まとめ

過去ログ375 2015/5/14 18:09

★土曜日 
東京3レース
クラウンシャイン
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。内の方で出遅れ多数。外枠のタマモヴィオーラが好発を決めて先導もすぐ他馬が追いついてくる。3コーナー過ぎでかなりペースを落とし、4角出口では馬群が7頭分外に広がるぐらい他馬が一気に接近。直線に向いてからの速力戦となり、人気のトーセンラムセスが2走前の力を見せて圧勝。ラストの上がり2Fがかなり速く全体が遅い決着となり、まともなダートらしい展開ではなかったので、馬群の内の方で詰まってた馬は見直ししたい。

序盤は14秒台が2度あるほどのスローだったが、向正面でダイワが進出してペースアップ。ロングスパート戦になった。さすがにラスト1Fは13秒台まで掛かったが、後続が伸びて来れないのは上がり性能の差という印象。前で競馬した馬が38秒台の上がりでは後続は追いつけない。それでもさらに後ろではバテている馬も多く、体力差が大きかったレース。

やや湿り気あり脚抜き良い馬場。1Rと同じく向正面で先頭が早くもペースを引き上げてほとんどの馬が追っ付け通し、3コーナーでも馬群が縦に伸びてバラけるロングスパート戦。2番手で併走していたエリオットベイとクラウンシャインが叩き合う所に、2列目内で構えていたメイショウフェイクが差し勝ち完勝。隊列も確かに良かったが走破力で上と言う内容で、最後も余力ある差し切り勝ちだった。

凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。好発を決めたクラウンロベルトは単騎で運べて楽に行けてもおかしくなかったが、途中からヤマニンバリトンとツクバスマイルが接近、なかなかペース下げられず非常に速い展開に。1列目は3頭ともバテて直線差し馬の餌食になってもおかしくないはずのラップだったが、1番人気ツクバスマイルはそこから抜け出して最後まで後続に影を踏ませず完勝。この良馬場で後続を引き離しての好タイム勝ち。他の掲示板の馬は展開次第の水準。

アドマイヤドラゴン
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。内の方で出遅れ多数。外枠のタマモヴィオーラが好発を決めて先導もすぐ他馬が追いついてくる。3コーナー過ぎでかなりペースを落とし、4角出口では馬群が7頭分外に広がるぐらい他馬が一気に接近。直線に向いてからの速力戦となり、人気のトーセンラムセスが2走前の力を見せて圧勝。ラストの上がり2Fがかなり速く全体が遅い決着となり、まともなダートらしい展開ではなかったので、馬群の内の方で詰まってた馬は見直ししたい。

水浮く超高速不良馬場。前走と同じくジャイロスコープは先手を奪う。標準よりは速いペースだが今日の馬場にしてはややゆったり、後続も離れず3角手前ではほとんど一団。しかし差し馬が馬群の外から追い上げようとした場面でもペースダウンせず、最後まで余力を残した格好で引き離して完封した。事実上行った行ったとなっておかしくないレース展開。2着アースライジングは単純に減量騎手で前付けした有利が非常に大きかった。

凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。好発を決めたクラウンロベルトは単騎で運べて楽に行けてもおかしくなかったが、途中からヤマニンバリトンとツクバスマイルが接近、なかなかペース下げられず非常に速い展開に。1列目は3頭ともバテて直線差し馬の餌食になってもおかしくないはずのラップだったが、1番人気ツクバスマイルはそこから抜け出して最後まで後続に影を踏ませず完勝。この良馬場で後続を引き離しての好タイム勝ち。他の掲示板の馬は展開次第の水準。

重で高速馬場、直線外差しが有利な状況。前回関西で速い記録を持ってるフォルサが逃げて、ラップの上下変動がほとんどないペースで逃げるが、脚抜き良い馬場で追走自体は楽なのか後続も楽に追いついて3角から捲り馬も急接近。2番手タンジブルと3番手ロードシャリオが直線で抜け出し、ラスト1Fまで速い上がりで押しきった。中山を複数回使ったメンバーが多かったが、バテる流れではなくスピード持続力がハッキリ必要だったレースで、芝→ダート替わり初戦の馬が一変を見せた。道中もあまり緩みがないのにラスト3Fは全て12秒台のラップでまとめていてなかなか優秀な内容。

ウイズキッド
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。ここまで短距離を使っていた先行馬ウィズキッドが押して先行。途中キングリオがバカついて前に寄って行き、道中ほとんど息を入れられず好位組も接近。道中一切ハロン13秒台ラップがないスピード持続力勝負で、直線で先団脚色一緒になる中、間からスループオブウォーが抜け出し、大外からは唯一ベルウッドケルンが鋭い脚で伸びて来た。中盤も速く上がりも良い内容で、上位2頭は素直に評価しても良さそう。

クワッドアクセル
乾いた馬場でHペースのバテ合い。決着時計も未勝利としては速めで、これに付いて行けない馬が続出。ペース的にも追走だけでバテてしまった馬も多い。逃げて2着に残った馬も最後は一杯一杯。6馬身離された3着以下に見せ場はく低レベル。

乾いて若干時計掛かる馬場。断然人気のヤマチョウタンゴが相手が前と決めたのか序盤から強気に前に競りかけ、向正面でも息を入れさせない。やや早めのペースで確実に前を競り潰して直線先頭に立つが、そこ目掛けて伸びてきたのが初ダートのアンジュリンブレス。直線ヤマチョウタンゴの脚が止まりかけた所に並んで、首の上げ下げで凌いだ。2頭のみが抜け出す格好で、他の差し馬勢は流れについていけずモタモタ。ヤマチョウタンゴは非常に強い競馬をしている。

★土曜日
新潟2レース
ディーエスレイザー
マイネルライヒ
マルイチウラノス

東京1レース
ナナイロボタン
イヌイジェニー
ディスコルディア
プリンセチア
デイトリッパー

東京3レース
クラウンシャイン
アドマイヤドラゴン
ウイズキッド
クワッドアクセル

京都5レース
アルパーシャン
アグネスマクシム
マーブルバトル
マンハッタンキング

京都7レース
ヴェネト
ベステンダンク

日曜日
新潟6レース
ララエクラテール
リッチゴールド
ウインブルーローズ
マイネルヘルック
レッドサバス

★共通 日曜日
東京11レース

ヴィクトリアマイル

主要ステップレース解析

中山牝馬S
1着 バウンスシャッセ
3着 パワースポット
6着 グレイスフラワー
11着 ミナレット
取消 スイートサルサ

当日の馬場差は±0.0秒。
内ラチ沿いが荒れて外差し有利の馬場となり、3F目から先行したミナレット、サクラプレジールが併せ馬の形でペースアップし、中盤が最も速くなる変則的なハイペースを演出した形。
中盤が一番速いラップになり、隊列もかなり縦に伸び、相当に速い。
3コーナー以降の押し上げもしやすいので、後方で脚を溜めてた差し馬に非常に有利な流れとなり、直線で先行勢がバッタリ止まり、差し追い込み馬が上位を独占。
昨年同時期にフラワーCを制していたバウンスシャッセが、1年ぶりの勝利を飾りましたが、近走不振馬ばかり軽ハンデばかりのメンバーでレベルも低く、時計も平凡。
上位好走馬は流れが向いた恩恵があるだけに大きく評価はできません。

中山開催中は一部を除いて差し馬が台頭しやすいコンディションが続いており、このレースにしても展開が味方して大きく外を回ったバウンスシャッセの差し切り勝ちとなりました。

勝ち馬バウンスシャッセの課題は速い上がりを一度も記録していないこと(最速で3F34秒4)と、マイルへの適性。
東京マイルの舞台で上位争いを演じられるかは不安の方が大きく、対ヌーヴォレコルトの戦績も分が悪いだけに強気にはなれません。
その他はレースレベルが高いと言えなかっただけに、割引が必要です。


阪神牝馬S
1着 カフェブリリアント
2着 ベルルミエール
4着 スマートレイアー
6着 レッドリヴェール
8着 ダンスアミーガ(除外対象)
10着 サングレアル(除外対象)
11着 ハナズゴール
13着 メイショウマンボ

週中の雨から回復途上の馬場で行われたが馬場差+1.5秒と時計を要した1戦。
重馬場で平均ペースで流れ、番手追走の2着馬が渋太く、これを捕まえられたのが勝ち馬だけですが、芝1400mにも関わらず前後半3Fはほぼ同じという展開でこの時計なら悪くありません。

好位で立ちまわった2頭のワンツー決着となり、内を通ったウリウリが3着、外を回したスマートレイアーが4着。
馬場の回復途上という事もあり、内を通ったウリウリが3着という事を考えると内側から乾いていった印象があります。

スローペースとはいえ、好枠から好位で競馬ができたカフェブリリアントは、ここで脚質の幅が広がった点は好材料です。
マイルの瞬発力比べにも適性は十分で、この春競馬を席巻する「堀厩舎」という点もプラス。
1番人気で敗れたスマートレイアーは、馬場や展開を考えると昨年並みのパフォーマンスと言えます。
休み明けでもあり大きく悲観する必要はありませんが、昨年も東京での輸送で馬体を減らしてパフォーマンスダウン。
使える脚が長いタイプでもないので、東京適性は高いとは思えません。


福島牝馬S
1着 スイートサルサ
5着 ミナレット
6着 アルマディヴァン
7着 パワースポット(除外対象)
9着 ウエスタンメルシー
13着 グレイスフラワー(除外対象)

馬場差−0.8秒。
Bコース替わりもあって馬場状態も良く、緩まず持久戦となり淀みのない流れで時計もまずまず。
勝ったスイートサルサは鞍乗の仕掛けどころが完璧でしたが、このコンディションなら1分45秒台の結果を求めたかったところ。

スイートサルサは近走からの内容から一転し、道中でポジションを押し上げていく競馬。
先行したリラヴァティの粘り込みや4〜5着の顔ぶれから、差し一辺倒のタイプには厳しいレースとなりました。

スイートサルサ(とVM未登録のケイティバローズ)は昨年11月のユートピアS(1600万下)でワンツー決着となった時の内容が優秀で、ハイペースの恩恵があったとはいえ、東京マイルを1分32秒1(馬場差−0.7秒)で駆け抜けています。
この時計はヴィクトリアマイルで勝ち負けできるのに十分な時計で、愛知杯3着に加え、このレースが取り消し明けだったことを考えるとスイートサルサは本番でも注意が必要です。