まとめ

過去ログ376 2015/5/14 18:19

★土曜日 
京都5レース
アルパーシャン
スローの流れだが、ラスト4Fめからペースアップ。しかし、この流れで残せる先行馬がいなかった、という結果。ペースアップが早かったという面もあるか。追い込み馬が上位3頭入ったが、決め手もあったが、流れが向いた面もある。

重馬場。落ち着いた展開で馬群一団のまま直線勝負。差し馬が上位3頭を占め、最内を突いたのが勝ち馬。

内有利馬場。中盤緩んで4角で馬群が広がって決め手の勝負。馬群から勝ち馬が抜け出し圧勝。2着は3頭接戦。

◎アグネスマクシム
時計の速いパンパンの良馬場。やや内有利。少頭数で前走好走馬も少ないメンバー、テイエムヤゴロドンが先導するペースもかなり遅い。途中でアグネスマクシムが接近するが展開を動かすほどではなく、2頭−2頭の縦列のまま直線に向かう。2番手のサウンドバーニングがアッサリ抜け出すのを捕らえる馬はおらず、速い上がりだが全馬脚色一緒と言う決着。展開の揺さぶりがないまま、前に行けた馬が有利な形になった。

マーブルバトル
内有利馬場でスロー、上がり4F勝負。全体的に決め手の無い馬ばかりで、勝ち馬の末が勝っていただけの直線。スローで行っても残せない程に2着以下の決め手はだらしない。2、4着馬が内を通って脚を使えていた。

◎マンハッタンキング
開幕週。スローで流れて上がり4F勝負。先行3頭の内、2頭が抜け出してマッチレースに。前残りの決着。

硬い馬場で平均ペース。上がりも必要。上位2頭が抜ける決着。緩んでも13秒にまでは達しておらず、割と締まった流れ。直線ではもう後ろは切れてしまった。上位2頭は内容優秀。

硬い馬場。少頭数でペースが上がらずスロー。上がり2Fが11秒ラップで先行2頭がそのまま粘り込む競馬。

★土曜日 
新潟2レース
◎ディーエスレイザー
Hペースバテ合い追い込み決着。後半5F13秒台が続くバテ合い。強気にこの流れを作っていった3着馬だが、さすがに最後は苦しくなった。1、2着馬は展開恵まれた内容。

強風で時計平凡。ペースは遅くても全馬が消耗する状況で、前医行った馬が流れこみの決着。

序盤は14秒台が2度あるほどのスローだったが、向正面でダイワが進出してペースアップ。ロングスパート戦になった。さすがにラスト1Fは13秒台まで掛かったが、後続が伸びて来れないのは上がり性能の差という印象。前で競馬した馬が38秒台の上がりでは後続は追いつけない。それでもさらに後ろではバテている馬も多く、体力差が大きかったレース。

マイネルライヒ
勝ったブルールークが淀みのない流れを作り、好時計で圧勝。付いて行った他の先行馬がバテる形になり、2、3着馬は体力を活かして台頭した形。

表面湿り気あるが乾きかけの馬場。一旦は序盤のコーナーでペース緩んだが、向正面からクラウンリバティが捲って一気にレースが動く。ほぼミスエリカとの一騎打ちとなり他馬が脱落、ラスト1F13秒9の凌ぎ合いに。揺さぶられて対応し切れなかった先行馬がバテて、3着争いはズブい追い込み馬が足りた流れ。走破タイムはそれほど速くなく、詰めの甘い馬同士で工夫があったレース展開。

△マルイチウラノス
Hペースバテ合い追い込み決着。後半5F13秒台が続くバテ合い。強気にこの流れを作っていった3着馬だが、さすがに最後は苦しくなった。1、2着馬は展開恵まれた内容。

★土曜日 
東京1レース
◎ナナイロボタン
パサパサに乾いた良馬場で時計標準。牝馬限定未勝利戦で前半4F50秒切るペースで行くのは暴走に近い水準だが、カナラズカナラズ筆頭に前の3頭が飛び出した形。徐々に後続も3角手前から追い付き始め、4角では捲り差ししてきた馬含め5頭雁行。しかし2番手のモアアピールが先に抜け出し、ナナイロボタン以下追撃を凌ぎ切った格好。本来は差し馬に向いたはずのバテバテ展開。勝ち馬の評価は高まる。

乾きかけだが脚抜き良い状態を維持し、まだ速い馬場。前有利状況。好発決めたジャイロスコープが先導で、この馬を中心に馬群が固まる。戸崎圭太騎手も序盤は急がず慎重な先導。途中捲ってきた馬が来てから3角でスパートを始め、徐々に他馬が脱落し直線はピアシングステアとの一騎打ち。首の上げ下げの叩き合いとなって、最後はピアシングステアが競り勝った。結果的には前有利馬場で行った行ったの決着。このペースなのに道中でバテた馬も多く、完成度に疑問符が付く馬が多かった。最後までいい上がりでまとめた決着だったので、直線いい上がりを見せた馬は評価を下げずとも良い。

イヌイジェニー
パサパサに乾いた馬場で時計標準。行きっぷり良かったアスカアンジュが先導して好位組みも離れず追走するが、序盤のペースが案外速く前半3Fが36秒を切る。コーナーで一息ついて後続が迫るものの、どの馬も追っ付けていて脚を使わされている様子。直線もう一伸びしたのが初ダートのクリッパールートだけ。走破タイムも2着以下は1分40秒を超えており、真っ当なスピードを持っていたのが初ダート組の馬だけだった、ということ。牝馬限定戦は東京コースでしっかり決め手を使える馬が少なくなっている。

前日+当日雨で表面が湿ったダート。最初に逃げたカナラズカナラズが全く緩めずハイペースで逃げ、その1秒後ろから3番手集団が追走。全馬追い通し。後続が前の2頭に追いついたのは直線入口の後でそこからグッと伸びて来れたのがオトメチャンのみ。ユアザイオンはほぼ直線で脚が上がりながらも揉まれず流れに乗って2着を確保。パルパルパピヨンは展開的にはかなり不利だった

やや湿り気あり脚抜き良い馬場。有力馬が先団に固まり、逃げたウエバフラッシュが早くから飛ばす流れで4角でも縦に長い隊列のまま。後方から捲って押し上げる馬も早くに限界が来てバテてしまうほどで、ほぼ全馬が上がり3F40秒台水準。能力の足りないメンバーが集まったものの、そこで非常に厳しいスタミナ争いが繰り広げられたという内容。勝ったマイティーハニーはフットワークもガサツであまり褒められる走りではないが、このメンバーでは走破力で上回っていた。

凍結防止剤入りで乾いて時計掛かる馬場。先行勢が案外競ってペースは3角過ぎまで速め、その後バテ加減だがウエバフラッシュとカスミチャンが先頭で叩き合い。それに道中遅れていたタマモボレロが最後に追い付き差し届いたという展開。追走で苦労しほとんど全馬追い通しの格好で坂上は脚が上がった馬同士。ハイペースのバテ合いで時計も遅い。追い込んで上位に食い込んだ馬も少々恵まれた面はある。

○ディスコルディア
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。案外パルパルパピヨンの先導ペースが速く、つかず離れず追走してた後続も脚を使わされてるようで、逃げ馬の独走に直線で付いていけない。全馬上がり38秒台で一杯になっていて、2番手のメニーサンクスが隊列まま残ってしまった。後方から迫る馬なし、道中一切ロスなく回れたかどうかが重要になっていた。評価できるのは勝ち馬のみ。

表面だけ湿り気あり脚抜き良い良馬場、やや前残り傾向。隊列が決まってからはずっと動きもなく馬群が凝縮するのみ、3角下りから先団がいっせいにスパートを始めて後続が千切れ出す流れ。前の組で我慢効いた馬がそのまま直線でも伸びていて、追い込み馬に出番が回る展開ではなかった。時計は標準並み。後ろが走破力不足だったということ。

○デイトリッパー
乾いたダートで時計標準。前・内有利馬場。案外パルパルパピヨンの先導ペースが速く、つかず離れず追走してた後続も脚を使わされてるようで、逃げ馬の独走に直線で付いていけない。全馬上がり38秒台で一杯になっていて、2番手のメニーサンクスが隊列まま残ってしまった。後方から迫る馬なし、道中一切ロスなく回れたかどうかが重要になっていた。評価できるのは勝ち馬のみ。

乾いて若干時計掛かる馬場。多少のせめぎ合いがあって外枠のカンデラが1コーナーで先手を奪い、外枠各馬が先団を固める展開。向正面でペースが落ち着きかけた時に外からジワッとヴィルフランシュが押し上げてペースを緩めなかったが、先団が制して後半は逃げたカンデラだけが独走。直線2着争いすらも馬群が散り散りになり、内を回っていた差し馬が最後に2着争いに間に合った。比較的プレッシャーも掛かっていた厳しい方の流れで、それを制しつつ押しきった逃げ馬が強かった。