まとめ

過去ログ361 2015/5/7 19:00

★日曜日 NHKマイル 3
ヤングマンパワー
前日雨で少し時計掛かる馬場。4角直線と内目がやや悪い。最内枠のアンブリカルが前走とほぼ同じペースで逃げ、単騎で2馬身のリードを4角までは保持。2番手以下の集団は3角半ばから接近し、4角出口で一気に横一線となる。内が悪かった状況もあり、最後まで平均的に脚を使えた差し・追い込み馬が上位を独占した。4角で2列目の馬に少し玉突きがあり、直線はヤマカツエースが内にヨレるなど、スムーズに進行しない場面もあったので、ロスを極力抑えて乗れたかどうかが明暗を分けたか。

2日前に雨降って開幕週の時計掛かる馬場。平均ペースで中盤やや緩む展開。最後5頭が横に並ぶ大接戦に。

中盤緩んで上がり勝負。上位4頭接戦。5着以下は上がり負けの形。上位4頭接戦の中では、3着馬が直線外に張り気味。その分2着馬が少々追い辛い印象だが、最後の伸びは良かった。

グランシルク
前日雨で少し時計掛かる馬場。4角直線と内目がやや悪い。最内枠のアンブリカルが前走とほぼ同じペースで逃げ、単騎で2馬身のリードを4角までは保持。2番手以下の集団は3角半ばから接近し、4角出口で一気に横一線となる。内が悪かった状況もあり、最後まで平均的に脚を使えた差し・追い込み馬が上位を独占した。4角で2列目の馬に少し玉突きがあり、直線はヤマカツエースが内にヨレるなど、スムーズに進行しない場面もあったので、ロスを極力抑えて乗れたかどうかが明暗を分けたか。

内ラチ沿いが荒れて外差し有利の馬場。前回大逃げだったキングイマデショウがここでもあまり緩めず平均ペースで逃げ、先行勢が最後までいい上がりでまとめると言う流れ。少頭数なので道中不利がなければ力を出せていい展開だったのに、レッドオルバースは痛恨の出遅れ→追走で掛かる。未勝利勝ちよりもスンナリ立ち回れたグランシルクが凌ぎ合いを制した。前走1着馬同士のワンツー、まだ3歳500万も層は薄くなさそう。

硬い馬場でHペース。上位3頭は時計・内容とも優秀。ジャストフォーユーが速い流れを作ったことで、力不足の馬が皆淘汰されたような内容。休み明けの馬が多かったが、1、3着には使われて順調に来ていた馬。能力的にも上位だった。

時計掛かる差し馬場。案外先行集団が序盤に緩められず3角手前でペースダウン、そこを差し馬勢がすかさず追い上げ集団が密集し、最大8頭分も大外を回る馬が現れたほど。上位好走馬以外は完全に脚が止まっていて、先団は追走で脚を使わされたために差し・追い込みが有利になった形。小回り条件の割りにペースは早めで、1番人気グランシルクは脚を溜めきれず目標にされた格好か。

クラリティスカイ
内側は適度に使い込まれていて、速い時計の出やすい良馬場。クラリティスカイの思わぬ逃げで、キタサンブラックやそれ以下の後続もあまり攻めずほぼ単騎。前半1000m59秒0は結果から前後半イーブンペースの折り返し。位置取りは2桁通過順の後方組に不利、直線ほとんど内目を回った好位勢が残る流れだったのに、4角強引に横切って外に持ち出したドゥラメンテが物凄い脚で差し勝った。かなり力が違うと思わせる内容。1番人気サトノクラウンは位置取り後方、大外ロスがかなり大きい。

雨影響で時計掛かる差し馬場。少頭数でジャストフォーユーの単独逃げだが、良馬場並みのペースで進んで序盤は縦長の隊列。向正面から先に仕掛けたのは後ろの組、4角で馬群が一団となっての追い比べ。しかし脚を溜めてたように見えた先行集団は直線で脚色一杯、最後に伸びたのは後ろの組。今日の馬場ではこの流れでもやや速かったのか?先行勢総崩れで差し馬が上位を独占。勝ったサトノクラウンは坂上でまだ余力があり、ブライトエンブレムの勢いをキチンと退けている。

渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ直線馬群が横に広がっての叩き合い。外から追い込んだ勝ち馬が半ばで先頭に立ち押し切った。

アルビアーノ
雨上がり後で乾きかけ、内有利状況。1コーナーを団子のような隊列で入って、特に争わず押し出されるようなアルビアーノの逃げ。4F目12秒9で息も入ってる。差し馬の側が自分から動かざるを得ない形になって、ディアマイダーリンが向正面捲って進出しても先団に動きなし。十分に脚を溜めつつ二枚腰を発揮したアルビアーノが直線で独走。結構脚を使わされて最後甘くなったディアマイダーリンをめがけて、離れた2着争いが繰り広げられて間に合ったのが道中内目を回っていたアースライズ。人気の2勝馬が1着3着、2着以下の争いは大混戦と言う展開。少なからず枠順の差はあったはず。

内目荒れてるがフラットで標準速めの馬場。遅いというほどの展開でもないがアルビアーノが持ったまま単騎で行き、後半もハロン11秒台で上がりをまとめて完封。時計もまずまず速い。後続が膠着して団子の展開、直線入口で馬群が横に広がる展開だったので、差し馬に脚を使わせて逃げ番手馬が余力を残す絶好の形になっていた。勝ち馬のスピードセンスの高さは十分に目を惹く内容だった。

Cコース。蹄跡が全面的に目立ち踏みこなれて馬場も硬め、若干時計速い+上がりが速い馬場。序盤に特に競りもなく中距離並みのスローペースで進み、途中レオサーパスがジワッと捲って上がったのが道中唯一の動き。事実上後半3F〜直線だけの上がり勝負で、ほぼ前残りの決着。むしろ前に行ってた馬が上がりをまとめていたぐらいで、大半の後続は付いて回っただけ。

★日曜日 NHKマイル 2
ヤマカツエース
前日雨で少し時計掛かる馬場。4角直線と内目がやや悪い。最内枠のアンブリカルが前走とほぼ同じペースで逃げ、単騎で2馬身のリードを4角までは保持。2番手以下の集団は3角半ばから接近し、4角出口で一気に横一線となる。内が悪かった状況もあり、最後まで平均的に脚を使えた差し・追い込み馬が上位を独占した。4角で2列目の馬に少し玉突きがあり、直線はヤマカツエースが内にヨレるなど、スムーズに進行しない場面もあったので、ロスを極力抑えて乗れたかどうかが明暗を分けたか。

雨の影響で上がりの掛かる馬場。稍重でもほとんど乾いており、荒れた内をのめりながらでも運んだ方が有利な状況だった。上位の3頭が最内をぴったり回ってきたのに対し、1人気のフミノは終始外々を回っていたのが堪えて4着に。

2日前に雨降って開幕週の時計掛かる馬場。平均ペースで中盤やや緩む展開。最後5頭が横に並ぶ大接戦に。

コスモナインボール
5走前
適度に荒れて差し有利馬場。少頭数の2歳オープン、道中攻めて動く馬がおらずスローの単騎逃げ。縦に長い隊列なのに途中で楽に息が入り、逃げ馬が速い上がりで粘る形。しかし坂上でレッドルモンドは脚色一杯、2番手のコスモナインボールが凌ぎ切った。後ろの人気勢がお互いにマークしすぎたか、脚を余した格好。さすがに勝ち馬の恵まれは否めない。

7走前
降雨で全面的に渋った馬場。直線内目有利で大外差し不発の状況。距離不安や馬場不安の馬が多かったためか、先頭はすぐにペースダウンしているのに馬群はバラけている。2番手3番手の馬が抜け出して、後続もほとんど同じ上がりしか使えず、隊列そのままの前残り決着。騎手が手探りで進ませすぎて、直線で脚を余した馬が多発。能力もほとんど関係ない、内容の薄いレース。

クールホタルビ
4走前
硬い馬場。先行2頭も中盤緩んで直線勝負。3番手から勝ち馬が抜け出して後続は横一線で届かない。時計平凡決着。

ミュゼスルタン
馬場硬くなり高速化。若干内有利。最初タケデンタイガーと際内枠キタサンブラックが競ったが、コーナーでキタサンブラックが下げてタケデンタイガーの単独逃げ。少し序盤リードしたが、実際はかなり遅いラップで進んでいて、離れた2番手以降はかなり遅い。1000m通過は弥生賞よりも遅い62秒6。2番手のキタサンブラックと外のダノンメジャーが3角で逃げ馬に並びかけた時もそれほど速くはなく、4角で馬群が一気に凝縮。直線2Fでさらに速い脚が必要な展開で、2番手のキタサンブラックが上がりをまとめて押しきった。2着3着が人気2頭。差し馬は展開と隊列のアヤもあった。直線で速い上がりを示していれば、評価は下げなくても良いが。

パンパンの良馬場で上がり性能必須。馬場の真ん中よりも外優勢の差し馬場。序盤は馬群が凝縮して進むがそれでも前半3F35秒2と速く、コーナー通過もそれほどペースが落ちない。逃げた馬も直線半ばまで踏ん張り、全体に終始速いペースで流れたレコードタイム決着。直線で馬群も外に大きく広がるので、かなり差し馬に有利な展開だった。道中3分の2よりも後ろにいた差し追い込み馬同士のワンツー。好位で付いて回って最後しっかり脚を使ったニシノラッシュは評価高め。先行して大バテしていない馬は年内の内に見直し可能。

微妙に小雨もあり、若干渋って道中追走ペースが緩む馬場。新馬戦らしい超スロー展開で、3F目12秒7で4F目は13秒台。馬群は横に広がるブロック状の塊で進む。天候と馬場のこともあって道中積極的に仕掛ける馬はいない。直線は横一線の叩き合いで、完全に上がり性能のみの勝負に。しかし馬場の内が悪いということはなかったので、最短距離を進んだミュゼスルタンに僅かな利があったという決着。離れた4着以下は、ほぼ全馬脚色一緒で、4角を回ったままの隊列どおりに近い。

アヴニールマルシェ
内目荒れてるがフラットで標準速めの馬場。最初はシゲルケンカヤマとコスモナインボールが競り合うが、すぐ譲って単騎逃げに。後続もあまり差を詰めず、プレッシャーを掛けることなく3角手前からペースがかなり落ちる。4角を回りつつペースアップし、全馬直線で速い上がりを記録する流れ。全体に平均やや遅めだが、中盤が少し遅い。スタート後にリアルスティールが外にヨレてアヴニールマルシェを遮り、向正面ではドゥラメンテが折り合えずチグハグする場面あり。流れに乗り損ねても強い競馬をしたのはドゥラメンテだったが、卒なく流れに乗って競馬をしたリアルスティールが坂上でもう一伸び効く余地があった。

緩んで上がり勝負の接戦。切れ味欲しい。直線では2列で並ぶ接戦状態。その中から馬群を割って出てこれたのが1、2着馬。終いのキレという面でも上位と見れる。他は僅かに上がり負けの格好。7着馬はずっと壁のまま捌けなかった。

パンパンの良馬場で上がり性能必須。馬場の真ん中よりも外優勢の差し馬場。序盤は馬群が凝縮して進むがそれでも前半3F35秒2と速く、コーナー通過もそれほどペースが落ちない。逃げた馬も直線半ばまで踏ん張り、全体に終始速いペースで流れたレコードタイム決着。直線で馬群も外に大きく広がるので、かなり差し馬に有利な展開だった。道中3分の2よりも後ろにいた差し追い込み馬同士のワンツー。好位で付いて回って最後しっかり脚を使ったニシノラッシュは評価高め。先行して大バテしていない馬は年内の内に見直し可能。

★日曜日 NHKマイル 1
アルマワイオリ

前日雨で少し時計掛かる馬場。4角直線と内目がやや悪い。最内枠のアンブリカルが前走とほぼ同じペースで逃げ、単騎で2馬身のリードを4角までは保持。2番手以下の集団は3角半ばから接近し、4角出口で一気に横一線となる。内が悪かった状況もあり、最後まで平均的に脚を使えた差し・追い込み馬が上位を独占した。4角で2列目の馬に少し玉突きがあり、直線はヤマカツエースが内にヨレるなど、スムーズに進行しない場面もあったので、ロスを極力抑えて乗れたかどうかが明暗を分けたか。

2日前に雨降って開幕週の時計掛かる馬場。平均ペースで中盤やや緩む展開。最後5頭が横に並ぶ大接戦に。

渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ直線馬群が横に広がっての叩き合い。外から追い込んだ勝ち馬が半ばで先頭に立ち押し切った。


グァンチャーレ
雨影響で時計掛かる差し馬場。少頭数でジャストフォーユーの単独逃げだが、良馬場並みのペースで進んで序盤は縦長の隊列。向正面から先に仕掛けたのは後ろの組、4角で馬群が一団となっての追い比べ。しかし脚を溜めてたように見えた先行集団は直線で脚色一杯、最後に伸びたのは後ろの組。今日の馬場ではこの流れでもやや速かったのか?先行勢総崩れで差し馬が上位を独占。勝ったサトノクラウンは坂上でまだ余力があり、ブライトエンブレムの勢いをキチンと退けている。

硬い馬場。スローで流れて上がり3F勝負。瞬発力勝負になり最後5頭が横に並ぶ接戦。

緩んで上がり勝負の接戦。切れ味欲しい。直線では2列で並ぶ接戦状態。その中から馬群を割って出てこれたのが1、2着馬。終いのキレという面でも上位と見れる。他は僅かに上がり負けの格好。7着馬はずっと壁のまま捌けなかった。

タガノアザガル
雨の影響で上がりの掛かる馬場。稍重でもほとんど乾いており、荒れた内をのめりながらでも運んだ方が有利な状況だった。上位の3頭が最内をぴったり回ってきたのに対し、1人気のフミノは終始外々を回っていたのが堪えて4着に。


平均Pで上がりが少し掛かり差し展開。時計的には目立つものではないが、馬場と風の影響も多少はある。勝ち馬は直線で壁になり、外に持ち出すのにかなりロス。着差以上に強い内容だった。

渋って時計掛かる馬場。平均ペースで流れ直線馬群が横に広がっての叩き合い。外から追い込んだ勝ち馬が半ばで先頭に立ち押し切った。

ニシノラッシュ
平均Pで上がりが少し掛かり差し展開。時計的には目立つものではないが、馬場と風の影響も多少はある。勝ち馬は直線で壁になり、外に持ち出すのにかなりロス。着差以上に強い内容だった。

馬場の内側が荒れて直線の上がりに特化した馬場。アクティブミノルが強引に控えたためセカンドテーブルがかなり楽な逃げになり、4角で隊列凝縮。直線速い上がりの決着となり、逃げたセカンドテーブルが二枚腰で逃げ切った。全くのノーマークの影響、同型が躊躇したこと、ペースも楽だったことなどかなり恵まれた内容ではある。評価高いのは2着馬の方。

適度に荒れて上がり重視の馬場。序盤のペースは若干遅め、僅かながら後半3Fの上がりが速いという水準。それほど厳しくはないペースのはずだが、あまり先行勢は残せてない。重賞帰りの断然人気ニシノラッシュは、意外と突き離せなかった。上位の能力はほぼ拮抗。

マテンロウハピネス
開幕週。平均ペースで緩まない流れ。逃げ馬が直線リードを築くが、最後3頭が並んできたところがゴール。

前日雨で少し時計掛かる馬場。4角直線と内目がやや悪い。最内枠のアンブリカルが前走とほぼ同じペースで逃げ、単騎で2馬身のリードを4角までは保持。2番手以下の集団は3角半ばから接近し、4角出口で一気に横一線となる。内が悪かった状況もあり、最後まで平均的に脚を使えた差し・追い込み馬が上位を独占した。4角で2列目の馬に少し玉突きがあり、直線はヤマカツエースが内にヨレるなど、スムーズに進行しない場面もあったので、ロスを極力抑えて乗れたかどうかが明暗を分けたか。

少頭数決め手勝負。緩い流れで一団になって進み、折り合いに苦労する馬が多数。上位3頭は大接戦になったが、勝ったマテンロウは前を楽に運べた分が大きいが、先行力や折り合いには見所あり。