が続出。惰性が付いて何とか踏ん張れたのが、外枠で砂を被らずに進ませられた好位勢。センコウノマイヒメは内枠ではダメだったが、外枠で上手く脚を溜められた。

乾きかけだが脚抜き良い状態を維持し、まだ速い馬場。前有利状況。ジョリーアップが行き脚で勝り序盤からほぼ単騎で逃げ、直線も余力十分に振り切り1秒差圧勝。今日の馬場は圧勝しやすい馬場なので評価は難しいが。2着争いも過去実績あり減量騎乗の馬。人気ゴケする馬が多く、冬場からの連戦で上がり目ある馬が少なかった印象。

表面だけ湿り速い上がり必須の前残りダート。ペースはほぼ標準レベル、脚抜きが良いと考えると走破タイムもまずまず。無理して前に行った馬は早々に限界が来て、IDM上位馬が粘り込み、踏ん張りきれなかった馬が大差離れるという内容。人気上位馬はそれぞれ自分の持ち味を示している。メンバーレベルが低く、自滅する馬が多かった。

脚抜き良い馬場でHペース。ある程度持久力が要求される流れ。馬場は軽くても、前が残るのは簡単ではないようで、差しも間に合う状況だった。大型馬優勢でもある。

スマイルハッピー
水浮く超高速不良馬場。この馬場なら前半3F34秒0は極端に速すぎはしない。1列目4頭雁行で後続も付かず離れずの隊列だが、コーナーで2列目以降が徐々に引き離され、直線は1列目で我慢した3頭同士の叩き合い。1分11秒台という非常に速い決着となり、まず前に行ってた馬でないと勝負にならない展開だった。出遅れた馬はその時点で致命的に不利。

表面湿り気あるが乾きかけの馬場。出遅れ多数で逃げたメランコリアは序盤の争いもなく楽に行けた。引き付けて脚を溜めて逃げ、直線二枚腰を発揮すると後続が付いて来れない。先団5頭の隊列が入れ替わっただけの前残り決着。しかしメランコリアは逃げたことで一変できたとは言え、粘り腰もまともで最後まで脚取りが良く、評価は出来る方。

表面だけ湿り速い上がり必須の前残りダート。ペースはほぼ標準レベル、脚抜きが良いと考えると走破タイムもまずまず。無理して前に行った馬は早々に限界が来て、IDM上位馬が粘り込み、踏ん張りきれなかった馬が大差離れるという内容。人気上位馬はそれぞれ自分の持ち味を示している。メンバーレベルが低く、自滅する馬が多かった。

湿って脚抜き良く上がり脚優位の馬場。テン争いは速くならずも向正面でコーリンブリリアンとプラセンタが強気に捲って上がり、後続もどんどんやってきてペースが緩まない。先行勢が抵抗できずに早め撃沈、リズム良く追走できたノーフェイトにとって理想的な隊列・展開になった。2着リリーグランツも直線半ばまで壁の後ろでまごまごしていたが、この流れもあって脚を温存していた側が間に合った所はある。出走馬の大半が、上がりの速い決着についていけなかった。

アンジュデトワール
乾いて若干時計掛かる馬場。先行争いはそれほど厳しくなく、出負けしたアポロフリューゲルが盛り返して逃げられたほど。前半は落ち着いたペースで進んで、差し馬勢も3角手前から比較的早めに進出。ツクバインパクトが上手いタイミングで仕掛け直線抜け出し、他の足が止まった所にタイセイストームが盛り返した。脚色を見ると先頭の2頭も止まりかけてるが、走破力のない馬同士で何とか粘れたと言う程度。全体の走破タイムも最近の未勝利戦に比べるとかなり遅い。

稍重発表も馬場が乾きかけ+強風影響で時計が掛かる馬場。テンに争った頭数も少なくそこまで厳しいペースではないが、先団はほとんどジュエルアラモードの先行捲りに潰されて全馬バテ気味の消耗戦。走破力がなく馬場が堪えた馬が多かった様子で、標準的なタイムで走りきれた馬がそもそも少なかった。ジュエルアラモードは速い馬場で同じ走りが出来たか?となると疑問もある。

水浮くダートで超高速不良馬場。その割りには普段の良馬場激戦よりも遅めのペースで進み、本来は逃げ馬が楽に粘りおおせて当然の流れ。しかし速い馬場でのスピード持続力が問われ、スタミナよりも切れ味で勝る馬が最後の直線で伸びる展開に。オージーアイドルはDハミ2走目+鞍上強化、チーク装着が当たった。ナミノリゴリラはスタミナ必須の馬場の方が良さそう。

サカジロビューティー
平均ペースで4角で馬群圧縮。番手から勝ち馬が抜け出して好位の内から2着馬が迫った。

脚抜き良い馬場でスロー。勝ち馬が突き放して後続との差を広げたが、内から伸びてきた2着馬が際どく差を詰めた。上がり脚がないと伸びは見られず。

締まった馬場。前後半で2.9秒差のHペース。3角で一旦緩む展開で先行した勝ち馬が抜け出した。

プラセンタ
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。前回と同じくカナリが先導、土曜日とは違いそこそこ厳しい流れで進む。この速い流れで付いてこれる馬が少なく、1番人気のクリーミーボイス筆頭に直線バテる馬が続出。惰性が付いて何とか踏ん張れたのが、外枠で砂を被らずに進ませられた好位勢。センコウノマイヒメは内枠ではダメだったが、外枠で上手く脚を溜められた。

脚抜き良い高速ダート。圧倒的前有利。内枠のグランアラミスが今回は押して逃げる。多少乾いてきてるとは言え、前半ペースはそれほど速くはない。それほどコーナーでも急接近する馬はおらず、いいペースで進んで前の組が最後まで上がりをまとめて粘り通した。最後は2番手のシゲルハダカマツリがグランアラミスを交わした所がゴール。11着辺りまでほとんど着差が開かず、位置取りの差が大きかったレース展開。

★土曜日 2/2
東京3レース

マカワオクイーン
脚抜き良い高速ダート。圧倒的前有利。逃げたラファーガが十分息入るペースで逃げているのに、3角手前で手応え悪く早々に脱落。それを2番手につけていたユッコが交わし、確り上がりをまとめて押しきったという内容。道中は終始馬群が一団のまま進み、事実上4Fのみのスパート勝負で、勝負所馬群の内で押し込められていた馬は少しばかり不利と言える。2着馬もまずまずの内容だった。

表面湿り気あるが乾きかけの馬場。シンボリセザンヌの先導に誰も絡まず、前半1000m65秒台の超スロー。モンドインテロが向正面進出してからレースが動き、早めスパート合戦となるが、逃げたシンボリセザンヌが最後まで粘り通す所にモンドインテロが楽々並んで楽勝。本来は前残りでおかしくない展開を差し切った勝ち馬は評価高め。

凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。先行勢が案外競ってペースは3角過ぎまで速め、その後バテ加減だがウエバフラッシュとカスミチャンが先頭で叩き合い。それに道中遅れていたタマモボレロが最後に追い付き差し届いたという展開。追走で苦労しほとんど全馬追い通しの格好で坂上は脚が上がった馬同士。ハイペースのバテ合いで時計も遅い。追い込んで上位に食い込んだ馬も少々恵まれた面はある。

稍重発表も馬場が乾きかけ+強風影響で時計が掛かる馬場。結構速いペースだったのにラブオーディーンが1角過ぎから外へ逃げ、そこで先頭に入れ替わろうと先行勢も気が逸った。3コーナーまで先団全馬が脚を使わされる格好になり、一度踏ん張ったラブオーディーンも4角で売り切れ、直線入口で寄られる馬多数。後方で進んでいた分全く不利なく外を回せたコスモアルマクに、完全に展開が向いた形。2着以下はバテた中での脚色で、直線不利が少なかった分。

パームリーフ
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。内枠初ダートのブルールークが逃げて、押し押しでテンマイキララが迫るが、それを往なし途中ペースを緩めて行けた。3角過ぎからオケアノスとの一騎打ちの流れとなり、後続はそれを追いかけることすらできず。一騎打ちを最後ゴール前で制したのがオケアノスの方。チャンスのある馬は少なかったと感じる相手関係。

キャプテンバローズ
Hペースバテ合い追い込み決着。後半5F13秒台が続くバテ合い。強気にこの流れを作っていった3着馬だが、さすがに最後は苦しくなった。1、2着馬は展開恵まれた内容。

Mペース消耗戦。中盤もあまり緩みがなく、淡々とした流れ。体力勝負で上がりが掛かる中で、脚が続いた先行馬2頭がそのまま上位に。3〜5着は位置取り的には伸びてきた形だが目立つ脚色でもなく、他がバテた分という印象。

湿って脚抜き良く上がり脚優位の馬場。序盤に4頭で並んで案外ペースが速くなり、コーナー進入からペースを落とすものの4角で馬群が横一線。外を回した差し馬の勢いが良く、逃げ馬筆頭に1列目の馬は全く抵抗できず。脚を溜めて競馬できるセンスのある馬に流れが向いた。3着タピゴンは序盤挟まれる不利を挽回して外を回すロスがあり、次走は注目。

脚抜き良い重馬場で時計速め。キャプテンバローズ以下複数の馬が併走しつつ1角に進入し案外ペースが落ちず、向正面でも差し馬勢の早捲りが始まる、新馬戦にしては随分動きのある展開。向正面の時点で、脚色のある先団と早々にバテて下がった集団とで分かれていて、最後も圧勝だった勝ち馬以外は全馬バテた脚色になっている。勝ち馬はもちろん高い評価が必要だが、4角で若干渋滞もあったため、前に行って粘り通した馬はそれなりの評価をしてもいいはず